4.いい、よかったー、ジーンときたね。 映画ってのはこうでなくては、人間性、現実、映画を作るお金は、こういう風に使う、見事な映画でした。
映画の内容は、アクションに富むわけでもなく味を重視していてます。誰もが経験する人生の選択や不幸に対して共感してしまいました。人間ってのは考えてしまうから不幸も感じてしまうんすかね。葛藤や、悩み、それを乗り越えるための一つ一つの選択には、『愛』があるんじゃないかと、結局ここに答えが至ってしまう、今日この頃です。 この『愛』がうまくも儚く描かれている映画です。
消防士ってのは、すごい、不思議な職業だね。燃えさかる火を消して、人を助けに行くわけですから。それを選んで仕事につくわけですから、すごいもんだ。 【杉下右京】さん [地上波(吹替)] 8点(2010-01-30 00:51:25) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 絶望的な状況で追憶がフラッシュバックするっていう設定がすごく好きです。 消防士たちも全然諦めないし、その姿がすごく良かった。 ラストの作りもやるせないですね。すごく感動しました。
少年少女どもが見て、職業観を育ててくれるような小さめの感動作品っていうものを丁寧に作れるっていうのはすごく立派なことだと思う。 良い役者を贅沢に使ったこういう作品を見られるというのはとても幸せなことです。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-10-04 14:38:07) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 うーん、悪い映画じゃないです。製作者の映画に対する愛情や真摯な映像作りが画面に溢れています。ただ、脚本がなあ。消防隊員の仕事は過酷で、現実には命を落とす隊員も多いのだろう。しかし、映画として主人公を殺すのなら、物語のプロットや映画全体を貫くテーマと密接に繋がっている必要があるし、主人公の存在、死が触媒となって何かに影響を与えたり、物語を大きく動かしていくものではないだろうか。そこがいかにも弱い。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-10-18 19:59:15) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 小細工はいっさいなし、直球ストレートな映画。作品としては「バックドラフト」の方がはるかによく出来ていると思うのですが、この映画の「日常」のリアリティの方が私は泣けました。(年をとったからかもしれませんが・・・)ラストシーン、ハンカチ握り締めて本当に奇跡を願ってました。そして奇跡が起こらなくても、胸にストンとおちて納得してしまえたのは、脚本もさることながらホアキン・フェニックスの演技が本当に自然体だったからでしょう。はじめから泣く気満々で映画館に行って、お約束どおり泣かせてもらって、気持ちよく映画館から出てくることができました。 【HIDUKI】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-06-09 00:10:02) (良:1票) |