4.とても5回連続で中国全国武術大会総合優勝を成し遂げた男とは思えないようなハチャメチャなラフファイト。「少林寺」の中で犬を焼いて食べていた好青年が、今は首輪を付けて檻の中で犬のような生活。サムとその娘ヴィクトリアのありえないほどのすさまじい優しさ、それはもはやファンタジー。ダニーもこんな強烈な優しさを持った2人に会えて、とってもラッキー。そんな優しさに最初は戸惑うダニーも徐々に心を開いていく過程が何んとも心地良く見ていて気持ちが良かった。時折見せるダニーの笑顔。こんなカワイイ笑顔を42歳で出せる男はジェット・リー以外そうそう居ないかもね。クライマックス、トイレ内(畳1畳分ほどの空間)で行われる格闘は、由緒ある・・・由緒ある?便所バトルの歴史を塗り替える名勝負。強いて残念な点を挙げるとすれば、今回演じたダニーのファイトスタイルがカンフーという設定じゃないこと。 これは物語の設定上仕方が無い事なのですが、やはりリンチェイ時代からのファンとしてはカンフーを駆使して戦ってほしかったですね。ってか、どうしてあんなに強いんだ、ダニーは?その辺の説明もちょっとほしかったかな。 【カズゥー柔術】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-05 11:58:05) (良:2票) |
3.これは意外と良かったです。ただラストがちょっとあっけない……モーガン・フリーマン親娘が危険にさらされるという展開でもっと危機感を煽ってほしかったです。 【K】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-01-10 15:53:33) (良:1票) |
2.一時期しょーもないCG多用の作品が続いてたので「テレビでやってたら観よう」くらいに思ってたのですが、意外と面白かった。サムがダニーのことを最初から分かってるかのように勝手にしゃべりまくってストーリーがどんどん進むところや、敵対勢力に襲われるシーンで死亡も確認せずに退散するところなど、やや都合良すぎな気がしますが。ヒロインは最初すごく老けて見え、サムのちょっと若い奥さんかと思いました。/ボスのバートは、こいつほんっとに憎たらしいわ~と思わせる演技ですね。リーの方も、ここまで演技力を問われる作品はあまり無かったんじゃないでしょうか。闘技場みたいなところで最後にハンマー振り下ろしたシーンの殺気溢れる表情がスゴかった。アクション面もバカみたいなCG演出がなくてよかったです。/あとラストの方、サムがバートを殺したと思ってる方がいるみたいですが、気絶させたんでしょ?前後のセリフとサムが捕まってないことからも明らかかと。 |
1.ネタバレ ダニー(ジェット・リー)がほんまに犬扱いだったんで、まず出だしでビックリ。普通タイトルって誇張された部分あるけど。これは首輪をはずせばガルルルッてなぐあいで人を襲うモロ人間番犬。そんな番犬の彼がある家族との出会いから次第に人間の心を取り戻すってお話。それなりにはよかったけど、満足度からすると中くらいかも。なんか悪の親分が強いのか、弱いのか、よくわかんなくて。死にそーで死なへんから。ダニーに対するヒツコサはすごいけど、イマイチ倒すに値するほど脅威にも思えなかった。こーゆう映画にありがちな最後の爆発ってやつは当然、悪役の恐ろしさあってのスカット感があるんやけど、それがあんまなかってん。それでもジェット・リーのかわいさとか、カンフーアクションで、それなりには楽しめたけど、めっちゃおもろいってほどでもなかった。ちょっと期待しすぎたんかも。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-06 15:05:00) (良:1票) |