14.この映画は撮影は35mmのフィルムではなく、 P社のVARICAMというビデオで撮影されたものをフィルムに直して 映画館で上映されました、映画館で見ているとビデオ臭い部分が多くどうも馴染めませんでした、 実写部分で動きの早くカメラがパンする時が特に違和感を感じ、 また静止場面でも35mmフィルムに比べると画面の鮮鋭さが足りないです、 一枚ベールがかかった感じと言いますか。 DVD等で鑑賞する場合は気にならないと思いますが・・・・。 この大作クラスの日本映画はやはりフィルムで撮影して欲しいものです、 でも予算の都合でこれから先はフィルム撮影の映画は少なくなっていくのでしょうね。 同じようなビデオベースで撮影されたハリウッド系の映画は、 ビデオ臭さが気にならないものが多いので、やはり最終工程のお金のかけ方かな?
内容に関しては中々良かったです、海軍で無くなった父の兄を思い出しました。
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13.呉の大和ミュージアムは「大和」と言う「兵器」をいかにすごいか自慢していて 不快だった。この映画もその程度かと思いきや反戦も悲惨も情熱も込めて なかなかの秀逸だった。 とってつけたような最初と最後は不要では?。 【Jane.Y】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-12-24 08:46:02) |
12.「何にも、知らなくてごめんなさい。」 戦争映画を見ると、いつもそんな気持ちになる。戦争。そもそも、意味なんてあるのだろうか?もっと「日本」を大事にしなきゃって思った。 そんな、第二次世界大戦の日本の姿の1つの映画です。 【アンナ】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-12-23 01:31:18) |
11.見て損はしない出来です。興行収入もよかったと聞いてます。過去部分だけで簡潔にまとめていれば7点のできなんですが・・・現代部分のパートが長くて要らないなーって感じました。これってタイタニックのまねですよね(笑)あと、やたらバックの音楽が邪魔でしたね。ラストの現代部分なんて音楽で無理やり盛り上げてる感じがバレバレで嫌味に聞こえました。反町さんかっこよかったです。 【kenz】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-15 11:03:33) |
10.思っていたほど政治的に作られてない。私でもそう思って見たくらいだったので、世間に対して相当誤解されている可能性のある作品だと思います。泣かせ所(あまりこういう表現はこの映画には使いたくないが)が幾つかあり、胸の詰まる想いが致します。でも敢えて厳しく不満を述べると、あの最後の戦いは「大和」だけではなかった。「大和」の他に軽巡洋艦、駆逐艦合わせて計10の艦艇が艦隊を組んで沖縄に出撃、そして共に闘って大和を含め半分以上が沈んでいる。これに対する描写がほんの少しもない。全くない・・・。いかに「大和」の為の映画とはいえ、あまりにも偏りすぎ。せめて闘っている大和の背景に、少しは一緒に闘った艦艇を入れてもいいのにと思った。CGを使っているのだから尚更と思ってしまった。これは史実を基にして作った作品なのだから、少しはそういう所に思いを馳せてほしかった。その点が残念に思いました。最後に音楽が久石譲にしてはなんだか単調。ほとんど印象に残らない。長渕のEDは印象には残るが、あまりいい唄ではなかった。 【はむじん】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-08-29 07:06:45) |
9.ドラマ・ドキュメンタリーっぽい作りですね。ちょっと思いもよらない構成に違和感を感じてしまったんですが、たぶん「後世に伝える為に」こういった教育的な作りになっているのかな、全体的に傍観した感じで、このへんに関しては好みの分かれるところかもしれません。皆さん言われるように終盤の戦闘シーンはなかなかよく出来てます。「生きて帰ってきてごめんなさい」と頭を下げるシーンが印象的でした。ちょっと不満なのは音楽かな。この映画に久石譲をもってくるのは失敗でしたね。彼の音楽は自己主張が強いから。僕としては戦争を扱う映画にはリアリティがほしいので、もっと音楽は控えめでいいと思う。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-08-20 23:25:02) |
8.戦争を体験したことのない私にとって、感情移入ができる作品ではありませんでした。ただ日本人として、過去に何があったのか知っておかなければいけないと思うし、今の日本があるのは多くの犠牲があったおかげなのだと思って見てました。生き残る方にも覚悟が必要だというその時代の風潮に悲しさを感じました。 【mako】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-08-14 18:34:02) |
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7.《ネタバレ》 戦争映画が持つ緊張感みたいなものが感じられず、戦争の恐怖が伝わりにくかったです。 敵の空爆の撮影で、水しぶきがカメラに付き雫がたれて来るところでは少しさめて しまいました。 とはいうものの、エンディングではグッときてしまいました。 【午後のコーヒー】さん [DVD(吹替)] 6点(2006-08-06 22:48:56) |
6.期待値5くらいで見てたら、結構面白かったです。ただ、相変わらず日本映画はCGがしょぼく、戦闘シーンのカットがそれぞれ短すぎたのがマイナスです。反町隆史や中村獅童は好きな部類の役者さんなので彼らは良かった。現在のシーンとか余計な部分がちょっとなあ。評価には関係ないですが、有楽町の東映で見ました。お年寄りがたくさん見に来ており、彼らのトイレが近く、映画館の扉が良く開くなあと思いました。気が散りました(笑) 【february8】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-02-02 20:05:52) |
5.戦争映画はどーしても泣いてしまいますね・・・。 戦闘シーンより、家族や愛する人との別れに涙しました。 |
4.映画を観てる途中に、ウルウルしてしまった。面白いとは思う。迫力のある音や、ハリウッド並(に頑張ってる)戦闘シーンとか。ベタな展開だが、泣きのシーンもあるしね・・・。CGとか模型とか、良好な方だと思うよ。ただ、現代編はいらなかったのかも? それと、戦闘が箱庭的すぎる。もっと、全体的な戦闘を見せて欲しかったです。あと、獅童の演技は、少しやりすぎたような気がするなぁ・・・。まぁ、それしても、今の日本は沢山の英霊の犠牲の上に成り立っている、ということを深く認識させられました・・・。合掌。 【瑞鶴】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-01-01 22:11:31) |
3.《ネタバレ》 率直に言うなら女の視点からの「大和の男たち」としたほうがより正確ではないでしょうか?不死身の兵曹の娘(実は養女)が父親の遺志を実現する旅からの出だしからしてその視点がどこにあるかははっきりしています。登場人物の配置場所も機銃や高角砲、厨房と言うような戦艦では本来裏方であったような場所での水兵勤務ですので過酷とは言えなくても命令により戦局などとは無関係の使い走りの毎日が描かれています。そのために従来のこの種の映画であまり描かれることのなかった対空機関砲の操作や砲弾の扱いなどが丁寧に示されています。戦闘機と差しでの勝負とは言っても、機首を向けたほうに照準が定まる毎秒150mの戦闘機が空を斜めによぎるのを人手で銃弾を補充しながら仰角と方向を二人が呼吸を合わせてでは公平な勝負には程遠いし、重い砲弾を人手で運搬の高角砲も近接信管を抜きでは当たるほうが奇跡に近いです。それでも沈没に際しては甲板に近いほうが助かる率は高いのですが。もともと大和の出撃自体が(天皇から聯合艦隊の残存についての質問があったことが発端とされていますが)無意味なことで、沖縄に到達できるとは誰も信じていない中で官僚機構の組織での伝達の正当化が行われ、人と艦を捨てに行ったに等しいものですから。サイパンの陥落で多くの民間人を巻き添えにした悲劇を認識しながらそれを美化し、それでいながらレイテでの海戦でまだ次の機会があるとして戻り(そこで温存した艦船は帰路に撃沈されたり軍港で爆撃に遭ったりしてほとんど全滅状態)それでいて重油が枯渇しているのだから実際には聯合艦隊はレイテで終わりにすべきだったのだし、それならば意味ある戦場での死として残ったでしょう。この無意味な、ただ航空機にタコ殴りにされるだけの戦闘に兵と艦を駆り出す愚かさだけが見えるので悲しさと寂しさしか感じられない映画です。下士官と水兵との間の心の交流はあったにせよ、結局は彼らを艦の備品としてしか認識していない上層部の官僚主義が喜劇とも言える悲劇を作り出したのでしょう。 【たいほう】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-12-30 20:40:22) |
2.《ネタバレ》 後半の最大の見せ場(プライベートライアン顔負けの演出)
ここまで人間ドラマに力を入れ大和の全景をリアルに描写しておいて、
人が死んでゆく演出が軽すぎます。
最近のハリウッド映画に特に多いのですが、
名前を呼ばれないとわからないくらい死体の扱いが粗末。
カメラワークが早すぎるのです。
ハリウッド映画では最近の「アイランド」「キングダムオブヘブン」の戦闘シーンのような・・
人間ひとりが死ぬ場面を丁寧に撮れとは言わないけれど、
命の尊さが逆にあまり私には伝わってこなかった。
だから生き続ける人のほうが存在感があったことはまあいいことなんですが・・
この後半の最後の船出に向かう大和は圧巻で、
この映画の最大の見せ所だと私は思いました。
「鳥」のように囲まれサンドバックのように米軍戦闘機に攻撃を受ける大和。
これはすごくよくできているなぁと思いました。
それまでの人間ドラマからしてここから主役は大和から人間だ。
ひとりひとりきちんと最後まで描いてほしいと見ていました。
・・なぜ早回しをするんだろう。なぜ必要以上にカメラを揺らせるんだろう。
誰が誰やらわからないじゃあないか(爆)
大事なところで感情移入ができないのに、
なんと回りは泣いている・・??
そしてさらに感情移入ができなかった理由があります。
若い役者の顔が見分けがつきにくい(苦笑)
現在のシーンと回顧シーンとが重なっているのですが、
コレだけよく似た役者を揃えると誰を主体に見たらいいのかわからない。
パンフを購入しあとで見たらよくわかるんですがやっぱり似てた・・
仲代達矢の若い頃の神尾君役松山ケンイチ がピンとこなくて、
結局は神尾君と西君と内田守が必要な役であり、
その他の配役に時間をさけばこの3人の焦点がぼやけてしまう。
もちろん上司は必要不可欠ですが・・
反町はどうだったんだろうか・・
渡哲也が出てきたあたりから面白くなってきたんだけど、
それまでが誰を主体にしているのかついてゆけませんでした。
私の評価としては、
後半の大和の最後の戦闘シーン(人間の描き方は悪い)
歴史をきちんと描けている。
天皇制や戦争の意味など今の時代に描けたこと。
こういったことが評価の好対照です。
【アルメイダ】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-12-23 14:33:06) (良:2票) |
1.《ネタバレ》 所々に入るナレーションで、映画というより昔やっていたテレビ開局xx周年ドラマのようでした。日本は負けないと思っていたのが、いつのまにか死を覚悟しなければならなかった時、自分は何の為に死ぬのか?。犬死だけはしたくない!。死にたくないのに覚悟をさせられるのだからその理由を教えてほしい。そんな問いに考えさせられるものがありました。そして大和の戦闘シーンは迫力もあり壮絶なものでした。『あそこにいたら確実に死ぬなぁ…』と思いながら見てました。西が書いた妙子の絵を神尾の母親に見せたとき、妙子が「モデルがいいからじゃっ!」と言った時、『戦時中でも横文字は有りか?』と一瞬、素に戻ってしまいました。 【まに】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-12-17 15:01:39) |