4.《ネタバレ》 タイトルがおかしいですよね。「恋する神父」じゃなくて「恋する神学生」ですねぇ。最初からかなりキツい映画でした。もう同期の神学生のバカさ加減にイライラ、それに巻き込まれながら何を伝えるにも態度がハッキリしないギュシクにイライラ。結局ギュシクのハッキリしない態度は延々とラストシーンまで継続してゆく事になるのですから、もう辟易、と。ギュシクとボンヒはお互いを嫌っていたのに、いつの間にか好きになってました、っていうのがなんで?みたいな状態。二人のエピソードが積み重ねられてはいますけど、せいぜいがマイナス状態からゼロ状態になりましたって程度にしか見えなくって「愛してる」ではなくて「なんとなく好き」って感じがせいぜい。ペンダントをそっと渡すシーンなんて、あれ、ギュシクの未練や姑息さが感じられて「いやらしいわぁ」としか思えなかったんですけど。全編がひたすら空回りによって構成されているイライラ映画でした。大体、この役ってクォン・サンウに全然似合ってない気がして仕方ありません。イ・ビョンホンやカン・ドンウォンみたいな端整な顔立ちをしたタイプ向きで、悪ガキみたいなサンウだと、ラストシーンの涙に女々しさしか感じられません。泣きの演技は似合わないと思うんですけどねぇ。始めにサンウありきな企画だったんでしょうけれど、題材の選択ミスかな。キリスト様も、こんな映画のネタにされたんじゃたまったもんじゃないですねぇ。 【あにやん🌈】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-12-13 01:35:30) |
3.《ネタバレ》 私はなかなか面白かったと思いましたが・・・。確かに突っ込みどころのある作品でしたね(^^;最初キスしたところだって、横にころがしゃいいでしょ!でも、禁じられている事に対する欲する心は誰にでもおこることである。それがあの聖水飲み干し事件で呼び起こされたのでしょう。神様はある意味いたずら好きなのである。だから人はドキドキして、人生を楽しむことができるのである。それが、苦痛や寂しさを伴うとしても・・・。 【ラブコメ大好き!】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-19 20:53:34) |
2.クォン・サンウって、表情を動かしちゃいけない人なんじゃないでしょうか。だって、クールな顔してない時は王子様じゃなくって、顔の柔らかいコメディ俳優にしか見えなかった(ファンの人、ごめんなさい)。それにしても、罰の修業の方が楽そうに見えるけど、ああいうものなんでしょうか。うーん、30年前の少女漫画みたいだった。 【ちゃいちゃい】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-11-15 15:14:13) |
1.この映画は構想から完成まで2年をかけて制作されたそうですが、ホ・インム監督は2年間いったい何をしていたのだ、と言いたくなるような作品。大写しによる切り返しの多用、後半の感傷的な音楽にも辟易しますが、街に設置された電灯の点灯式という照明を生かす絶好の場面を「僕は人の心に灯りを点すより、街に灯りを点す方が得意だ」の言葉だけで終わらせてしまうのはあまりにも惜しい。暗闇で見つめあっていた二人に不意に光が注がれとまどう、といったシーンがあってもいいのではないかな~。聖歌隊のミュージカルシーンも、とりあえず楽しませておけといった趣で気に入りません。ペンダントに写る自分の顔を眺めているハ・ジウォンに回想的にクォン・サンウの言葉が重ねられた時、ついに私は息絶えたのでした、アーメン。 【彦馬】さん [映画館(字幕)] 2点(2005-08-31 00:30:26) |