101.語彙力がなくて本当に申し訳ないのですが、コメントしがたいです。面白かった!!と素直にも言えず、けれど一人フッと鼻で笑ってみたり、けれどかたや冷静になってみると怖くてぞっとしたり。見終わったあとに当時の世界状況やら現在の世界情勢やらを考えたりいろいろして心に残りました。 【織姫】さん 8点(2003-12-25 22:04:45) |
100.笑えないコメディー映画。 |
99.この作品のおおまかなストーリーは知っていた。しかし、あらためてビデオを見て、爆撃機シーンのBGMをかってきいたことがあることに気づいた。これだけならば、FMかなにかで耳にしただけかもしれない。しかし、この作戦を命じた将軍が企てるにいたったことを語るシーンで、見る前から「フッ素と水道水」のことが頭をよぎった。おそらく30年以上前、幼い頃見ていたはずである。この映画のインパクトは30年以上も私の頭の奥底にうもれていた。 改めてみて、ピーター・セラーズの演技もすばらしいし、36才でこの作品をつくりえたキューブリックの才能に感服するばかりである。 【TSUTTY】さん 10点(2003-12-18 19:47:46) |
98.笑えると言うほど、面白くはない。そう言うシュールを目指していると思う。セックスシー 【セクシー】さん 10点(2003-12-14 18:55:17) |
97.《ネタバレ》 『笑えないコメディ映画』という評があったがまさにその通り。 本作品、コメディとは言ってもいわゆるつっこみは無い。いたるところに散りばめられているブラックジョークは全て流されてしまうので、「あれ、今のは笑っていいんだよね?」と不安を抱く場面が何箇所かあった。日本流の「ボケ→つっこみ」という笑いの構造に慣れてしまった僕は少々戸惑った。アメリカ・ソ連の冷戦構造を風刺したジョークも多く、当時の世界情勢をリアルタイムでは知らなかったこともジョークに気付きづらかった原因かもしれない。だが慣れてしまうと、随所に転がっている高級なジョークの数々に声に出して笑いこそしないものの(核戦争が題材なだけに)、心の中では「いいぞ!キューブリック!」と喝采を送っていた。 また逢いましょう」という歌に合わせて爆発する核爆弾は、何故か美しいとしかいいようが無かった。 これこそまさに怪作だが、ピーター・セラーズの怪演もまた素晴らしい。ストレンジラヴ博士、イギリス人将校、アメリカ大統領と、なんと一人三役も演じているのだ。事前に知っていないとまず気付くことは無いだろう。 【藤村】さん 8点(2003-12-13 13:33:36) |
96. |
95.《ネタバレ》 DRストレンジラブが最後車いすから立ち上がるシーンは”ハイジか!”と毎回一人つっこみをしたくなります。しかしあのラストシーンは、何かのTVで北野武が言ってた”残酷なシーンほど美しい音楽がよく似合う”という言葉の起源になってるのかなという気がしました。 |
94.なかなか楽しめました。ピーター・セラーズめちゃめちゃがんばってましたねw |
93.普通だなー。実に普通。 【グルグル】さん 5点(2003-12-03 03:11:02) |
92.チープに見える映像とストーリーの中に、人間に対する本質的なブラックユーモアを巧妙に仕掛けている。ナンセンスな演出の中に潜む絶対的な問題意識が素晴らしい。鬼才の名にふさわしいスタンリー・キューブリックの傑作。 【鉄腕麗人】さん 8点(2003-11-28 17:57:33) |
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91.何せ生まれる前の映画。リアルタイムで観られなかったことが何よりも残念。東西冷戦というピリピリした空気の中で、ここまで茶化した映画を撮るキューブリック、よく命を狙われなかったものだ。現代ではマイケル・ムーアがそれを担うのだろうが、彼はこのレベルには達していない。度胸も、映像センスも。 【ダブルエイチ】さん 8点(2003-11-27 15:23:54) |
90.正直これまではキューブリックは自分に合わないのでは?と思っていたのが、これは格別に良かった。テーマをしっかり受け止めつつ笑うことも出来る、素晴らしい作品です。 【ディーゼル】さん 9点(2003-11-24 17:53:52) |
89.《ネタバレ》 このテーマをここまでユーモアを交えて映像化したキューブリックはやはり只者ではない。さすがに核弾頭とともに飛んでいくシーンはある意味でインパクトがあった。そしてこの作品をキューブリックはどう落とすのかと思えば、「総督、立てます!!」(え!?)最期までユーモアと皮肉たっぷりの映画でした。 |
88.ピーター・セラーズの変装の原点とも言えるような作品ですよね。冷戦時代は遠くなり、今やこういう緊張感はなくなってしまいましたが、核を使ったテロが現実味を帯びている現在、指導者の狂気によって破滅が生まれるという話は、あらためてリアルなモノがあると思います。ただ、ちょっと冗長であるかなと、今の目では感じてしまうのが難点。 【オオカミ】さん 7点(2003-11-17 19:23:19) |
87.この映画って違和感があるんですよね。登場人物にも、セットにも、ストーリーにも。だから好き♪ |
86.ブラックユーモアきつすぎるよー!また 逢いましょう ってか!人間の愚かさ、馬鹿さが身にしみてわかる傑作です。 キューブリックでは一番好きな作品であります 【たましろ】さん 8点(2003-11-15 20:59:45) |
85.非常に評価がしにくい作品ですね。素直に笑いの部分を笑いとして感じることができませんでした。さすがに博士が自分の右手を必死に抑えているシーンと『総統!歩けます!!』のセリフには笑わされましたけど、どちらかというと核や戦争のイメージが強く残りました。(まじめに観すぎたかな?)冷戦時代の緊迫した状況の中でこの作品を作ったキューブリックはすごいですね。ピーター・セラーズの一人三役にはみなさんのレビューを観るまでまったく気付きませんでした・・・。 |
84.この、世にも恐ろしい(当時は)素材をブラックユーモアで描ききった監督に脱帽。自分が当時の当事者の国民だったら、笑えたであろうか・・・・。 【犬】さん 10点(2003-11-14 00:57:01) |
83.公開当時の情勢を考えると、ジョークでは済まなかっただろう・・。 【STYX21】さん 10点(2003-11-13 12:36:47) |
82.実際問題、今私たちはこれくらいバカバカしくて危うい奴らに命預けてると思います。ひきつった笑いやモノクロ故に益々引き立つステンレスのような質感の映像がキューブリックらしい傑作。 【黒猫クロマティ】さん 9点(2003-11-12 17:36:38) |