4.ネタバレ 途中で犯人の予想が付いた人には気にならなかったかもしれませんが、犯人迷彩のためとはいえ、モンタージュの使い方にルール違反が多すぎです。2階の窓から犯人が娘が洞窟に遊びに行くところを見ているシーン、続いて洞窟を見て驚く娘のシーン。種明かしの回想シーンで実はこの時に娘は犯人が洞窟から出てくるのを見ていたということになっているが、2階にいた犯人は娘に気づかれないように猛ダッシュ洞窟に先回りして一仕事したってことですか?そんな馬鹿な。通常、シーンとシーンの繋がりで服装、周囲の状況の変化がないなら、時間が連続していると考えるのがルールですが、お湯の沸騰で時間経過を表しておきましたみたいな、あらかじめ二重人格物の犯人とわかってみていないと、殆ど気がつかない伏線をばら撒いてあるだけで、視聴者はうまくだまされたとスカッとするより、ズルイ!!インチキと思い腹が立つだけでしょう。録画して二度も、しかも所々スロー、まき戻しで見て、よけい腹がたちました。そういう意味では、映画の体をなしていません。1回でさえ、見る価値のない映画です。人にはお勧めしません。 【ダルコダヒルコ】さん [地上波(字幕)] 3点(2009-03-23 18:51:02) (良:1票) |
3.後味もよろしくないし、オチにたどり着いてもハイハイやっぱりそうですかしかない。なんか無理矢理サスペンスとかサイコを作ろうとした感が強い。もうちょっと練りこんでくれないと。せっかくの熱演好演のデニーロダコタが無駄使いになってしまった。チャーリーと言うとどうしてもチャーリー浜さんを連想してしまい、チャーリーチャーリーチャーリーと連呼されるとすこしクスッとなったし、「僕、チャーリー」のきめ台詞が頭の中で何度も鳴り響いた。 【タッチッチ】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-09-08 18:01:29) (笑:1票) |
《改行表示》 2.ネタバレ サイコサスペンスとして、あまりにもありがちな展開とオチにガッカリ。良く言えばオーソドックスだが、この手のジャンルにおいて現代の目の肥えた観客を満足させるには、これではさすがに工夫が無さ過ぎる。 他の方も書いているように、主役の親子ふたりに焦点を絞り過ぎているため、サスペンスを盛り上げるべき「犯人候補」が他にいないのが致命的。出番の少ない精神科医の女性や保安官では、親子との関係性や人物描写が希薄なので犯人である必然性が薄い。隣家の住人と不動産屋は怪し過ぎるし、同じく親子との関係性が描けていない。キャラ的にも犯人としての魅力に欠けている。かと言って、「洞窟に巣食う怨霊に取り付かれていました」では、ただのオカルト。とすれば、消去法+お約束として「一番怪しくないメイン登場人物が犯人」という黄金パターンに見事に合致するのはひとりしかいないわけで、実際、そのままのオチに拍子抜けしてしまうほど。 そのくせ、結局は少女も多重人格を発症しているような描写もあるため、そのおかげで意図的に誤魔化されている部分もあり(最初のバスルームの落書きとか、まったく「チャーリー」を怖がっていない描写とか)、そういう「誤魔化しのため」のヘタな演出のせいで、余計にオチの陳腐さが際立ってしまっている。いつも同じ時刻で目覚めるシーンとか、夢のシーンとか、あまりにも伏線が素直すぎるのも問題。 確かに後になるほど、この手のジャンルはアイデア的に作るのが難しくなるが、だからと言って、既存作品をリサイクルしているだけのお手軽な作り方をしてもいいと言うものではないだろう。 【FSS】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-05-26 02:08:15) (良:1票) |
1.ネタバレ 私はオチが読めない単細胞生物ですが、これはオチが読めてしまった。自分にびっくり。誉めてあげたい。チャーリーが幽霊でない限り登場人物の誰かなはずで、途中クローゼットからダコタの部屋を覗いてるアングルがあるが、もう明らかに実在の人物だと示唆してる。しかしあまりにも父と子が話の主軸にあり脇役たちが薄いために、他に怪しい人物がいないのが致命的。唯一怪しそうだった隣家の男も、あまりにも“怪しい”感が漂いすぎてて、“最も怪しそうな人物は真犯人ではない”というサスペンスの絶対法則に照らし合わせると、この男は外されるわけだから、そうなると、ほら、もう一人しかいないじゃない。『シックス・センス』以降、『アザーズ』『“アイデンティティー”』あたりはそれなりに面白かったけど、『シークレット・ウィンドウ』で「もういいよ」、今回これ観て「またかよ」。がっかりでござい。 【pb】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-05-24 13:02:08) (良:1票) |