音のない世界での投票された口コミです。

音のない世界で

[オトノナイセカイデ]
LE PAYS DES SOURDS
1992年上映時間:99分
平均点:6.67 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドキュメンタリー
新規登録(2005-07-27)【ぐるぐる】さん
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監督ニコラ・フィリベール
撮影ニコラ・フィリベール
配給ユーロスペース
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【口コミ・感想】

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1.聾者の、耳が聞こえないってことに、健常者は鈍感すぎてもならないが過敏すぎてもならないってこと。差異は認めて差別はするな、ってことか。手話の身振り手振りこそ、まさに映画が誕生したときにあったコミュニケーションだったわけで、彼らは「観る」ことのスペシャリスト、「身振り手振り」の専門家である。細かなエピソードが、聾者を身近なものにしてくれる。親族のほとんどが耳が聞こえない中で、どこそこの子だけは、かわいそうに耳が聞こえてる、と言っている青年。身近に子どもの聾者しかいなかったので、大人になる前にみんな死んでしまうんだと思い込んでいた子が、初めて大人の聾者を見たときの喜び。家族がどっと笑っても何で笑ったのか分からない孤独。健常者と聾者、どんなに同じだと言っても、音楽を楽しむことだけは違うだろう、と思っていたが、冒頭の四部合唱(!)、一種のパフォーマンスかも知れないが、確かに音楽に近い何かだった。欠損は欠損には違いないが、それを補う力が人間には強いってこと、また欠損があることによって豊かさに敏感になれるということ。聾唖者こそ、サイレント映画の監督にふさわしいのではないか。というか、映画監督に必要なのは、聾唖への想像力だ。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2010-04-17 11:58:06)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.67点
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6133.33%
7266.67%
800.00%
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