SAYURI(2005)の投票された口コミです。

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SAYURI(2005)

[サユリ]
Memoirs of a Geisha
2005年上映時間:146分
平均点:6.60 / 10(Review 95人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-12-10)
ドラマ伝記ものロマンス小説の映画化
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タイトル情報更新(2025-04-12)【イニシャルK】さん
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監督ロブ・マーシャル
助監督ジョン・デルーカ〔振付〕(第二班監督)
演出ダグ・コールマン(スタント・コーディネーター)
アレン・ロビンソン(スタント・コーディネーター)
キャストチャン・ツィイー(女優)さゆり
渡辺謙(男優)会長
役所広司(男優)
ミシェル・ヨー(女優)豆葉
桃井かおり(女優)おかあさん
工藤夕貴(女優)おカボ
コン・リー(女優)初桃
ケネス・ツァン(男優)鳥取少将
ツァイ・チン(女優)おばちゃん
マコ(男優)サカモト
ケイリー=ヒロユキ・タガワ(男優)男爵
大後寿々花(女優)少女時代のさゆり
ユージニア・ユアン(女優)こりん
カール・ユーン(男優)コウイチ
テッド・レヴィン(男優)デリックス大佐
渡辺謙会長(日本語吹き替え版)
湯屋敦子初桃(日本語吹き替え版)
唐沢潤豆葉(日本語吹き替え版)
役所広司延(日本語吹き替え版)
桃井かおりおかあさん(日本語吹き替え版)
工藤夕貴おカボ(日本語吹き替え版)
脚本ロビン・スウィコード
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
編曲コンラッド・ポープ
撮影ディオン・ビーブ
製作ダグラス・ウィック
ルーシー・フィッシャー
スティーヴン・スピルバーグ
ジョン・デルーカ〔振付〕(共同製作)
ドリームワークス
コロムビア・ピクチャーズ
製作総指揮ゲイリー・バーバー
ロジャー・バーンバウム
配給松竹
ブエナビスタ
特撮カフェFX社(視覚効果)
美術ジョン・マイヤー(プロダクションデザイン)
グレッチェン・ラウ(セット装飾)
ガーソン・ユー(タイトル・デザイン)
振付ジョン・デルーカ〔振付〕
衣装コリーン・アトウッド
編集ピエトロ・スカリア
録音ケヴィン・オコンネル[録音]
ゲイリー・A・ヘッカー
ワイリー・ステイトマン
グレッグ・P・ラッセル
字幕翻訳戸田奈津子
スタントエリザ・コールマン
西脇美智子
その他奈良橋陽子(キャスティング)
あらすじ
下女として芸者館に売られた9歳の女の子の千代(大後寿々花)は、芸者の初桃(コン・リー)の苛めに遭いながらも、会長さん(渡辺謙)と出会ったことをきっかけに芸者の道に進む決意をする。そして15歳になった千代(チャン・ツイィー)は、一流芸者の豆葉(ミシェル・ヨー)に見込まれ「さゆり」と名乗ってその類稀なる才能を開花していく。想像を絶する映像美を背景に、いま女たちの戦いがはじまる!
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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3.《ネタバレ》 この映画を見る前、タイトルは「Memories of a Geisha」かと思って、会長か延さんに一人の芸者についての「記憶」でも語ってもらうのかと思っていたら、「Memoirs(回顧録)」となっていて、タイトルから考えていたストーリーとはだいぶ違う展開だったので、ちょっと出鼻を挫かれた想いがした。
人間ドラマ、ラブストーリーという観点からみると多少モノ足りないかなという気がするが、とてもハリウッドの監督が作ったとは思えない素晴らしい美意識の高さ、日本の古き美に対する憧憬が感じられる素晴らしく美しい映画に仕上っている。
日本人監督が作るのとは違う日本の美しさを感じさせる映画となっているので、この試みは成功だったのではないか。
この時代や芸者については、自分はそれほど知識がないためか、時代考証については全く
違和感はなかったと思う(違和感があるとすれば字幕の問題か)。
しかしながら、人間ドラマ、ラブストーリーはモノ足りないと感じたが、これこそまさに「日本人らしさ」が描かれたためではないかと思う。
延さんは、自分が好きな女がいても、その感情を自分の奥底に押し留め、最後の最後まで表には出さない。どんなに金があっても、自分の好きな女を金で買うことなんてしない。権威も利用しない、金を失って一人の裸の男になったときになってようやく、自分の気持ちをさらけ出すことができる。まさに「侍」的な気質が描かれていた。
また、会長についても同じく、自分の気持ちを押し留め、恩を受けた相手(延さん)に対する気持ちを察して、恩を受けた相手を裏切ることはできずに、逆に譲り渡そうとする日本人的、侍的な精神がしっかりと描かれていたような気がする。
そのため、自己主張しない男同士によってラブストーリーは影を潜めて、人間ドラマとしての女同士の争い、一人の女が自分の気持ちを叶えられずに、他の芸者同様、女としてではなく芸者として生きる決意を固める(ハンカチを海に投げ入れる)までが中心になったような気がするが、男同士の影のやり取りが見て取れるのも見逃せないところだと思う。
ラストの締め括りは、個人的には賛否あり微妙だなとは思うが、あれで良いのかどうかは今のところ結論は出せずにいる。
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 8点(2005-12-11 16:59:46)(良:2票)
2.この映画のつくる世界観にどっぷり浸れた。とりわけチャンツィイーに和のテイストを加えた姿は本当にきれいで心を射抜かれた。日本の伝統的な着物やしぐさなどに心を奪われたということは私も日本人であったということか。外国の人が見てどれだけ心を動かされるのかはわからないけど、この映画がアメリカ人によって描かれたことを考えると、和の美しさは世界に通用するのだろう。しかし、せっかくアメリカ人のつくった日本の美に魅了されていたのにアメリカ軍の登場により、うちくだかれてしまったのは残念。そこから少し冷めてしまった。それと、主要人物は3人の芸者だと思うが、日本人役なのに、それを日本人が演じていないことも重ねて残念。主役を張れるような世界に通じる日本人女優が出てきて欲しい。ま、とにかく、見所はたくさんあるけれど、一番はやはり芸者役を演じるアジア女優達のふるまいの美しさでしょう。和風の上質な色気にうっとりすること請け合い。
日向夏さん [映画館(字幕)] 8点(2006-01-05 11:18:14)(良:1票)
1.《ネタバレ》 映画2~3本は撮れるんじゃないか?というくらいの日中豪華キャスト夢の共演で魅せる異種ファンタジー映画です。日本人の目から見れば違和感を感じるのは当然です。他国の人が作った作品ですからそれは仕方ないこと。むしろ、日本の芸能に対する真摯な態度と憧憬の念が伝わってきます。映像は美しく、粘りのある色彩が舞台となる花街を見事に表現しています。    女版「仁義なき戦い」ともいえるドラマ部分は見応えがありますが、最大の見ものはやはり役者の演技合戦でしょう。主役級の役者たちが織り成すその芝居は火花が散っていて圧巻です。憎まれ役のコン・リーはラーメンのCMで「ハオチー!」と言っていたイメージがすっ飛ぶくらいの強烈なインパクトで売れっ子芸者を演じ、SAYURIをイビります。ミシェル・ヨーは日本人らしさをうまく表現した立ち居振る舞いと憂いのある目が素晴らしい。桃井姐さんはSK2化粧品で手入れしている自慢の肌をまったく見せない置屋のゴウツク女将を熱演。とにかく女性のドロドロ因縁バトルを名優たちが迫真の演技でぶつけてきてくれます。そのなかで埋もれないチャン・ツィイーはさすがアジアン・ビューティーだけありますね。工藤夕貴も得意の英語を駆使しながら180度キャラが変わる難しい役を見事に演じています。主役が日本人ではないのは残念ですが、外国人女優たちがとても勉強して日本人を演じたのが伝わってきて嬉しかったですね。監督も仮想世界ではあるけど、見事に日本っぽさを感じる幻想的な映像を作り上げたと思います。「日本はすべてが儀式だ」の台詞がそれを物語っています。豆葉は男爵から頂いた着物、SAYURIは会長のハンカチと、秘めた女心の表現も好きです。   あと、男優たちが「自己主張しない日本人」像を表現していたのも興味深かったです。作曲のジョン・ウィリアムズは改めて凄いんだと敬服しましたね~。想像以上に気に入りました。メガヒットする作品ではないと思いますが、多くの人に見てもらいたいなって思います。あの演技合戦は1,800円でもお釣りがきますよ。舞の海もしっかり演技してました(笑)。拍手!
トトさん [映画館(字幕)] 8点(2005-12-30 23:01:58)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 95人
平均点数 6.60点
000.00%
100.00%
200.00%
322.11%
444.21%
51414.74%
62526.32%
72425.26%
81818.95%
977.37%
1011.05%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.30点 Review13人
2 ストーリー評価 6.31点 Review16人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review16人
4 音楽評価 6.53点 Review15人
5 感泣評価 6.21点 Review14人

【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
撮影賞ディオン・ビーブ受賞 
作曲賞(ドラマ)ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 
音響効果賞ワイリー・ステイトマン候補(ノミネート) 
音響賞グレッグ・P・ラッセル候補(ノミネート) 
音響賞ケヴィン・オコンネル[録音]候補(ノミネート) 
美術賞グレッチェン・ラウ受賞 
美術賞ジョン・マイヤー受賞 
衣装デザイン賞コリーン・アトウッド受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2005年 63回
主演女優賞(ドラマ部門)チャン・ツィイー候補(ノミネート) 
作曲賞ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]受賞 

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