25.ジャッカルの仕事人ぷりに思い入れしてしまった。自分がジャッカルになってるもん。なんとかドゴール殺らしてあげたかった。目的のためにはお世話になった人もためらいなくあっさり殺す人間性とか、用意周到ぶりに感じ入る。最近の小道具や所作が桁外れのCIAもの作品ばかり観てるとこれくらいの方が臨場感あって好ましい。1970年当時のフランスの風景がなんとも好ましくて、憧れの地であったのが実感できた。 【タッチッチ】さん [DVD(字幕)] 8点(2019-10-01 20:56:36) |
《改行表示》 24.何度か観た映画。 淡々と進みながらも緊張感が持続する。これは結構出来の良い作品として今後も残るだろうと思う。 現代に同じことやったらすぐに捕まりそうだけど、まあそれはそれで。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-05-06 15:20:00) |
《改行表示》 23. 個人的に、大好き。映画的なエンタメ性、笑いあり涙ありドラマティックな展開あり、という作品ではなく、常に地味に、常に渋く、常にプロvsプロの仕事っぷりを描く。ただそれだけ。ただそれだけなストイックな作品。ただ、ここまで丁寧に描写されれば文句がありません。 構図としては暗殺のプロvs暗殺を阻止するプロというただそれだけ。ただし、その描写がそれぞれ深く細かい。「暗殺者」なんていうステータスを持ったキャラクターなんて、映画はおろか漫画でもごまんといます。「暗殺者」という肩書を付けるだけでなんか凄そうに見える。 しかし、本当の暗殺者というものを、それが真実か否かは別にして、ここまで説得力を持たせた作品を私は知りません。 キャラクターの深掘りをしないからこそ、「それでも実は愛を求めた」とか「最後に大事なのは人間同士のつながりだ」とかいうテーマが存在しません。本当にただシンプルに、プロvsプロの手順部分を見せる。ただそれだけ。 しかしそれが面白い。1つ1つの手順とか展開に見入らされる。これほどストイックな作品にも関わらず、時間の長さを感じさせません。 数年ぶりに見返しましたが、やはり数年後にまた見るでしょう。そういう作品でした。 【53羽の孔雀】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-14 17:26:03) (良:1票) |
22.映画に求めている大きな要素が緊張感と共感である自分にとって、これだけ静かに手を汗握る映画はない。映像美主体の作品やドキュメンタリー・ロードムービーでもないのに、淡々と着実に進むストーリー。綺麗な古いヨーロッパの街並が若干恐ろしくさえ感じた。「ザ・どうなるんだろう!」な名作であります。 【460】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-02-16 19:58:41) |
21.たくさんの方がすでにコメントされているように,実に淡々とした映画だ。追う方も追われる方も,ただ己のなすべきことをこなしていくだけ。それは真のプロフェッショナルの姿だと思う。ハンサムでスマートなジャッカルと,ブサイクで小太りのルベルは一見対照的に見えるが,与えられた任務をどんな困難に直面してもやり遂げようとする姿勢においては似たもの同士なのかもしれない。息詰まる知的攻防がじっくりと楽しめる良作だと思う。唯一残念なのは,せっかくパリでも撮影しているのにフランス側の人が英語で話していたこと。もったいない…。 【さそりタイガー】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-06-21 03:25:24) |
20.ドキュメンタリータッチな雰囲気で描かれていて尚、且つ力強く描かれていて面白い!リメイクものは観てないから比べられないが、どう考えてもこっちのが良いに決まってると思える。ラストまで畳み掛ける展開も見応え十分です。殺し屋との行き詰まる攻防も見応え十分!社会派の力作の一つです。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-05 22:19:41) (良:1票) |
19.リメイク版<<<<<<<<<<<ジャッカルの日。まさかのリメイク。気づくわけが無い。 【モチキチ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-01 23:52:06) |
18.SF兵器のようなド派手大砲などよりも、この映画に出てくるライフルの方が遥かに心強く見えるのはどういうことだろう? 【クラウン】さん 8点(2005-03-09 21:19:54) |
17.緊張感のある乾いた雰囲気が、見事にはまっています。謎の暗殺者と護衛する警察のプロフェッショナル同士の静かな戦いが、観るものを作品の中に引きずり込んでいく。英・仏間の対抗意識もベースにあって、なかなかの味わいです。こう言うのを、プロの殺し屋というんだよブルース君。 【パセリセージ】さん 8点(2005-01-18 20:25:57) (良:1票)(笑:1票) |
《改行表示》 16.原作は、海外の作家で私が最も尊敬するフレデリック・フォーサイスの最高傑作で、中学生の時に初めて出会って以来の永遠の愛読書です。映画化において、原作における心理描写の深い味わいはさすがに表現しきれていませんが、狙う側、守る側の攻防はキャスティングの絶妙さと共に忠実に再現されていて見事な仕上がりです。 2022.4.26追記 ジャッカル=エドワード・フォックス=山本圭 奇跡のキャスティング 吹き替えの最高傑作 山本圭さん、安らかにお眠り下さい。合掌 |
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15.皆さんのレビューどおり、良い作品。個人的には、何としても原作どおり、タイトルでもある「ジャッカルの日は終わったのである」をラストに入れて欲しかった。 【あべ】さん 8点(2004-02-11 01:22:02) |
14.高校1年のとき、私が作品を決めてクラスで劇場に見に行った映画です。ヨーロッパの田園風景が綺麗に表現されてます。その中で、冷酷に淡々と仕事をこなしていく、ジャッカルが印象的です。原作もいいですから、是非、読みましょう。 【オドリー南の島】さん 8点(2003-12-08 18:55:23) |
13.一緒に見にいってた母がラストで「危ない!逃げて~!」とスクリーンに向かって叫んでビックリしたよ。 【mimi】さん 8点(2003-11-08 22:48:15) (笑:4票) |
12.暗殺者が本当にプロの感じがして本当に良かった。淡々としてるのに物凄くスリリングでラストまで一気に見れた。こういう映画は大好き。 【ディーゼル】さん 8点(2003-10-17 22:51:26) |
11.この映画を見てから、フランス国歌を聴くと妙にドキドキ緊張するようになりました。 【ポスイダ】さん 8点(2003-07-16 08:29:36) |
10.暗殺者の正体が明かされぬまま、プロそのものの非情さと計画性をもってコトを進めていく。大統領を護衛する警部達との緊迫した話の展開に、最後までドキドキハラハラする。それと対比して全てが終わった後の静かな雰囲気が印象的でもある。F・ジンネマン監督は良心的でリベラルな作風が多く一貫して筋通った人という印象である。いい加減な仕事をしないという安心感がある、私の大好きな監督の一人です。 【キリコ】さん 8点(2003-06-05 20:49:45) |
9. 本当に久々に観た(前回は子供だったので全然覚えていない)が、気づいたのはBGMが(多分まったく)流れなかったこと。最後まで演技だけで淡々と見せていますね。選ばれし暗殺者ジャッカルと有能だけど只の一警官のルベル警視の対比も素晴らしいです。おそらくこの後の刑事ものにかなり影響を及ぼしているのでは?女優さんが期待を裏切らずに裸身を披露してくれるのはいかにも仏映画(英合作だけど)らしい(笑) |
8.フォーサイスの原作を2時間程度の映画に絞り込むのは難しいと思うがしかしその割には良く作ってあるなあと感じた。主人公にE・フォックスを使ってる辺りはさすが!暗殺では無くテロを描いたジャッカルとか言う映画もあったが、この映画の様に記憶には残らなかったなあ・・ 【X-1】さん 8点(2003-04-27 14:30:27) |
7.面白いですよね、これは。後のジャッカルは別の映画ですよ。このジャッカルの日は本当にスタイリッシュで古さもなく、緊迫感もあり、名作と呼んでいい作品。 【みんみん】さん 8点(2003-04-05 20:54:28) (良:1票) |
6.この映画独特の静かな(手に汗握る、ではなく)緊張感は、徹底したリアリズムから来るのではないと思う。この映画のヒューマニスティックな側面にもっと注目してみよう。 【mijukie】さん 8点(2003-03-03 00:31:37) |