5.《ネタバレ》 イタリアが舞台のアメリカ映画だが、監督は英国人で、題名から想像されるラヴストーリーより、死体をめぐるコメディの要素が濃い。妻の墓地確保のために、妻が死ぬまでは町から死者を出させまいとする夫の奮闘。交通事故の死者を出さないように交通整理までやるの。その彼の周囲で死がチラチラする趣向。あっさり自分の車で死者を出してしまい氷漬けに、という展開になっていく。マフィアも絡んできて、こいつもあっさり当人の前で拳銃自殺、何か俺に恨みでもあるのか、って。カチカチの死体を解凍するところで、死体の耳に残っていたグリーンピースをあわてて口にするギャグがある。こういう映画だから、題名でロマンチックなものを期待した向きには気の毒。ジャン・レノってランニングシャツがよく似合う。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-03-14 12:12:51) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 問題提起の部分がしっかりと固定されておらず、いきなり主人公が行動に走ってしまうので、出発の時点で設定のための設定という印象を受けてしまいます。肝心なシーンが割とさらっと流れてしまうのももったいない(ロザンナとカペストロの対峙のシーンとか)。筋立てはなかなか興味をそそるだけに、もう少し何とかしてほしかったです。あと、人の死をそのまんまネタにしている部分が頻発するのは、やはりどうしてもマイナス。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-02-03 02:18:47) (良:1票) |
3.あんな綺麗な妹を紹介してくれる妻が欲しい。しかし、その妻は、死にそうにないくらい元気だぞ。 【みんな嫌い】さん 4点(2004-04-11 13:25:06) (笑:1票) |
2.あまり知られていないが、夫婦愛という点ではこの映画の右に出るものはないのではと思えるほど素晴らしい作品だった。夫婦が置かれている状況も、旦那であるジャン・レノが起こす行動も本来なら非常に切迫したものである。しかし、映画の空気感はそうではない。あくまでコミカルにほのぼのとした雰囲気が逆に涙を誘う。予想外に爽快感たっぷりのラストも心地よく印象深い。 【鉄腕麗人】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2003-11-18 11:07:21) (良:1票) |
1.奥さんのちょっとした呼びかけにジャン・レノがすぐに反応して顔を向き合わすシーン、印象に残ってます。彼女の死という前提のもとに彼の全ての行動が行われている、、、その事を通じて夫婦の愛を示したり、意外でお洒落なラストを用意したり。ちょっと隠れた名作だと思います。ただ、人が死ぬのは少しいただけなかったかな;; あれがなくても十分にテーマは伝わったと思うし。 【wood】さん 7点(2003-03-12 13:48:24) (良:1票) |