バッド・エデュケーション(2004)の投票された口コミです。

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バッド・エデュケーション(2004)

[バッドエデュケーション]
LA MALA EDUCACION / BAD EDUCATION
2004年スペイン上映時間:105分
平均点:5.48 / 10(Review 27人) (点数分布表示)
ドラマ犯罪もの同性愛もの
新規登録(2004-11-13)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2025-02-24)【イニシャルK】さん
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監督ペドロ・アルモドバル
キャストガエル・ガルシア・ベルナル(男優)
フェレ・マルティネス(男優)
ハビエル・カマラ(男優)
レオノール・ワトリング(女優)
三木眞一郎(日本語吹き替え版)
咲野俊介(日本語吹き替え版)
諸角憲一(日本語吹き替え版)
佐々木勝彦(日本語吹き替え版)
松本保典(日本語吹き替え版)
石塚理恵(日本語吹き替え版)
脚本ペドロ・アルモドバル
撮影ホセ・ルイス・アルカイネ
製作ペドロ・アルモドバル
配給ギャガ・コミュニケーションズ
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1.《ネタバレ》 ガエル君のオカマ姿は「プルートで朝食を」のキリアン・マーフィよりはるかに良かった。
見てくれがエグいかどうかだけでなく、しぐさやふるまいが全くもってフツーの女に近かったのだ。
キリアン・マーフィを見ている時は、「必死になって女になろうとしている」結果「濃すぎてしまった」感じが痛かったけれど、ガエル君の場合は「ヤな女だなーコイツ」という感想を抱いてしまったのだ。その点、ニール・ジョーダンよりアルモドバルのほうが「女とは何か」がわかっているということなのでしょう。
いつもと同じようなアルモドバル要素に満ちた作品なのだが、ラストのあっけなさといい、何かパンチに欠ける気がする。
あえてテーマのことを推測するなら、「理想と現実」だったのではないかなあ。
劇中劇「訪問者」は、イグナシオが自ら書いたものであるから、その内容はイグナシオの「理想」と見ていいだろう。きれいなオカマに変身した自分が偶然初恋の相手に出会い、彼に金銭援助をするために変態神父に復讐して見事成し遂げる、というのがそれだ。
ところが脚本を読んだエンリケは「この話はハッピーエンドではダメ」と、サハラが返り討ちにあって殺されるラストに書き換える。これは「理想」を「現実」側に引き寄せた結果だと思う。
また、急にあらわれたイグナシオ(と偽るフアン)に、修道院時代の美少年のその後の理想形を見ながら、「やっぱりイグナシオではない」と見破るのもエンリケだ。エンリケは常に「理想」を退けて「現実」を認識する立場にある。
理想と現実というテーマはほかにもいろいろ出てきて、例えばフアンは美少年イグナシオの成長後の理想形だが、現実のイグナシオは胸を整形した汚いオカマのうえ薬物中毒。
フアンは本当は「アンヘル」になって、女性を愛し、役者として売れたいのだが、現実には「フアン」としてゲイの男に体を提供して利益を追求するしか方法がない。
しかしフアンは「現実」を排して「理想」を実現しようとする人間なので、「醜い現実」たる兄を葬り、ゲイと寝る「フアン」も葬って「アンヘル」として役者になり女性と結婚する。
この作品内では、一貫して神が軽んじられていて、本当に神様がいない。いないので、バチが当たる人もいれば、のんしゃらんとして生き延びる人もいる。その結果は「So,so」とでもいうのが相応しいので、それほど深い感慨を呼ばないのだ。
パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-07-14 15:03:32)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 5.48点
000.00%
100.00%
200.00%
313.70%
4311.11%
51140.74%
6725.93%
7414.81%
813.70%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review3人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 2.00点 Review1人

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