《改行表示》 74.行って帰ってくるだけの映画。しかもなかなか偽善的。 この映画の価値は「本物のB17が出てる」事にあります。しかも3機。 撮影に使われたのは最多生産のB17Gですが、実際のメンフィスベルがB17Fだったので、わざわざアゴ下銃座を外してB17F風にしたんだとか。 実話ベースとはいえ内容的にはほとんど創作なのでそのこだわりは不要で、別にB17Gのままでもよかったじゃん…と個人的には思うんですが… 「本物のタイガーが出てる」でマニア大喜びのフューリーあたりとくらべれば底の浅い偽善映画で出来は圧倒的に見劣りしますが、でも本物のB17が飛んでるから許します。 【あばれて万歳】さん [地上波(吹替)] 6点(2021-10-19 15:42:30) |
73.脇役・端役が無駄に豪華ですね・・・。もう、最初から中間部から収束まで、どうでもいいようなダラダラした会話が、戦争ものとは思えない弛緩し切った雰囲気の中で延々と積み重ねられる状態にうんざり。そもそも、これだけ登場人物がいて、1人として描き分けができず、物語上の存在の必然性もないというのも凄い。題材の選定も含めて、制作者は何がしたかったんでしょうか。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 2点(2021-02-07 00:17:12) |
《改行表示》 72.なんだか典型的なハリウッド的戦争映画という印象。 民間施設を避けるシーンもどうにも自己正当化の意図が感じられて嘘っぽく鼻につく。 爽やかな青春群像劇のように仕上げているけど、現実はそんなもんじゃないでしょうと。 【飛鳥】さん [ビデオ(吹替)] 4点(2014-04-27 10:45:34) |
71.『Uボート』の空中版。爆撃機の中だけの狭苦しい「戦場」での青春群像もの。でも結局は「勇敢さ」に収斂されていっちゃう。ヒロイズム讃歌。「戦争は良くないけれども、いろんな階級の人が平等に触れ合えるのはいいことだった」なんて意見に導きそう。カチンときたのは、そばに病院や学校などの民間施設があって誤爆してはいけないからと旋回するとこ。そりゃこのメンフィス・ベルはそうだったのかもしれないけど、そうだとしてもそれはよほど特殊なケースでしょ。東京と違いすぎるじゃん。最近のイスラム圏でも豪快に誤爆しまくってる。フジサンケイグループが絡んでいて(冒頭に「石田ナントカに捧ぐ」と出てのけぞった)ま金を出しただけだろうが、歴史の部分を拡大して全体を美化するあそこの歴史観となら通じ合うものがあっただろう。爆撃機が離陸するときの揺れ具合やバチンバチンというトタンを叩くような音にのみリアリティが感じられた。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-12-04 09:49:19) |
《改行表示》 70.可も不可もなく。そんな感じ。 毒のなさときれい事の一群がすっと二時間通り過ぎていった。 そう言えば少年少女たちで見た。そういう覚えがある。好きだった子は来なくて、素直に見られなかったのかもしれない。 友達大勢で見に行ったこの映画は、どういう経緯で賑やかなちょっとした催しになったのか記憶が定かではないけれど、駅の近くにあった映画館にぞろぞろと向かって、あれこれ話すのが楽しかった。 冬の終わりとか、春だったんじゃないだろうか。メンフィスベルという題名を見かけることがあると何となく桜が咲く前のちょっと寒いけど何となく気持ちが良い過ごしやすさが頭に浮かぶ。 この映画を見た映画館はもうとっくに無くなっていて、跡地を最後に見た春に図書館で偶然あのときのクラスメイトに遇った。 並んで座った小さな声の会話の中で、何かの間違いで僕らが恋人同士なら一目で僕じゃ釣り合わな彼女に、 「あの日、あの子来なかったんだよね。だからかな、きょろきょろしてたよ」 と突然言われて僕ははっきりと動揺してしまった。そんな僕の目を急にまっすぐ見て、 「好きなひとが来なくてがっかりしてる好きな人を見て、私もがっかりしたんだ」 ちょっと早口でそう言うと、彼女は少し頬を赤くした。 今告白されているのか、告白できなかった過去の笑い話なのか、それとも冗談なのか。すぐに言葉が出てこなかった。 その後二人とも頬を赤くして手をつないだ彼女も、映画館もあの子も、今ではもう僕から遠く離れたどこかにいってしまった。 あのとき、そのすべてを繋いでいたのはメンフィスベルだった。 とか全部嘘。 【黒猫クック】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-08-18 02:42:17) |
《改行表示》 69.イライラした。最初からこんなに登場人物たくさん出て、全員同年代の白人ばかりで誰が誰だかようワカランかった。飛行機に乗り出してから、さらにヘルメットかぶってマスクをかぶりだす始末。でもだんだんと誰が誰でもどうでも良くなってきた。ただひとりだけ、うら若きチョビヒゲ男前嘘つきドクター野郎だけは判別がついた。あと、車輪、グッジョブ! 【くまさん】さん [インターネット(字幕)] 4点(2010-08-13 23:29:57) |
《改行表示》 68.学生の頃に当時好きだった女性と一緒に見に行ったが、映画館から出てきた僕ら2人が完全に言葉を失っていたことを記憶している。 これをドイツの人が見たらどうなんだろう? 彼女が広島出身の人だったということも影響してたのかも知れないけど、こういった形で戦争を描くのはどうかと思う。 しかも、まったく感情移入できないわけでもなく、主人公たちの境遇も理解できるだけに単に批判することもできず、もちろん肯定もしたくない。 難しい映画である。 【もとや】さん [映画館(字幕)] 4点(2010-01-28 02:48:01) |
67.兵士たちがアメージング・グレースを歌うシーンが気に入って何度も繰り返し見たのを覚えてます。 【srprayer】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-01-23 19:42:19) |
66.どこに爆弾落としても、地上の人間は死ぬっつーの! それを、「爆撃するのは軍事施設だけだ」とかぬかす若造どもの偽善ぶりが、映画そのもののユル~イ感じと相まって、見ている間じゅう怒りを禁じ得なかったことを、今も昨日のことのように思い出す。最近のアメリカが、戦争の時に目標だけをピンポイントで攻撃するなんて言うのを聞かされるたびに、この映画のことを連想してしまうんスよね。大ウソツキ野郎どもが! (…と、確かにこういった見方は、「映画と現実を混同視しすぎてる」と非難されるかもしれない。けれど、どんなファンタジーや夢物語だって、このぼくたちが生き、死んでいく”現実’の所産なのだし、もし、そういう”現実”を無視した、あるいは無自覚な作品が成立したとして、そんなものは徹底して無意味かつ無価値なシロモノでありましょう。少なくとも、ぼくはそう信じています。) 【やましんの巻】さん [映画館(字幕)] 0点(2009-12-09 10:47:38) (良:3票) |
65.確かに映像的には褒めるとこが無い。機内はそんなに揺れていないし、上空、とっても静かだし。(笑) でもさ、私はこのB級的映像がとても好き。10人全てのキャラがとても好きになれたし、このままずっとテープを手元に置いておきたいし・・・。後に、エリック・ストルツは“アナコンダ”でスズメ蜂がお口に入ってしまって、またまた死に損なってましたけど。。 【3737】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-11-23 00:56:55) |
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《改行表示》 64.この作品に出てくるイェーツの詩は、いまも大好きな詩のひとつです。 An Irish Airman Foresees His Death I know that I shall meet my fate Somewhere among the clouds above; Those that I fight, I do not hate, Those that I guard I do not love; My country is Kiltartan Cross, My countrymen Kiltartan's poor, No likely end could bring them loss Or leave them happier than before. Nor law, nor duty bade me fight, Nor public men, nor cheering crowds, A lonely impulse of delight Drove to this tumult in the clouds; I balanced all, brought all to mind, The years to come seemed waste of breath, A waste of breath the years behind In balance with this life, this death. 【きのう来た人】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-08-29 07:37:54) |
《改行表示》 63.「メンフィス・ベル」。 このタイトルを見ると当時付き合っていた女の子と一緒に観に行ったことを思い出す。あれから十数年、結婚はもちろん子供も出来てきっと幸せな家庭を築いているだろう。「俺、機長がかっこよかったな」「あ、あたしもー、絶対機長よねー」 些細な一致が嬉しかったあの頃、そんなどうでもいい事をまだ僕は覚えている。 これを観に行った地下に入り口があった映画館、震災で無くなっちゃったんだっけ・・・。 色んな映画を2人で行ったけど、何故か彼女を思い出すのはこの映画。 もう一度観てみよう、そう何度か思ったけど、その度にやっぱり見たくないような気がして結局観ずじまい。 あれから僕も何人もの人を好きになったし、彼女のことが今でも好きな訳ではない。 だけども、彼女とこの「メンフィス・ベル」は今でも僕にとって少し特別な存在。 それはこれからも変わらないだろう。 彼女は「メンフィス・ベル」を覚えてるかなぁ。 会う事はもはや無いだろうけど、一度聞いてみたい気がする。 【よねQ】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-06-30 13:55:32) (良:1票) |
62.空中のシーンはすごかったけど、人間の描写は結構あっさりしてますね。詩を読む青年とか、もっとふくらましてほしかったな、とか、ラストもう少しひねってほしかったな、とか思うけど。まぁこれはこれで、良しなのでしょう。ハリーの歌に5点。 【●えすかるご●】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2008-04-02 19:29:24) |
61.前から観たかったんだけど思ったほど面白くなかったです。ちょっと出撃までがクドイけど、出撃してからがさらにクドイですね(笑)初めと終わりの15分だけ観れば十分と言ったら怒られるかな? 【たかちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-08-30 12:28:44) (良:1票) |
60.友人のオススメ。私は可もなく不可もなくといったろころ。 【あるまーぬ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-07-25 18:26:53) |
《改行表示》 59.世の中、幸運だなあ、ラッキーだなあ、憑いてるなあ、など良くある話。 でも実際はそれなりの理由があるものが多い。でも博打のように、特に理由の ないものもある。この映画はどちらなのかなあ。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-06-23 00:01:33) |
58.戦争を題材にした青春映画ですな。これはこれでありでしょう。しかし、「軍事施設だけを攻撃する」といった嘘にはあきれてしまいました。実際は無差別爆撃してるくせにねー。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-29 20:58:09) |
57.やけに明るい戦争映画でした。ジョン・リスゴーがいつもの威圧感がなくてなんかガッカリなんですが、エンジンがやられているのに普通に飛んでいるメンフィス・ベル号はどうなんでしょう。一人一人の個性をあんまり描けてないんで、途中から誰だっけこいつ状態が始まってしまったのでイマイチ話に飲み込みにくかったなぁ。 |
56.公開当時はかなり話題になりましたね。それから、高評価を聞くたびに見よう見ようと思って、やっと15年経って見ました。が、期待しすぎたのか、普通の印象に残らない映画の一つです。見てる時は面白いですが、、、自分が主人公たちと同年代くらいの時に見ていればまた評価も変わったかもしれません。飛行機は迫力ありましたね。 【february8】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-02 19:55:32) |
55.面白いけどあんまり迫力がなかった。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-04-21 18:55:56) |