63.映像>>>脚本>>>演技 折角これだけの経費と映像を作ったのに、グダグダになってしまったという 典型的な東映映画。広島の原爆については完全に蛇足。かえってわざとらしい。 映像のみに採点 【JCBN】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-04-09 21:56:57) |
62.およそ邦画の“大作”はハズレが多いので、「大和よお前もか」になるかなと思いながら見たのですが、意外に良作でした。原作(ノンフィクションです。念のため)を読んだ者として言えば、原作どおりの部分もあり、おおいに美化している部分もあり、ヘンな付け足しもあり。特に「内田」のエピソードについては、もっとエゲツない話もあるのですが、完全にカットされていました。“感動映画”としてまとめる関係上、これは仕方のないことかもしれません。ちなみに、悪評高い鈴木京香のシーンですが、「ただいま帰りました」は一字一句原作どおりです(ただし船ではなくヘリ)。映画にするとクサいだけですが、事実だとすればグッと来ますね。 【眉山】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-04-09 18:14:26) |
61.感動的なエピソードは幾つか含まれていたが、全体としてはイマイチ。蒼井優の可愛さと長嶋一茂の大根ぶりと長渕剛のエンディングの押し付けがましさが際立っていた。 【クロ】さん [地上波(邦画)] 5点(2007-04-09 12:17:12) |
60.稀代の愚行を美化する映画作っちゃだめでしょ。水上特攻で死んでいった兵士たちはただの犬死にすぎず、戦争の悲惨さを描くというより滑稽さを描いているようにさえ見え、役者の迫真の演技も醒めた目でしか見られませんでした。 【猫田にゃー】さん [DVD(字幕)] 1点(2007-04-09 01:19:46) |
59.うーんこれはびっくりした。つなぎとかオカシイところがたくさんある。人がふっとぶシーンも同じのを何回か使ってるような気がする。演技もねぇ、なんかなぁ。興ざめ。 【●えすかるご●】さん [映画館(邦画)] 3点(2007-04-08 20:27:49) |
58.今の時代、最新の技術を使ってのヤマトの本格的な映画化なんて日本以外絶対に作らないと思う。だから日本が作るしかない。で、出来た。それだけでも評価は高い。しかもすんげー迫力。泣けるし。昔の日本は悪くて、悲惨な戦争はもうゴメン、だから今は昔を反省し続けて平和主義で個人主義でがんばろーってメッセージが入った映画は飽きた。映画の中だけでも、あの時代に生きた日本人たちに優しくなれる、そんな映画がたまにはあってもえーんちゃうって思ってたから、これは、そんな映画だったので、新鮮やったわ。この映画を作った人達がどんな気持ちかなんてわからんけど、俺には靖国に行きたくなる映画でした。もっと昔の日本人たちを肯定しまくった映画がでもよかったかな~。そのほうがもっと目新しい。俺ちょっと右翼的になってもーてる?まー別にえーか。あと死二方用意って言葉が出てくるけど、これは結構グッてきた。人はいつか絶対死ぬ。病気だろうが戦争だろうが死んでしまう。ただ、生きてる時に、死ぬときに、誰にも恥じない生き方を出来たか、その事を考え死んでいける人は幸せだ。俺たちは今の時代でもつねに死二方用意で生きなあかんな~ってふと思った。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-04-04 22:34:02) (良:4票) |
57.さすがに東映がお金をかけただけあって戦闘シーンの迫力はなかなかのものでした。特に大和が沈没に至る終盤は圧巻で、戦争の凄惨さ、悲惨さが伝わってきました。ただ、実際には3000人以上がなくなっており、映画以上に凄惨だったようです。 【ジム】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-03 18:11:43) |
56.無駄だと思われるシーンが多い。もう少し絞った描き方をした方が良かった。コンパクトにまとめられればもう少し高得点だったので残念です。 特攻隊のイメージを強めるためでしょうが、「片道分の燃料しか積んでなかった」という事実をねじ曲げた書き方は良くない。定説では、呉~沖縄を全速で3往復できる分の燃料が積んでいたとされていますよ。 ちなみに記念すべき100レビュー目の作品ですw 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-03-04 09:02:41) |
55.想像を越えて、戦闘シーンが過激に描かれていたので満足です。戦闘が終わってから、親友の母親に会いに行ったときの母親の対応と、その翌日の会話が忘れられません。 【SAKURA】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-02-20 15:14:40) |
54.けっこういらんシーンが多かった。ラストシーンも無駄に引き伸ばしてる感じで、「もういいよ。はよ終われ」と思ったし。真貴子にたいしても、骨を海に帰す時に「いちいちそんなこと言わんでいいから」と思ったし。一茂も、「なんであんたいるの?冷めるんだけど」とも思ったし。とはいえ、良いところはすごく良かった。俳優郡が力入っていて引き込まれたし、戦闘シーンもすごい迫力だった。戦争だけではない、60年前の時代背景の一部もみれて、「こんな感じだったんだろうな」と胸に染みるものがあった。 【Syuhei】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-02-11 03:10:51) |
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53.映画館で観て良かったと思える邦画としては力入りまくりの映画でした。 普段映画を観て泣く事はないのですが、隣に座ったお婆ちゃんの号泣っぷりにやられて 私も思わず涙を流してしまいました。涙もろいお婆ちゃんと一緒に見る場合プラス2点 【ぎぶそん】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-01-22 11:11:02) |
52.このようなことがほんの60年ほど前にあった。 やっぱり戦争はよくないよ。そこには悲しいことしかないじゃないか。 【甘口おすぎ】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-01-07 20:35:03) |
51.正直、期待はしてませんでした。 中村獅童はともかく、主演が反町ってのが不安だったんですが…いやいや、普通に上手かった。蒼井優も素晴らしかったし、その他の方々もいい仕事してます。 全般的にヒューマンドラマとしてよくできていました。 死地に向かう男たちの迷い、覚悟、意地、誇り…色々な想いを上手く表現してました。 また、それを送り出す女たちの想いも涙を誘います。 「母ちゃんの作った牡丹餅、食べなさいっ!」 ベタな演出かもしれませんが、このシーンはかなりやられました。
そして戦闘シーン…こりゃまた圧巻。「タイタニック」の悲惨バージョンといっても過言ではありません。どんなにやられても、どんなに傷ついても、逃げない、諦めない。 演出が素晴らしかったです。
お金が無くてもいい映画は作れる。 でもお金がないと作れない映画もある。 そんな事を再認識させてくれる1本です。
以下駄文 死して日本の礎となる、か…もちろん俺も日本に危機がありゃ戦いますぜ。 先輩方の世代が守ったものを、俺らの世代で終わらせちゃ あの世であなた方に顔向けできませんわ。 日本人の意地、見せてやりますよ。 天国から、あの世から、靖国神社から、応援してくださいね。 では。
元自衛官より。 【ふくちゃん】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-05 21:06:39) (良:2票) |
50.やはり“大和”という船は日本人にとって特別というか,一層シンボリックな存在なんでしょうね。戦後60年を経てもなおこうやってスクリーンで威容を誇るというのが,何よりもそのことを証明している。イギリス人が“プリンス・オブ・ウェールズ”や“レパルス”を主人公にした映画を撮らないのが不思議なくらいだが,彼らにしてみれば「敵に沈められた船」というのは屈辱の産物以外の何物でもないんでしょう。そんなもん,何が悲しくて金かけて映画にせなあかんねん…ある意味,そう思うのが当然なところを,いかに巨大とはいえ一個の兵器を使ってセンチメンタルに映画にできる民族は,もう唯一日本人だけだろうと思う。何しろ太平洋だけではもの足りず,宇宙にまで飛ばすくらいだから。さて観終わって,ナショナリズムとシンボリズムが合体するとき,外国人は日本人ほど過敏に反応するんだろうかという気がした。太平洋戦争の歴史も知らない若い人が,この映画を観て号泣したのを身近で知っているので,ふとそんなことを思ってしまいました。しかしそれにしても,彼はいったい何に心動かされて泣いたのだろう。戦後生まれで中年の私は泣きませんでした。泣かない代わりに,海底に屍を横たえたまま何も語らないかの船の残骸を見て,ただただ瞠目するだけでした。 【Roxy】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-01-03 15:45:45) |
49.この映画は撮影は35mmのフィルムではなく、 P社のVARICAMというビデオで撮影されたものをフィルムに直して 映画館で上映されました、映画館で見ているとビデオ臭い部分が多くどうも馴染めませんでした、 実写部分で動きの早くカメラがパンする時が特に違和感を感じ、 また静止場面でも35mmフィルムに比べると画面の鮮鋭さが足りないです、 一枚ベールがかかった感じと言いますか。 DVD等で鑑賞する場合は気にならないと思いますが・・・・。 この大作クラスの日本映画はやはりフィルムで撮影して欲しいものです、 でも予算の都合でこれから先はフィルム撮影の映画は少なくなっていくのでしょうね。 同じようなビデオベースで撮影されたハリウッド系の映画は、 ビデオ臭さが気にならないものが多いので、やはり最終工程のお金のかけ方かな?
内容に関しては中々良かったです、海軍で無くなった父の兄を思い出しました。
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48. このシーンはなくてもいいんじゃないの、と思うことがありましたが、全体としては良かったと思います。今までの日本映画よりも戦闘シーンがリアルなのは、海外の映画の影響でしょうか。ともかく良かったと思います。 【海牛大夫】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-01-02 11:44:21) |
47.まず私は右翼でも左翼でもない。その上で申し上げたい。愛する人、故郷日本を守るために身を挺した人々への哀悼と、その人々の累々たる屍の上に今の私たちの平和安穏な暮らしがある。右翼だって左翼だって、今の豊かな日本に生きる国民全てが否定することなどできない、この顕然たる事実。戦争犯罪というただの「言葉」の前に思考停止し、過去の歴史に学ぶ姿勢すら忘れてきたこの国のあり方に、映画というプロパガンダと思われかねない手段で、誤解を恐れず、実に思い切った一石を投じた。この点においてのみ、この映画は最大の評価を得るべきだ。戦争の悲惨さ、言葉だけの薄っぺらな平和主義だけの視点しか許されなかった世界で、先祖への感謝を根底にした切り口は、誰が何と言おうと斬新で、「本来のあるべき姿」としてのメッセージだ。この映画は、芸術作品としての映画とは、一線を画して語られるべきであり、評価されるべきだ。‥‥‥しかしだからこそ、不要なナレーションや字幕など、 ちょっとしたドキュメンタリーのような余分な演出が多かったのが誠に惜しい。 映像の撮り方も映画らしい凝り方が見あたらず、良く終戦記念日にTVであっている2時間ドラマのように感じられたのが大変残念だった。せっかく前代未聞の壮大なセットも作り上げたのだから、守るべき対象である故郷の人々への愛情や、悲しみや、覚悟などの背景、実際にはもっと凄惨を極めたであろう、沈没する大和の船上の悲惨をとことんリアルにドロ臭く描いて欲しかった。やはり、この映画を作り上げた人々の多くが、私同様実際の戦争を体験していないせいかも知れない。あまりにも画面が奇麗すぎ、画面から命の失われる悲惨さ、分かり易く言えば「血生臭さ」が伝わってこなかった。昔観たTVドラマ「戦艦武蔵の最後」は、こんなセットは無かったが、映像から伝わってくるものが、もっともっと悲惨で恐ろしかった。 今までに無い壮大なテーマに挑んだ結果、角川といえども力が今一歩及ばず、というところだろうか。‥‥‥映画というエンターテインメントの立場から、過去の人々への畏敬すらも忘れている時代の潮流に、恐れることなく強烈なメッセージを送った。芸術作品としての視点とは別に、その姿勢に拍手を送りたい。 【six-coin】さん [映画館(吹替)] 7点(2007-01-01 01:23:48) (良:2票) |
46.呉の大和ミュージアムは「大和」と言う「兵器」をいかにすごいか自慢していて 不快だった。この映画もその程度かと思いきや反戦も悲惨も情熱も込めて なかなかの秀逸だった。 とってつけたような最初と最後は不要では?。 【Jane.Y】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-12-24 08:46:02) |
45.「何にも、知らなくてごめんなさい。」 戦争映画を見ると、いつもそんな気持ちになる。戦争。そもそも、意味なんてあるのだろうか?もっと「日本」を大事にしなきゃって思った。 そんな、第二次世界大戦の日本の姿の1つの映画です。 【アンナ】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-12-23 01:31:18) |
44.色々おかしなところはあるが、この作品の最大の偉業は、日本人が「戦争」について再び考える機会を与えたことにある。題材に誰でも知っている、戦艦大和を持ってきたことからもそれは伺えるだろう。一本の映画としても及第点の出来でなかなかではないだろうか。まぁ、別にエンターテインメントとして製作された作品ではない(と思う)ので、見せ場がどうとかいう言い方は避けたいが、やっぱり海戦シーンの出来は良かったと思う。ただ、あの戦闘機のCGがどうも…。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-12-20 01:46:00) (良:1票) |