33.面白かったけどいまいち実感がわかない。僕が若いからかもしれませんが…。しかし、アメリカン・スプレンダーといい、ジアマッティはうだつの上がらない男が上手いですね。僕はダメ人間大好き男なので彼には注目していこう。映画的にはまさに日常を描いた映画って感じで非常に地味な成長物語といった感じですね。もう少しコメディの要素がほしかったかな。 |
32.終わり方がいいですね 【マーガレット81】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-12-29 02:58:51) |
31.素朴な設定の割に工夫して巧くまとめてある脚本だと思うが、主人公の性格表現があまりにもじめじめしすぎていて、後味はあまりよいとはいえない。相方の人物的な押しも、もう一つ弱い感じ。いろんな体験を経ている割に、中心の2人が最初と最後であまり変わっているように見えないところも問題だと思う。出だしのところでは中年版の「ファンダンゴ」を期待したのですが、あと一歩でしたね。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-16 10:19:00) |
30.これが噂のサンドラ・オーかぁ。噂以上に凄いな。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-07-29 00:25:33) (良:1票) |
29.後戻りのきかない年齢故の焦燥感、自己評価の低さを水と油のようなマイルスとジャック双方が抱いています。真っ直ぐな道を颯爽と走らなくても、寄り道、回り道しながら曲がりくねりながら歩いて行こうとする事に、もうこの歳からでは遅すぎるという事はないと言う事を、ユーモア溢れる珍道中の中にほんのりと感じさせてくれます。ラストシーンは好きですね。マヤと結ばれる、結ばれないという結果以上にドアをノックした事が素晴らしいのですから。 |
28.人生の折り返し点を過ぎてしまった男としては思わず涙腺が弛みますね。それもワンワン泣くというわけではなく、じわーんとこみあげるような上品な感涙。主人公たちはほとんど私と同世代です。夢の実現などほんの一握りの人間にしか許されないことがわかってしまった年齢でもあります。世間が認めてくれなくても一人でいいから認めてくれる愛しい人がいればとりあえず生きてゆける。それが幸せというものだし、そう思うしか生きてゆくすべはないのかもしれません。辛いよね。辛いけど生きているだけハッピーだと思わなければいけないのでしょう。多くの男はマイルズのようにアキラメを繰り返して、たまにはキレたり、アルコールやプロザックを手放せなかったりしています。そのうちアキラメることにも慣れていくんでしょうな男もそして女も。人生をそこはかとなく肯定する意味合いに満ちた結末には味わいがあります。余談ですが、アジア系の彼女は現実にペイン監督の奥さんだったそうです。ス、スゴイ。1点プラスしちゃいます。 【ただすけ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-06-16 16:10:48) |
27.ワインに造詣は深いのだけれど、やたらぞんざいに飲んでしまうお子ちゃま男をポールジアマッティが好演。この主人公は女性に対してもワインに対する態度と一緒。不測の事態に対応でいない心狭き病魔に陥った現代人の典型。まあ基本的にアル中という事もあるでしょうが。それでも前に進まなければいけない感じをラストではよく〆ています。しかし、あのルックスでここまでモテれば神に感謝しても良いでしょう。オンナ・キズ・ワイン・オンナ・キズ・ワイン・オンナ・・・・・・。
【チューン】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-05 17:54:38) |
26.私自身がマイルスに似ているので、嘘くささがよく分かる。若い頃なら、まだ夢を失っていないから、こんな話にも感動できるかもしれないが、私はもう駄目だな。白けるだけ。こんな男、女に相手にされることなんて無いし、男にだってあんまり相手にされない。派手な男と、地味で陰気な男が友達同士だっていうところからして、無理があるんだよな。(まぁ、自分の経験でものを言いすぎているかもしれないが。) 【駆けてゆく雲】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-04-22 10:01:14) |
25.なんだか、初めからお話に乗れなかったみたいで・・・・。エロいことやら、つまら んことを話しながら移動しているなぁ・・。と。賞ですか。。。???です。
【たかちゃん】さん [DVD(吹替)] 2点(2006-01-23 15:13:58) |
24.良かったです。いくつかグッとくるセリフがありました。「人生半分過ぎたのに、何もなし得てない」とか。諦めと焦り。誰でも持ってるんですよね。"ワインの基礎知識"でも読んだあとにもう一度みたいかも。 【ハクリキコ】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-01-02 11:44:24) |
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23.渋い映画ですね。たいていの男ならマイルズのほうに近いんだろうな。中年親父の友情とか大人の恋とか、テーマがすごい渋いですね。面白い映画ではないんだけど、なんかしみじみと考えさせられますね。終わり方も基本的にハッピーエンドだけどすごく渋かった。マイルズのどこが魅力的なのかは確かに難しいかもw。確かにあんなワインの話されてもあきれちゃうよね。でもジャックの女性のセンスも結構B専だしw。相性なんてそんなものなのかもね。いくらハゲで神経質で愚痴っぽくても、文学的で繊細な人が好きな人がいてもおかしくないかな。 【りょう】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-28 21:02:32) |
22.かなりの良作だと思う。主人公の二人の関係がとにかく良い。話自体は自分の経験の中にもありそうなもので、どこが良いと聞かれると困るんだろうけど。 【Andy17】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-05 23:10:15) |
21.文化は違えど、だめ男の境遇や心理は皆共通なのか!マイルスのヘタレぶりがあまりに自分と重なるので思い切り感情移入できました・・・勿論彼ほどの教養は僕にはありません。しかもジャックの節操の無い言動が大学時代の悪友に、マヤの美しさと繊細さは大好きだったひとそのものでした。 でも自分には彼女の部屋をノックする勇気はありませんでした・・・ マイルスの人生はマヤのドアの向こうに開いたけど、僕の人生はまだ足踏みしたままです。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(吹替)] 10点(2005-12-05 13:37:13) |
20.中年男二人の人生の曲がり角あたりのお話。一人は物書きで、自分の作品の出版が認められるかどうかの結果待ち。もう一人は結婚を直前に控え、今回の旅で最後にもう一度遊びまくろうと考えてるエロ俳優。彼らのこれからの人生のメインストーリーを支えるアナザーストーリーと捉えればなかなか楽しめると思う。ダメダメな中年男たちが、かわいく見えてしまう作品だった。 【SOS】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-30 01:50:25) |
19.マヤはどうしてポールが良かったんでしょう?誰でも良かったのかなぁ。名誉も金もないし講釈タレてばっかだし、見た目もハゲだし。こんな人とかジャックみたいにすべてセックス!!に結び付けて考える単純男も結構います。この監督はいろんなダメダメ男達にとっても優しい人なんですね。実際こんな人達身近にいたらドン引きだけど、とっても好意的で良い感じに仕上げています。 【さら】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-14 13:58:01) (良:1票) |
18.セルフに惚れる映画がある。これもそれ。マヤがワインを人生に例えるセルフに感動しました。ワインのことが勉強したくなった。でも、くたびれたオジさんじゃないとセルフの良さはわからないかもね。癒されました。 【KAZU】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-10 21:57:51) |
17.うぬぬ、やっぱり期待しすぎてたんだと思います。マイルズの苦悩にしてもありきたりの定番ものをとってつけたようにしか感じられなかった~。見せどころもいまひとつ・・・女性陣は素敵でした! 【ジマイマ】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-10-03 22:27:06) |
16.面白いと言えば、面白い..ヒューマンドラマ+(恋愛)といった感じの作品です... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-28 12:09:03) |
15.夏に車に乗ってドライブに連れて行ってもらうと、僕は肘から先を窓の外に出して、まるで空中を泳いでいるかのように腕をクネクネさせる。それは丁度、海蛇の泳ぐ姿を上から見た感じに似ていて、僕はそれをすると少しだけ空を飛んでいるような気分になる。蒸し暑さを払い除け、涼しさだけを届けてくれる。そしてそれは世の中で僕だけがやっていることだと思っていた。そして僕はこの映画を観て、滅茶苦茶驚いた。だって、僕と同じことをポール・ジアマッティがやっているではないですか。遠い遠いアメリカの地で、ワイン好きの人間が僕と同じことをしている、ただそれだけで感激。ワインとか恋愛とか、僕はそれらの美味さがまだ理解できないけど、共感できることがひとつでもあればそれはもう十二分満足なことだ。 【ボビー】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-10 19:53:49) (良:1票) |
14.この監督が作った『アバウト・シュミット』が面白くも哀しいドラマだったので、この映画も観ました。男に特有のやるせなさを、ワインの知識でごまかすマイルズに共感しちゃいました。だめ男なんだけど、小説の才能に一縷の望みをかけ、打ちのめされる展開が良いです。ジャックの躁とマイルズの鬱のコントラストを、ワインに投影している印象です。前妻に未練を残しながらも自分を励ましてくれるマヤに今一歩踏み込めない。今の僕と全く同じです。だから、ラストの訪問にすがすがしいものを感じたのだと思います。最後にどうしても一言だけ。(´・ω・`;)ドキドキ これってアダルトビデオだよぅ。家族で一緒に観れないよぅ。 |