エレニの旅の投票された口コミです。
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エレニの旅の口コミ・評価
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(レビュー・口コミ)
エレニの旅
[エレニノタビ]
TRILOGY:THE WEEPING MEADOW
(TRILOGIA:TO LIVADHI POU DHAKRISI)
2004年
【
ギリシア
・
仏
・
伊
・
独
】
上映時間:170分
平均点:7.33 /
10
点
(Review 15人)
(点数分布表示)
公開開始日(2005-04-29)
(
ドラマ
・
ロマンス
・
ロードムービー
)
新規登録(2005-01-25)【
すぺるま
】さん
タイトル情報更新(2021-06-04)【
イニシャルK
】さん
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監督
テオ・アンゲロプロス
キャスト
アレクサンドラ・アイディーニ
(女優)
エレニ
ニコス・プルサディニス
(男優)
アレクシス
ヨルゴス・アルメニス
(男優)
バイオリン奏きのニコス
ヴァシリス・コロヴォス
(男優)
スピロス
エヴァ・コタマニドゥ
(女優)
カッサンドラ
ミハリス・ヤナトス
(男優)
クラリネット吹きのジシス
脚本
テオ・アンゲロプロス
トニーノ・グエッラ
(脚本協力)
ペトロス・マルカリス
(脚本協力)
ジョルジオ・シルヴァーニ
(脚本協力)
音楽
エレニ・カラインドロウ
撮影
アンドレアス・シナノス
製作
テオ・アンゲロプロス
美術
ヨルゴス・パッツァス
コスタス・ディミトリアディス
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3.旧の酒場での1シーン1ショット、演奏が中断と再開を繰り返す音の有無。その中断と再開は、民族紛争、大戦、内戦といった20世紀ギリシャの戦いの中断と再開の連続を縮図としているように聞こえました。音楽を奏でることができる=安寧、演奏できない=戦い、この構造を基本にこの作品では音楽とはまさに音を楽しむことである、と分からせてくれます。アレクシスの旅立ちを祝う白布の丘での演奏が、銃声一発で止まってしまうシーンなど象徴的でした。水を中心に火、木、また汽車や船が語る雄弁な映像美はもちろん、逆難民ギリシャ人としての公と難民内での個という二重構造のスケールの大きさ、ラストシーンに込められたエレニ=ギリシャの哀しみにはため息です。そして、あれだけの河沿いの街をセットとして築き上げ、ダムの水を流し撮影するというアンゲロプロスチームには白旗なのです。
【
彦馬
】
さん
[映画館(字幕)]
10点
(2005-06-19 22:40:47)
(良:3票)
2.今観てきました。凄いです。レビューはアタマ整理してから改めて書きます。観終わって1時間たった今も気を許したら泣き出してしまいそうです。 ///<追記>↑【彦馬】様ご指摘の通りテーマ曲がいつも途中で中断されてしまうのが印象的でした。風に揺れる木の葉のように無力で歴史のうねりに飲み込まれて行く難民の悲劇。登場人物達は人間であり、同時に世界そのものをも表現しているようで、哀しみに沈むこの世界の流す涙が観ている私の胸にも押し寄せ、外に押し流さなければとても耐えられなかったです。難民は今も溢れていて、世界は今も痛みに呻いています。「川の始まり」はどこなのか?・・・この日私は、まさに映画でしか表現できないアートを体験しました。
【
黒猫クロマティ
】
さん
[映画館(字幕)]
10点
(2005-06-10 23:11:21)
(良:3票)
1.アンゲロプロスの映像世界には、他の誰もが真似ることが出来ないこだわりとオリジナリティがある。今日に至るまで、死守され続けてきたこの人だけの映像スタイルは、黒澤とそして小津の影響が明々白々であり、その姿勢は愚直なほど一貫している。オープン・セットでは超望遠レンズを多用して映像に奥行きと重厚さを生み出し、室内シーンともなると固定キャメラで延々と芝居をさせる事などがその顕著な特徴である。本作はギリシア悲劇をベースに、繰り返される戦争の虚しさとそれに翻弄される民族、そして愛する者への慟哭を描いたものである。これはアンゲロプロスが作家として追い続けている永遠のテーマであり、また世界的に見ても唯一無二である事で、独自の地位を築き上げてきた人である。一大叙事詩とも謳われるその映像は、まるで能の舞台を観るかのような様式美で統一されていて、室内よりむしろオープン・セットにより彼らしさが表れている。それは彼の作品のモチーフでもある「河」に象徴的に描かれる。ときに国境として、あるいは祖国を分断するものとして、さらに民族の分裂から仲間や家族との別離といったシーンにより深い意味が込められ、今まで以上に大きな役割を担っていると言える。オープニングの難民たちに始まり、洪水に見舞われ水没する村々、あるいは多くの舟が整然と並び、漕がれる櫓が幾何学模様となって河を渡るシーンなど、それらはまるで静物画のような美しさで描かれる。また、木に逆さ吊りにされた無数の羊たちのショット、あるいは土手を挟んで二人の息子が再会する様子を、幻影として見つめる母親の姿を捉えた終盤のシーン等々、物言わぬ映像が多くの事を語りかけてくる。悲しくも美しい映像には枚挙の遑が無いほどだが、ひとつひとつのシーンはまさに芸術品であり、あたかも美術館を巡っているようである。細かなプロセスが省略されていても、個々のエピソードは十二分に理解でき得る。映像の持つ力とはそういうものなのである。
【
ドラえもん
】
さん
[映画館(字幕)]
10点
(2005-06-15 18:32:14)
(良:2票)
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【点数情報】
Review人数
15人
平均点数
7.33点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
2
13.33%
3
1
6.67%
4
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0.00%
6
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7
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13.33%
8
5
33.33%
9
1
6.67%
10
4
26.67%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
2.50点
Review2人
2
ストーリー評価
2.50点
Review2人
3
鑑賞後の後味
3.00点
Review2人
4
音楽評価
3.00点
Review2人
5
感泣評価
2.00点
Review2人
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