友情(1975)の投票された口コミです。

友情(1975)

[ユウジョウ]
1975年上映時間:92分
平均点:7.57 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(1975-11-29)
ドラマ
新規登録(2005-05-10)【一番星☆桃太郎】さん
タイトル情報更新(2024-11-28)【イニシャルK】さん
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監督宮崎晃
キャスト渥美清(男優)矢沢源太郎
中村勘九郎(五代目)(男優)三浦宏
松坂慶子(女優)友部紀子
米倉斉加年(男優)河内健太
佐々木愛〔女優・1943年生〕(女優)矢沢加代
笠智衆(男優)矢沢松吉
有島一郎(男優)友部順吉
名古屋章(男優)川辺
加藤嘉(男優)友吉
谷村昌彦(男優)安岡
中原早苗(女優)しげ
吉田次昭(男優)松崎
谷よしの(女優)
脚本宮崎晃
音楽佐藤勝
撮影川又昂
配給松竹
美術森田郷平
編集大沢しづ
録音小尾幸魚(調音)
その他東京現像所(現像)
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【口コミ・感想】

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3.《ネタバレ》 笠岡の宿まではホノボノ系世代間交流ものの雰囲気で進行しておいて、そこからのトリッキーさとドラマチックさが凄い。風来坊的な主人公に妻や子がいるというその一言がもたらす意外性、島へ渡るタイミングをずらすだけで発生する心理の綾と、それらが集積する実家でのドラマ。大半は太陽の下でニコニコしている渥美清が、「その一瞬」だけは暗色に照らされるインパクト。寅さん以外の方向性から渥美さんの魅力を引き出したという点においても、貴重な作品です。
Oliasさん [DVD(邦画)] 7点(2016-01-01 01:20:48)(良:1票)
2.渥美清という俳優、私は疲れている時に観るとホットする。ホット出来て、同じ日本人に生まれて良かったと思えるので、とにかく渥美清を見ているだけで幸せな気持ちになることが出来る。どこから見ても寅さんを思わせる背中での演技、放浪がよく似合い、この人ほど旅の姿が似合う男は私は知らない。そんな中でのこの映画、タイトルにある「友情」の意味においてもここでは非常に惨酷で厳しい世界が待っている。美しい友情もあれば、惨酷な友情も存在する。それもある意味、友情であるかもしれないというものが丁寧に描かれています。寅さんのようなフーテンとは違いここでの渥美清演じる男はきんとした仕事を持っている。その点が寅さんとは大きく違うものの、背中で演技する渥美清、男は顔で笑って、心で泣くんだとこの作品の中でも演技で見せてくれている。やはり渥美清は背中で全てを語り、表情と言葉で泣かせることの出来る数少ない名優であることが改めて解る。渥美清以外では寅さんで共演している松坂慶子の美しさと同じく寅さんに何度も出てきて笑いを提供してくれている米倉斉加年や午前様こと、笠智衆の姿なども見れたりと、寅さんファンとしてそれでけでも嬉しくてたまらない。寅さん映画程の笑って、泣けるという映画ではないけれど、寅さん映画に出てくる人達を別の映画の中でもまた見れて、そういう色んな意味での楽しみ、この映画は監督と出演者も寅さん映画と関わりのある人達ばかりである。寅さんファンの為の映画かもしれない。これまた私には渥美清、何度も言うように渥美清が色んな顔を見せてくれている。寅さんも渥美清ももうこの世にはいない。でも私の心の中では今もずっと生きている。これから先も一生、生き続けていくであろう!
青観さん [DVD(邦画)] 8点(2010-05-30 22:26:04)(良:1票)
1.《ネタバレ》 渥美清と中村勘九郎(現:中村勘三郎)主演による松竹80周年記念映画で、監督は山田洋次監督の初期の喜劇や「男はつらいよ」シリーズでも初期の何本かで共同脚本を手がけた宮崎晃。渥美清演じる源さんのキャラクターがどことなく寅さんを思わせていたり、作風も山田監督の映画のような雰囲気。主演が渥美清ということもあり、どうも「男はつらいよ 番外編」でも見ているような気持ちになるが、ラストが山田監督ならば絶対にやらないような結末なのがちょっと違うところか。渥美清という俳優を見る時にいつも意識してしまうのが寅さんで本作も途中まではさっき書いたように寅さんを意識して見ていたが、自分の家族の現在の姿を見た直後のシーンや、帰りの船の中で大泣きするシーンで寅さんとは何か違うものを感じ、「男はつらいよ」シリーズを見ていて寅さんに感情移入するのとはまた違う感覚で感情移入することができ、映画自体がとても感動できる名作だが、とくにこのクライマックスからラストシーン近くにかけての渥美清の演技には思わず泣かされた。まだ「男はつらいよ」シリーズ以外での渥美清の主演作を先週見た「白昼堂々」と本作の2本しか見ていないのだが、本作は間違いなく「男はつらいよ」シリーズ、寅さん以外での渥美清の代表作になるのではないかと思う。勘九郎と同棲している恋人を演じる松坂慶子もひたすら美しく、主役二人が彼女に看病されるシーンでは思わず羨ましくなってしまったが、それよりも渥美清の寅さんだけではない俳優としての凄さをこの映画のクライマックスの演技で改めて思い知らされ、やっぱり名優だと思った。(このクライマックスの演技で初めて寅さんを意識せずに渥美清を見られた気がする。)あまり機会がないのが残念だが、「男はつらいよ」以外の渥美清の主演作をもっと見てみたいなあ。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2010-03-02 17:24:20)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.57点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7342.86%
8457.14%
900.00%
1000.00%

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