10.天変地異の前ぶれ(?)のような大駄作『バットマン&ロビン』でバットマンFanを卒業してから8年・・・最高の形で帰ってくれた『バットマン』はとにかく凄いね。キャストも豪華~!クリスチャン・ベール(若干ハードゲイ臭アリ)、マイケル・ケイン(洋風中尾彬)モーガン・フリーマン(映画出すぎ)の3人はかなり濃い!これじゃあ、お湯が少なくてクド過ぎるチキンラーメンと同じだよ、父さん!(←分かんねーー例え)そして挙句の果てにヒロインはトムさんが愛して止まないケイティ・ホームズ!!いやはや脱帽だな、こりゃ。ただバットモービルはダサすぎないかい?全然BATじゃない、BADだよ!!(←えへへ、上手く言ってやったぜ) 【著者の精神状態を考慮して中略】とにかくバットマンは最高にグレートです。ゴッサムシティの平和を守る英雄です。あ、、、でも俺は助けられるならミニスカポリスの方がいいな(笑)。お金払ってもいいから(笑) 【ピルグリム】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-05 22:53:49) (笑:2票) |
9.誕生秘話だけでここまで重厚なドラマに仕上げますか。 単なるスーパーヒーローではなくて、生身の男の葛藤が上手く描かれていると思う。 無敵のスーパーヒーローもいいけど、こういったタイプのヒーローもありですね。 まあ、主人公なので死なないのはわかってるけど、大ダメージを受けると大丈夫だろうか?とハラハラドキドキします。 少しコミカルな演出もあったり、ラブロマンスもあったり、ど派手なアクションがあったりと盛り沢山な内容だけど、トータルのバランスとしてはシリアスな落ち着きのある雰囲気で纏められていますね。 次作への期待感が高まるラストもいい感じです。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 8点(2012-09-01 19:11:33) (良:1票) |
8.ティム・バートンの「バットマン」シリーズはどうも私には馴染めなかった。まあそもそもバートンの演出自体が好みではないので無理もない話なのだが、それをきっかけに「バットマン」シリーズ自体から私自身遠ざかっていた。しかし巷での評判がすこぶる高い「ダークナイト」を鑑賞するために半ば“仕方なく”この「ビギンズ」を鑑賞した。前半の展開はやたら暗くウジウジしたダークな印象でつまらなかった。何でも良いから早くバットマン出せよな、ともさえ思ってしまった。だが不思議なことに見続けるうちに自然とそのダークな世界観にハマっていく自分がいた。CGとセットを駆使して完璧な雰囲気で作られたゴッサム・シティには、架空の街なのにも関わらずリアリティを感じ、アメコミ独特のキャラクター陣に魅了されていく。バットマンがカッコ良いのだ。ウルトラマンや仮面ライダーのような万能性はないけれど、画面に映っているバットマンは間違いなくヒーローだった。 【ドラりん】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-01-09 02:26:55) (良:1票) |
7.東洋の神秘の元、修行したからバットマンは非人間的に強いなどと、西洋人の定型的イメージが鼻につくところも多々ありますが、そんなところは薄目を開けて見とけばよいのです。この映画の真骨頂は、死ぬほど金もってる変人が蕩尽しまくる姿を見て楽しむことです。しかし、ゴッサムシティって独立国家なんですかね?
【チビすけ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-08-17 12:11:38) (笑:1票) |
6.物凄く面白かったです。スケールも大きいしキャストも豪華すぎるし、ストーリーもぐいぐい引き込まれてあっという間の140分でした。渡辺謙さんの扱いについてですが、使い捨てとかいうのではなく、存在感のあるあの位置のキャストに「ラストサムライ」で演技力を見せつけた彼をキャスティングした製作者側の気持も分かるので良かったと思います。いつも「今回はいい役やってくれよー」と思うゲイリー・オールドマンだけでじゃなく、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマンもステキだったし、以前のバットマンと比べるとかじゃなく、この作品だけを考えたらかなり完成度の高いプロローグだったと思います。財閥の息子だからスーツや屋敷も会社の人事もあっという間に自分の思い通りにしてしまうのは元々そういう設定の物語なので、嫌な気分にはなりませんでしたね。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-14 23:40:20) (良:1票) |
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5.渡辺謙が悪役(それもボス)を演じると散々芸能で騒いでいたし、他に目立った有名俳優が怪人をやるという噂も無かったので、此までのシリーズの流れからして主役に次ぐ重要な役を日本人が演じるのだと喜んだ観客は多いと思う。それがあの短さ・使い捨てである、所詮日本人など刺身の褄か紅ショウガぐらいにしか考えていない事が分かったし、そうなると日本の市場を見据えた戦略だったのかと勘ぐってしまう。存在感の無い白人よりは渡辺謙をラスボスに使った方がよっぽど良かったと思うが。そして渡辺謙のシーンがまた問題である、「ラストサムライ」に続いての忍者・・・。ヒマラヤに忍者という所からしてどうしようも無いが、いい加減あの西洋的な剣裁きはどうにかならないのか。忍者と言えば「影の軍団」の千葉真一だろう、千葉ちゃんに1から教えて貰えと何度思った事か。日本人の立場上どうしても文句が先に出たが、それ以外についてはこれまでと違う路線で、最高の出来であった。140分も使っただけの事はあり、実に丁寧に描かれている。クリスチャン・ベールのアクションも実に様になっており、役作りをしっかりやっていたのが伺える。個人的にはゲイリー・オールドマンが脇をしっかり固めていた事が一番嬉しかった。それから何と言ってもバットモービル、殆ど戦車で最初は違和感がしたが最強間違い無いだろう。渡辺謙は残念だったが、「バットマン」としては”つまらない”というイメージを払拭させるに十分な作品であった。 【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-15 00:20:42) (良:1票) |
4.T・バートンにより創造された「バットマン」は、強烈な個性で鳴らす彼の世界観に見事なほどマッチしたものであり、ゴシック調のスタイリッシュなダークサイドを描いていながら、劇画的で遊び心が満載といったどこか安っぽいムードが、むしろ作品そのものの魅力だったと言える。しかし、本数を重ねるたびに劇画タッチが漫画チックに変貌していき、また飽きられてきたのもシリーズものの宿命である。行き詰まりを感じての軌道修正でもなかろうが、気分一新で臨んだのが今回の「新生バットマン」。それにしても、“誕生秘話”は今やハリウッドの流行りなのだろうか。同じ題材でありながら少しでも目先の変わったものを供給するという事に腐心しているように思えてならない。映画産業も安閑とはしていられないのだろう。しかし本作は、ストーリー、アクション、豪華なキャスティング等々、どれをとっても気合は十分感じとれる作品となっている。人間ドラマにかなりの比重を置かれて描かれているのが特徴であり、苦悩するヒーローといった構図などは、かなり「スパイダーマン」を意識しているように思う。しかし娯楽作品としては、やけに重々しくて理屈っぽくなり過ぎたきらいがあるのは否めず、また手強いはずの悪役そのものにさほど魅力がないのも残念だとしか言いようがない。余裕綽々の演技で脇を固めるベテランたちに混じって、C・ベールの演技はやはりどこか硬い印象を受けるのも宜なる哉。しかしながら、キレのあるアクションやスピード感はやはり本格派と言えるものであり、オリジナルとはまた違った趣向で魅力たっぷりに描かれている事や、リアリティ溢れるメカやセット・デザインなどから感じさせる本作に対する製作側の真摯な姿勢と意気込みは大いに買いたい。 【ドラえもん】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-08-03 18:34:50) (良:1票) |
3.テーマは恐怖と正義。恐怖を克服しさらに自分が恐怖となり正義になるというヒーロー映画の中ではある種変わった部類の作品でこの部分はかなりおもしろかったですね。役者の方々も素晴らしい演技で特におじさん連中は若手には無い魅力がありおじさんファンならたまらない作品でしょう。ただアクションはもっと魅せてほしかったかなぁ~ていうのが本心ですなぁ。物足りない訳でもないがもっと派手に楽しませれる題材だったと思いました。 【みどりいろ】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-09 23:32:04) (良:1票) |
2.正直わたしはバットマンシリーズがあまり好きではない、いや好きではなかった。シリーズのファンの方には申し訳ないが、わたしには何か受け付けないものがあった。なら、なぜ今回ワザワザ初日に劇場まで見に行ったか。それは渡辺謙を見てみたいというミーハーな気持ちと、今までのシリーズとは違う作りと聞いていたからだ。実際、噂どおり、渡辺謙の出演時間はとても短く、重要な役柄とも言い難い。良く言えば、とても自然にハリウッド作品に出演していたとでも言えるかな。しかし、この作品は、そんなことを差し引いても十分楽しめる、シリーズ中最も面白くカッコイイ作品と言い切ってしまおう(個人的に)。とにかくクリスチャン・ベイルが演じるブルース・ウェインがなぜバットマンになったのか?その過程と苦悩が実に良く描かれていて、そしてリアルでなおかつ面白い。 脇を固めるマイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、 ゲイリー・オールドマンのベテラン陣も絶妙なキャスティングで無駄はまったくありません。出演時間の短い渡辺謙にしてもなかなかの殺陣も見られるしインパクトはそれなりにあるのではないでしょうか。そして、この作品でわたしがもっとも気に入ったのはラストでして、多くの人がこのラストを見て「バットマン」(1989)をもう一度見たくなったのではないでしょうか。えっ、わたしだけ? 【カズゥー柔術】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-06-20 11:52:17) (良:1票) |
1.“バットマン”がその他のアメコミヒーローに対し明らかに異質であることが一つある。そうそれは、バットマンは“超人”ではないということだ。極限まで鍛錬はしているのだろうが、ヒーローとしての活躍はありとあらゆるアイテムによるところが大きい。そうなってくると益々重要になってくるのが、彼が超が付くほどの大富豪であるということである。そのキャラクター性のおかげで明らかに高級そうな様々なアイテムに不自由しないのもうなずけるというものだ。ではなぜ、そんな大富豪が夜な夜な闇に紛れ、己の身を呈してまでヒーローに徹する必要があるのか?しかもご丁寧にコウモリのコスプレまでして…。 と、つらつらと考えていくと、いくらダークヒーローだと言っても、これほどまでにその“出生”と“理由”自体が闇に紛れてきたヒーローはいない。近年のヒーロー映画ブームの流れの中で製作された作品であることは間違いないが、この“誕生秘話物語”はまさに描かれるべきして生み出されたと思う。 これまでのシリーズ作品とは一線を画し、ひたすらにダークに、ひたすらにブルース・ウェインの精神の底へ底へと掘り進んでいく映画世界、ストーリーが素晴らしい。その反面、バットマンという稀代のヒーローが持つ類まれな“高揚感”もしっかりと表現され、ストーリーの深さ同様、奥深い娯楽性を携えたヒーロー映画が完成した。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-06-19 02:07:34) (良:1票) |