5.《ネタバレ》 でかい音がなったりするわけでもなく、ジットリとした屋内での殺戮が行われる前半は、直接的なスプラッター描写と、音だけで聞かせて恐怖を掻き立てる描写のバランスがうまく、ゾクゾクする。女の子がギャーギャー悲鳴をあげず、冷静なのも好感が持てる。屋外に出てからちょっとテンポダウンするものの、恐怖演出が結構好みでコワ面白いので全然退屈はしなかった。こりゃなかなかの良ホラーだぞ! と思いきや、何で奇をてらっちゃうかなー。納得させるだけの整合性があればいいんだけど、散々オッサンの殺戮を見せといてそれはナイ。製作者の欲が見え、ガッカリ。面白味が半減しちゃった気がしました。正統派で勝負してもイケる出来だったと思うんだが…。もったいない。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-28 01:32:24) (良:2票) |
4.《ネタバレ》 結構ハラハラして見れました。特に前半部分。グロい部分を直接見せない映画も多いですが、これは頭もげたり、喉かっ切られて血ドバーッ!な、シーンもあったり、アキレス腱にガラスが刺さっちゃうのも痛々しい。ちょっと血出過ぎかなとも思いますが。殺人鬼とおネェちゃんの追っかけが続くのかなと思ったら、途中からおネェちゃんが逆に殺人鬼追っかけちゃって、しまいにはカークラッシュで負った怪我を包帯でしばり、有刺鉄線を棒に巻き付けて殺人鬼に向かっていきます。途中からダイハードに見えてしまいました(笑) オチがあれだと何でもアリになっちゃうし、みなさん書いておられるように、辻褄が合わない部分も多いんでちょっと残念です。で、結局彼女は最後、バールを胸に突き刺されても生きてるんだから、やっぱりこの映画はダイハードだったのかも。 【かすお】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-12 02:51:24) (笑:2票) |
3.《ネタバレ》 こういうオチにすれば半ば何でもできるわけで、確かに観客を騙すこともできるでしょうがやはり辻褄が合わないというのはストーリー構成上どーなかと思います(結局あの頭を捨てたのは誰?妄想?)。 でも、まあそこ(というかラスト)さえ気にしなければ(というか見なかったことにすれば?)案外まともな殺人鬼もののスプラッタではないかと。 フランスといういかにも上品で哲学的な内容が多そうな感じのする製作国もさることながら、そっち系では意外と有名なジノ・デ・ロッシの特殊メイクがうねりにうねって結構緊張感のある作品ではないかと思いますし、↓【なにわ君】さんのおっしゃる通り、トイレでの“外し”は逆に良い思います。 ということで、今回はちょっと甘めの6点。 余談ですが、ラストのあの顔がなんか悪魔に憑かれた人みたいに見えました…。 【クリムゾン・キング】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-05-24 01:31:20) (良:2票) |
2.《ネタバレ》 グロいスプラッタを期待して観たのですが、そういう作品じゃないんですね。 終始ドキドキして観ましたが、スプラッタ系が好きな人には物足りないんじゃないかな。 序盤、いきなり主人公の女性が自慰行為を始めるシーン。 主人公がレズだという表現なのでしょうが、分かりにくい。 この手の映画だと、外部とは連絡が取れないのが常ですが、この作品では警察に電話が通じます。 これには、ちょっとビックリ。 その電話を主人公が叩き切るのには、もっと驚いた。 また「主人公が止めを刺さない」が無かったのも、新鮮。 気持ちがいいぐらい、タコ殴りしてくれます。 最後、大どんでん返しがあるわけですが、どっかで見た結末・・・。 「ハイド・アンド・シーク」でやったネタじゃないですか、これ。 ドキドキしながら観れますが、細かく考えると、「主人公の怪我は、どうやって?」とか「あのトラックはどこから?」とか疑問が付きません。 あんまり深く考えないで、追われる怖さだけを楽しめば、なかなかスリリングな作品だと思います。 トイレのシーンなんか、心臓バクバクでした。
【ななのじ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-11-10 18:17:35) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 最初、タイトルに「HIGH」とは出なかったので、てっきり「原題は違うのにまた日本の配給会社が適当な邦題をつけたのね!!」と軽く憤慨してたのですが… フランス語でハイテンション って書いてあったのね ごめんなさい。(T▽T) しっかしDVD(レンタル)に日本語吹替が入ってないのには参った。吹替で観ないと恐怖がリアルになるからイヤだわ~… ◆という訳で、リアルに憂鬱になりまくりました。ちょっと私の苦手路線の怪我もあったし…ああコワイコワイ。あんな目に遭うのは勘弁願いたいものです。 ◆最初のうち、犯人に恐怖というより怒りを感じて「早く捕まえてボッコボコにしてー!!」と思っていましたが、オチがああなのか…。個人的にああいうオチは嫌いではないものの、手っ取り早く観客を驚かせる逃げの手法だとも思っているので、ああいうオチにするならするで合わせて欲しい辻褄ってのもありました。犯人と真犯人が同一人物なら、実際にはどうだったのか…の部分を観客が補完するしかないのはツライよー。 【えむぁっ。】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-04-16 23:36:28) (良:1票) |