38.《ネタバレ》 昭和生まれで平成育ちの私のような人間は、元来この作品のターゲット層では無いように思えるが、そんな私でも素直に感動してしまった。私にとって昭和というのは、映画や教科書の中でしか見たことがない仮想の世界だが、自分がさも昭和の世界を生きてきたような(…というと言い過ぎか)何か暖かい、なおかつ懐かしい気分にさせてくれる作品だった。何ていうか、やっぱりベタが一番良い。結末読めたけど、予想通りになってくれてホントに良かった。ラストの夕陽は名シーン。あんな時代がまた来るとイイなぁ。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-01-29 02:38:07) |
《改行表示》 37.昔はこんな感じだったのか・・・。 何だか優しい時代だなって思いました。ぜひ2も見ようと思います 【甘口おすぎ】さん [地上波(邦画)] 9点(2007-01-07 20:25:00) |
36.3度目観賞。今回は落ち着いて観れましたが、現代の日本人が忘れかけた懐かしい昭和の匂いから伝わる純な感動は決して褪せていませんでした。D-51が歌う主題歌を始め、哀愁漂う作中の音楽からは元気を頂きますね。 一線を画した傑作です! 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-01-07 00:11:19) |
35.《ネタバレ》 誰もが持ってる「昭和の萌えポイント」みたいなのをきっちりくすぐってくる、そんな、キュン映画。私は平成に育った子ですが、古きよき時代を生きた人たちにはたまんない映画じゃないですかね。冷蔵庫が来た日、3輪車、低い軒先の家、ほこりっぽい町なか、黄ばんだよれよれの白シャツ、駄菓子屋。意外だったのが、Drコトーが底意地悪い男を演じてたトコ。茶川さん。子どものアイデアパクるわ当たりくじないわTV壊すわ。ま、ある意味人間臭いってコトでそれがまた良かったけどね。目に見えない婚約指輪をハメた、小雪と茶川さんが今後どうなるのか、続編に期待します。 |
34.父子モノに弱いんですよねぇ。原作知らないからかもしれませんが、泣いちゃいました。吉岡君すごい。いい役者になったなあ。悪役はできない人だけど、はまり役ははまり方が半端じゃないなあ。山崎貴は「リターナー」を見たときは監督なんか辞めちゃえ!って思いましたけど、この路線が描けるのはなかなかすごいです。昭和30年代のCGは一見の価値ありだったし、映画館で観るべきだったなあ、やっぱり。 【如月CUBE】さん [地上波(邦画)] 9点(2006-12-02 22:29:33) |
33.それほど印象に残るような作品ではないと思うんだけど、自然に泣けました。コトーの演技は微妙だけど、子供の演技が光ってたナァ。それにしても、あんなにキレイでツヤのある小雪があの役柄とは、、かなり浮いてない?(それもまたヨシですけど。) 【レンジ】さん [地上波(邦画)] 9点(2006-12-02 00:31:15) |
32.魅力あふれる役者さんたちと、なんとも言えない情感漂う描写に心が表れるようでした。印象深いのは堀北真希さんの演技が光ってたことでしょうか。原作の雰囲気を損なわず、ジーンと心に残る映画に仕上がっていると思います。続編がもしあるのなら吉岡さんと小雪さんのその後をぜひ・・・幸せであってほしいですね。 【kalyn】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2006-10-07 06:25:19) |
《改行表示》 31.初監督作品「ジュブナイル」で内容の評価よりもヴィジュアルエフェクトで注目された 山崎貴の「リターナー」に次ぐ映画監督作品第三弾は、これまでのSF路線から一変し、 昭和中期の下町人情を描いたコミックの実写映画化。 得意のVFXを最大限に駆使し、昭和の町並みをファンタジックに現出させている。 極めてキメの細かい映像シチュエーションやカメラワークが随所に見られ、 映像技術的には文句なしだ。 子供の飛ばした模型飛行機を追うようにカメラが移動し、昭和の町並み、そしてタイトル という見せ方。 飛ばしたCGをカメラが追うという見せ方としては、ゼメキスの「フォレストガンプ」でのオープニングの”羽”の手法を想起させる。 どことは言わないが、微妙な一瞬をスローモーションに切り替えて、表現にインパクトを 与える手法。 鈴木家にやって来たテレビで力道山の試合に見入る三丁目の面々をリング観客と同化させる表現方法。…と挙げて行けばキリがない。 ストーリーテリングとしても三丁目の面々のコネタをうまく絡めては、まとまりのある編集を行って帰結させて行く。 それをクッキリと引き締めているのが流れのチャプターアクセントとして使われている東京タワー。 そして六子と汽車がトップラインとボトムラインを構成しているのだ。 「指輪」も悪くないが、「お守り」のエピソードや「六子の親」のエピソードあたりでホロっと来る。淳之介へのプレゼントのエピソードも良い。 難を言えば、サンタクロースのネタ晴らしがあるため、子供には見せられない作品という点か。 ところで「茶川竜之介と古行淳之介」って「芥川龍之介と吉行淳之介」の文学作家ネタなんですね。 【あむ】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-09-17 19:58:00) (良:1票) |
30.《ネタバレ》 暖かい映画だった。べたなストーリーでもそこが良い。堀北真希がすごく良い。薬師丸ひろ子も良い。てかとにかく全員良い。 【十人】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-08-30 02:48:34) |
29.昭和を題材にしたのは、リアリティの追求ではなく、舞台として再現しただけのことだろう。あまりに美しすぎるところはあるが、過去はいつも美化されていくもの。特別気にならなかった。ストーリー自体もありきたりでなんの捻りもない。でも嫌味がなく、温かい。邦画も洋画も人の生死でばかり泣かせる映画が多い昨今、温かさで泣かせてくれたのは高く評価したい。 【智】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-07-15 21:16:54) |
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28.今まで観た邦画の中では一番かも。吉岡秀隆の演技って好きじゃないんだけど、それも何とか許せるくらい良い作品。皆元気で、人情味にあふれまくっている。その時代は知らなくとも、ほんとにこういう感じだったんだろうなぁと思いを馳せることができる。作りすぎのようでいて、リアリティにあふれているようにも感じる。個人的には一平ちゃんと六がとても上手だったので、彼らには満点をあげたい! 【にゃ~】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-07-12 22:48:17) |
27.演出は野暮ったく,話の見せ場もミエミエ。おまけにオムニバスもどきの構成は,一本筋の通った物語を作れなかったことの裏返しともとれる。そう,もっとはっきり言うと,そのような映画は大嫌いなはずなのに,レンタルしてきたDVDを返却するまでに三回も観てしまった。そして三回とも泣いた。しかも同じシーンで(終盤のあそこ……と書けば,観た人なら誰でもわかる)。不思議な魅力を持った映画だと思う。VFXには目を見張るものがあるが,無論それだけではない。私はあの昭和三十年代という時代の残り香をかろうじて嗅いだ最後の世代だが,かといって,過ぎ去ったものへの郷愁に衝き動かされて涙を誘われるほど,まだ老け込んではいないつもりだった。それなのに,冒頭の町並みが映るシーンだけで胸が詰まった。《ああ……なつかしい……》特に,近所の人たちがテレビを前に我を忘れて興奮する光景。これが一番心に残った。本作で展開されるドラマは,現代でも十分起こりうる話である。昭和三十年代という時代設定を絶対条件としなくても,成り立つといえば成り立つ。だが,あの白黒テレビに映る力道山を,老いも若きも男も女も空手チョップを振りながら応援するその姿は,あきらかにあの時代を何よりも正直に映す鏡だと思った。私も確かにそこにいたのだと思うと,懐かしさ以上の何かを感じて,またしても胸が詰まるのである。結局のところ,昭和の前半とはどういう時代だったのかということを,センシティブに語る映画は今までなかったような気がする。そのような試みは,本作が初めてではないか。その点をとても評価したいと思います。8点。さらに,久しぶりに邦画で泣いてしまったことに対して,もう1点追加です。 【Roxy】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-06-21 13:40:42) (良:4票) |
《改行表示》 26.《ネタバレ》 巷ではありがちな話とかベタなお涙頂戴なんて評価もあるんだけど、よく考えてみると、ありがちっていうけど、 最近のドラマって、結構みんなひねくれてて、スレてて、こういう展開は見たこと ないです。私には逆に新鮮でした。あ・・・あ・・・、こんな話で泣いちゃいけないと 思いつつ、号泣。まだまだこういう話でも感動できる自分に嬉しかったです。個人的には六ちゃんがものすごくよかった。堀北真希ちゃん、びっくりするほど輝いてました。 こんなに彼女、うまかったっけ。 【うさぎ】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-06-19 11:13:43) (良:1票) |
25.《ネタバレ》 みんなが主役のこの時代(演出の力もあるが…)、いいなぁ~。素直に感動できる映画だと思います、ほんとに。吉岡秀隆の演技を上手いと思ったことはないけど、今回はなかなかよかった。特に、淳之介がいなくなった後、自宅の家具をめちゃくちゃにするシーン。あのシーン、男の俺は最高に感情移入しました。最高! 【T橋.COM】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-06-17 16:12:21) (良:1票) |
《改行表示》 24.《ネタバレ》 わかってるんだけど、わかってるんだけど、わかってるんだけど、泣いてしまった。そして笑った。 マニアックな映画よりこういう誰でも楽しめる映画が好きです。 意外にコントチックでリアリティないところがまた好き。 たまに出る堤真一さんのぼそっと言う一言が特に好き。 「サンタに返してこい」で茶吹いた。 【ひで太郎】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-06-13 23:58:25) (良:1票) |
23.まだ人間同士が、目に見えるもの話せるもの触れるものとして、実体を感じてつき合い生きていた時代。あの頃は人の強情、優しさ、弱さ、見栄、そして貧乏も分かりあえた。潰しあうより支えあうほうが美徳だった。 いいですねぇ昭和。お金と引き換えに無くした物が、多大に表現されていました。昔は損得ばかりではなかったのですよね。豪快な怒りんぼオヤジ、質素で優しいお母さん、近所のお人好しなインテリおにいちゃん、素朴で無垢なお嬢チャン。たまらない人物設定です。夕日もきれいに見えるわけだ。 【チューン】さん [試写会(字幕)] 9点(2006-04-17 18:58:39) |
22. やはり、思ったとおり良い映画でした。本当に戦後、高度成長期に入っていく元気で前向きな日本の姿が映し出されていて何か元気にさせてくれる作品です。 【TM】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-04-16 22:32:14) |
21.当時を知らないのですが、何となく自分の子供の頃の日本とつながっている部分を感じて、非常に懐かしく思えて、映画の冒頭から涙が出てきました。お金も物もないんだけれど、もっとずっと大切な暖かい心はみんな沢山持っていて、もう途中から涙がどうにも止まらない。素直に良い作品だと思いました。 【ひかり109号】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-03-26 23:32:32) |
20.邦画嫌いで大して期待してなかったんですが、これは当たりでした。特にスケールが大きいわけでもなんでもない、ごく普通の話。でもそれでここまで感動できる映画、そうそうないと思います。 【トナカイ】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-02-09 23:26:32) |
19.原作も良いですが、映画も良かったです。 【まりまり】さん [映画館(吹替)] 9点(2006-02-04 16:18:35) |