コントロール(2004)の投票された口コミです。

コントロール(2004)

[コントロール]
Control
2004年上映時間:90分
平均点:6.10 / 10(Review 29人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-03-19)
ドラマサスペンス医学もの犯罪ものミステリー
新規登録(2005-03-26)【anemone】さん
タイトル情報更新(2023-03-29)【イニシャルK】さん
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監督ティム・ハンター
助監督コール・マッケイ(第二班監督)
演出コール・マッケイ(スタント・コーディネーター)
キャストレイ・リオッタ(男優)リー・レイ・オリバー
ウィレム・デフォー(男優)マイケル・コープランド博士
スティーヴン・レイ(男優)アーロ・ペナー
ミシェル・ロドリゲス(女優)テレサ
ポリー・ウォーカー(1966年生まれ)(女優)バーバラ
キャスリーン・ロバートソン(女優)エデン・ロス
加藤亮夫リー・レイ・オリバー(日本語吹き替え版)
金尾哲夫マイケル・コープランド博士(日本語吹き替え版)
松本大アーロ・ペナー(日本語吹き替え版)
音楽ルイス・フェブレ
撮影ドニ・ルノワール
エミール・トプゾフ(カメラ・オペレーター&第二班撮影監督)
製作アヴィ・ラーナー
アンドレアス・グロッシュ
デヴィッド・ヴァロッド
ランドール・エメット
ジョージ・ファーラ
ミレニアム・フィルムズ
製作総指揮ボアズ・デヴィッドソン
ジョン・トンプソン〔製作・(I)〕
ダニー・ディムボート
トレヴァー・ショート
配給アートポート
ギャガ・コミュニケーションズ
その他ボビー・ランゲロヴ(プロダクション・マネージャー)
あらすじ
極悪非道の死刑囚についに刑が執行される。しかし、そこには巨大製薬会社の策謀があった。凶悪な人格を更生し善良な人間へと生まれ変わらせる。社会の秩序と平安のためという美辞麗句のもとに行われる人体実験。死刑囚レイもその被験者のひとり。偽装された死により、新たな人生に踏み出すチャンスを与えられた彼は、担当するコープランド博士の期待どおりに人格の変容を見せるのだったが…。
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【口コミ・感想】

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4.《ネタバレ》 普段はゴミみたいなB級アクションを製作しつつ、たまに「16ブロック」や「ブラックダリア」を作るミレニアム・フィルムズの、メジャーとB級の中間に位置する作品です。B級として見れば傑作の域に入る完成度。凶悪犯リー・レイが変貌する過程が自然で、見ている私達が冒頭で彼に感じた嫌悪感も自然と愛着へと変わっていき、最終的には「彼に悪いことが起こらないでくれ」と思わせてしまいます。コープランド博士についても、さほど多くはない描写の中で背景や心情がきちんと説明されています。特に素晴らしいのが息子の死について話す場面で、感情的にならず淡々としゃべる姿に、深い悲しみやそれを乗り越えてきた重みが込められています。辛い思い出を話した直後にも関わらず「頑張れよ」と笑顔でリー・レイを送り出すところにも、彼の人柄やリー・レイへの思いがよく表れています。ラストで車からコープランドを救い出すリー・レイ、銃弾に倒れたリー・レイを看取るコープランドの友情は、そこいらのメジャー映画にも勝るほど熱く感動的なものでした。最後のオチも単なるサプライズではなくドラマ上の必然性もあり、こういう良いオチをビシっと決めたおかげで映画全体が締まった印象となりました。一方残念なのが、B級専門会社の性か後半が単純な追っかけっこになってしまったことで、ここの安さで予算の少なさがモロバレになってしまい、またせっかく質の高かったドラマが中断されてしまいます。アクションで短絡的に終わらせるのではなく、凶悪犯だった過去を知られて社会的に追い込まれるという展開にした方が本作には合っていたと思います。リー・レイの社会復帰をコープランドや私達は歓迎しましたが、その背後にはかつての彼に傷付けられ、人生が変わってしまった被害者がいます。改心して無害になれば彼は許されるのか?癒されない損害を受けた被害者がいる一方で、彼に人としての幸福を追う自由を与えてもいいのか?という倫理上の問いかけがこの話の背後には存在するはずですが、ここをスルーしてしまったのが残念なところ。「これはあくまでB級映画だから、盛り込み過ぎずシンプルな出来にしよう」という製作サイドの判断もあながち間違ってはいないのですが、せっかく重いテーマにも耐えられる演出や演技が準備できていたにも関わらず、B級止まりにしてしまったのが本当に残念。映画は難しいものです。
ザ・チャンバラさん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-03 13:30:58)(良:2票)
3.《ネタバレ》 中盤から終盤にかけての味付けさえ間違わなければ傑作になり得たかもしれない映画でした。序盤のじっくりと描かれた人間ドラマに感情移入しながら見ていて、マフィアとの追いかけっこから徐々に頭を傾げたくなって、最後、会社の人間との追いかけっこに関してはうーんという感じでした。安直な方に逃げてしまったという印象です。皆さん触れられていますが、ここのさじ加減を間違えず、頭を撃たれた被害者と絡めて罪と人、という社会的な問題提起にまで持って行ければ傑作になったかもしれません。最後の最後、博士が元妻とともに運営している施設を見る限り、人は人との出会いによりどのようにも変われる。悪い環境との巡り合わせが人を歪めるという結末と感じましたが、ちょっと弱いですね。
kirieさん [地上波(吹替)] 6点(2010-11-11 01:48:25)(良:1票)
2.そう、私もやられました。注意深く観てけば結構ヒントが散りばめられてるんですけど、鑑賞中は全然気づきませんでしたね。それに、愛しのミシェル・ロドリゲス嬢が出てたのにもビックリ(レイ・リオッタの相手役とは…。いくら何でも歳が離れ過ぎちゃうんか)。そのリオッタとウィレム・デフォーの組み合わせこそが本作の要。裏のある役を多く演じてきた性格俳優を、観客は容易に信じることが出来ない。研究の為にデフォーは何か悪いことをしてるんじゃなかろうか、リオッタがそう簡単に良い人になる訳がない。こんな疑心暗鬼が一種の目くらましになってたんだと思います、6点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-19 01:03:02)(良:1票)
1.レイ・リオッタ、ウィレム・デフォーというまさに異色の顔合わせでもわかるように、派手さはないが手堅い作りでまさに秀作という表現がふさわしい作品。更正の見込みのない正真正銘の社会病質者にレイ・リオッタ、彼を実験台にして精神をコントロールする新薬を完成させようとする科学者役にウィレム・デフォー。マッド・サイエンティスト物の流れを汲んでいながら、狂っているのがどちらなのか微妙に悟らせないキャスティングが効果を上げている。スケール感を見誤らず、シンプルな構成でタイトに見せる作りは好感度大。この手の作品は流行り過ぎてしまいもはや何が来てもさほどの目新しさはないのだが、心理劇としてもミステリとしてもそれなりの水準は満たしているし、この顔ぶれ・このストーリーに賭ける期待に値するものはきっちり返して来る。いろんな意味でブレの少ない、やるべきことをきっちりやった映画だと思います。お勧め出来ます。
anemoneさん 9点(2005-03-27 02:56:27)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 29人
平均点数 6.10点
000.00%
100.00%
200.00%
313.45%
4413.79%
5310.34%
6827.59%
71034.48%
826.90%
913.45%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 3.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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