5.ずっと観たかった「ブラック・サンデー」、ようやく観たのが昨年の春…つまり9・11のあと。……ヤバすぎます、これ。でも面白い!フランケンハイマーよ安らかに眠れ… 【愚物】さん 8点(2002-11-06 02:35:43) |
4.フランケンハイマー大好き! 誰かこのレビューで書いていたが、ラストのアクション以外は結構はまります。公開していれば、かなり話題を集めたでしょうに……。 |
3.J・フランケンハイマー監督の力強い演出に引っ張られること2時間20分。前半は「ジャッカルの日」のようにテロリストの綿密な下準備を描き、後半では一気に迫力のアクション描写へと転化させるという極上のエンターテイメント。イスラエルの部隊の隊長を演じたロバート・ショーの熱演もさることながら、米軍退役軍人を演じたブルース・ダーンの狂気の演技はハマリ役中のハマリ役。それと同時に徹底したドキュメンタリー・タッチという手法を貫き、それでいて極上のエンターテイメント映画へと昇華させたJ・フランケンハイマーも称えられるべきだ。日本劇場未公開作とはまったくもって残念な力作だ。 【チャーリー】さん 9点(2001-12-27 17:53:41) |
2.淡々としたタッチでテロリストの活動を描いている様は「ジャッカルの日」と似ていた。緊迫感あふれる展開だったがラストが荒唐無稽なアクションになった感じが少しして残念。 【BOBA】さん 7点(2001-04-03 14:36:00) |
1.公開一週間前に突然中止となるという(当時、新聞にも大々的に報道された)前代未聞の曰くつきの作品である。それはドラマの背景にイスラムとアラブとの問題が絡んでいて、ストーリーとしてはイスラエルへのアメリカの武器援助に抗議する為、アラブのテロリストが満員のフットボール会場を襲うというもの。で、中止の直接の原因となったのは、「イスラエル問題を支援する会」と名乗る過激派グループによる、アジビラが各所に撒かれたことに端を発し、その後、脅迫状が上映予定館に送られた為である。このJ・フランケンハイマー監督作品は、エキソチズム、ドキュメンタリータッチ、バイオレンス、国際諜報もの、パニック、空中アクション、そしてチェイスといったヒット要因を取り入れ、見事に一本の作品に仕上げている。特に無数のダーツが一瞬のうちに四方に発射される、創作の大量殺戮兵器を砂漠での実験を克明に描くシーンや、主人公3人が根本的に生きる事の執着がなく、社会からはみだし、死も暴力も恐れず繰り広げる戦いがもの凄い迫力でせまってくる。公開されていれば大ヒット間違いなし、ベストテンにも入っていたであろうこの作品、今ではビデオでしか見れない事に苦々しい思いをしてる人も多いと思います。 【ドラえもん】さん 9点(2000-10-01 23:34:26) (良:1票) |