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生きてこそ

[イキテコソ]
Alive
1993年上映時間:126分
平均点:7.09 / 10(Review 146人) (点数分布表示)
ドラマアドベンチャー実話もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-01-09)【TOSHI】さん
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監督フランク・マーシャル
演出J・J・マカロ(スタント・コーディネーター)
ゲイリー・ハイムズ(スタント・コーディネーター)
キャストイーサン・ホーク(男優)ナンド・パラード
ヴィンセント・スパーノ(男優)アントニオ・バルビ
ブルース・ラムゼイ(男優)カルリトス
イレーナ・ダグラス(女優)リリアナ・メトル
ジャック・ノーズワージー(男優)ボビー
ダニー・ヌッチ(男優)ディアズ
ジョン・マルコヴィッチ(男優)カルリトス(現在)
ジョシュ・ルーカス(男優)
ケヴィン・ブレズナハン(男優)ロイ・ハーレイ
ジョン・マルコヴィッチナレーター(ノンクレジット)
宮本充(日本語吹き替え版)
大塚明夫(日本語吹き替え版)
江原正士(日本語吹き替え版)
中田和宏(日本語吹き替え版)
関俊彦(日本語吹き替え版)
脚本ジョン・パトリック・シャンレー
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
編曲クリス・ボードマン
ブラッド・デクター
ジェームズ・ニュートン・ハワード
マーク・マッケンジー
撮影ピーター・ジェームズ[撮影]
製作ブルース・コーエン(共同製作)
パラマウント・ピクチャーズ
キャスリーン・ケネディ
タッチストーン・ピクチャーズ
配給UIP
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
美術ノーマン・レイノルズ(プロダクション・デザイン)
編集マイケル・カーン
ウィリアム・ゴールデンバーグ
録音ケヴィン・オコンネル[録音]
字幕翻訳戸田奈津子
あらすじ
1972年10月にアンデス山脈で旅客機の墜落事故発生。南米ウルグアイの学生ラグビーチームを含む計45名の乗客及び乗員が行方不明。そして事故から72日後に16人が生還。その事故に基づくノンフィクション。「アンデスの奇跡」として有名。
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3.《ネタバレ》  実話という衝撃が大き過ぎる映画なのですが、単純にサバイバル物として考えても、良く出来てますよね。
 完全なフィクションとして提供されても「これは凄い、傑作だ」と唸るくらいに面白い。
 本作には「実際に起こった悲劇を風化させない為、後世に伝える為」という制作意図もあったのでしょうけど「観客を楽しませる娯楽映画」としても、立派に成立してると思います。

 序盤にて飛行機が墜落する場面も迫力があり、映画としての「掴み」に成功してる辺りにも、感心しちゃいましたね。
 他にも「普通の道だと思って足を踏み出したら、実は崖の上に雪が積もっていただけで転落死しそうになる場面」もあったりして、視覚的なスリルを味わえる作りになってる。
 「明日救出が来ると勘違いして、配給制にしていたチョコやワインを一気に消費しちゃう」とか「新しいスーツケースを見つけ、その中の歯磨き粉を夢中で貪る」とか、極限状態ならではの可笑しさ、面白さを丁寧に描いている点も良かったです。
 最初はギターを弾く余裕があったのに、後に暖を取る為にギターを燃やしてしまう描写なんかも、徐々に状況が切迫してる事を伝える効果があって、印象深い。

 それと、実際にあった墜落事故について調べてみると、宗教的な色合いが強く「仲間の遺体を食べる」事が可能だったのは「彼らがキリスト教徒だったから」「聖体拝領という儀式が存在したから」こそと思える感じなのですが、本作はそういった説明を必要最小限に止めてるんですよね。
 それによって、キリスト教徒ではない観客にも感情移入させる事に成功してるし、この辺りのバランス感覚の巧みさが、本作を傑作たらしめているように思えました。

 主人公格と思われたキャプテンのアントニオが中盤で死亡してしまったり、最初は眼鏡姿で頼りない印象だったナンド・パラードが皆を救う為の脱出行を成功させたりといった具合に、群像劇としての魅力が詰まってる作りなのも良い。
 こういったサバイバル物において「誰が生き残るのか分からない」と思える作りになってるのは、物語としての大きな強みですからね。
 「前半はアントニオが主役と思わせておいて、実はナンドが主役だったと後半に明かす」「全体を通してメインになる存在としては、医学生のロベルト・カネッサを用意する」という構成にしているのは、本当に上手かったと思います。

 捜索が打ち切られた事を「良い知らせだ」「これで自分の力で脱出しなきゃならん事が、ハッキリした」と語る場面や、山を越えた後に更なる山脈が広がってるのを目にしても「歩いてみせるさ」と諦めず前進を続ける場面にも、感動させられましたね。
 思えば上記二つの場面とも、主人公のナンドの魅力が光る場面でしたし「途中まで脇役かと思われた人物が、実は主人公である」という変則的な手法なのに納得させられたのは、彼の魅力に依るところが大きいように思えます。

 それだけに、そんなナンド達の「奇蹟の脱出行」の描写が短く「絶対無理と思ってたけど、意外と何とかなった」としか思えない描き方になってるのが気になっちゃうんですが……
 まぁ「そこに尺を取り過ぎても、冗長になってしまうから」という判断ゆえなのでしょうね、きっと。

 ちなみに、本作は群像劇であるがゆえに、ナンド・パラード目線で書かれた「アンデスの奇蹟」(2006年)とは受ける印象が違っており、その差異に関しても興味深いものがありました。
 脱出を成し遂げた二人に関しても、本作では「無謀で我の強いナンドに苦労させられる、常識人のカネッサ」って対比になってるのに対し「アンデスの奇蹟」を読んでみると「一途で誠実なナンドと、有能だが毒舌で偏屈なカネッサ」っていうコンビになっているんです。
 自分としては後者の方が魅力的に思えたくらいなので、こちらのキャラクター像に合わせた映画も、何時か観てみたいですね。

 それと「アンデスの奇蹟」においては「ナンドが旅立つ際に、片方だけ残していった子供靴の由来」「目を保護する為のサングラスの作り方」に関しても詳細な説明が為されており、映画で気になってた部分の答え合わせが行われているのも、見逃せないポイント。
 本作は紛れも無い傑作であり、これ単品でも満足出来ちゃう仕上がりなのですが……
 原作となったドキュメンタリーの「生存者」(1974年)そしてナンドの自伝と言うべき「アンデスの奇蹟」を併読すると、より楽しめると思うので、オススメしておきたいです。
ゆきさん [DVD(吹替)] 8点(2022-03-24 20:37:51)(良:2票)
2.やっぱり例によって、実話だと言われると弱いなあ。実話じゃないと思うと退屈なシーンでも、実話だと思うと重みのあるシーンに見えるから不思議(って私が単純なだけか)。山中でのサバイバルが、淡々と、エンドレスに続いて、最後は助かるんだと知ってても、やっぱり絶望的な気分になってきます。それだけにラストは、感動的です。ほんとよく助かったねえ。
鱗歌さん 8点(2003-08-30 23:53:24)(良:1票)(笑:1票)
1.実話の迫力、本物のサバイバルに引き込まれました。ラグビー経験者のため、ラグビー精神ワンフォアオール、オールフォアワンを感じました。人間の想像を超える奇蹟は神が起こすのではなく人間の意志によって起こされるのでしょう。ただ彼等は一般人より体力のあるスポーツマンであり精神力も優れていた事が生存できた一番の理由かもしれない。
亜流派 十五郎さん 8点(2003-12-31 02:06:38)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 146人
平均点数 7.09点
000.00%
100.00%
200.00%
321.37%
453.42%
5117.53%
63221.92%
74027.40%
83221.92%
9149.59%
10106.85%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.12点 Review8人
2 ストーリー評価 7.28点 Review7人
3 鑑賞後の後味 7.14点 Review7人
4 音楽評価 6.40点 Review5人
5 感泣評価 6.16点 Review6人

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