9.面白いんだけど、ラヂオの時間のような、後に残るものが少なくてちょっと残念。けど面白いヨ。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-04-01 15:39:57) |
8.暗転も無ければ幕も降りない三谷幸喜の舞台劇の醍醐味を極力損なわずにメディアの世界へ昇華させているのが何度も印象的に登場する長回し。この人の描くコミカルな人間模様は舞台だからこそ面白いというところがあるが、この作品はその舞台的演出のおかげで大袈裟なキャラクターを違和感なく楽しむことができた。少し前にテレビで三谷演出の「HR」というのがあったが、あれなんてまさに舞台劇の面白さをそのままメディアの世界へ持ってきた好例だといえるが、この『THE 有頂天ホテル』もまた、舞台とメディアとの折り合いをうまくつけていると思う。そもそも三谷は佐藤浩市に「映画の演出を知らない」とはっきり言っている。知らないことをムリしてせずに自分の得意な分野で勝負している。それがかえって良かった。三谷演劇・劇場版といったところか。ひとつの娯楽のカタチとして認めたい。 【R&A】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-03-27 18:48:02) |
7.脚本が細かくて、「さすが!」と思った。ただ、これだけキャストが豪華なのにどこか安っぽい。クスクスと笑える場面がいくつかあって楽しかった。だけど、後には残らない。表面的な映画。 【Syuhei】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-03-09 00:17:56) |
6.多種多様なキャストを動員して、くだらない小ネタとドタバタを描いた映画。贅沢といえば贅沢で、無駄といえば無駄ななんとも説明しづらい作品。正月ボケの頭で見るには丁度良い映画と思いますけど、すべてが想定内でくどく脱線していくのは見ていて飽きる…。 また、わざわざ映画にするような内容でもないと思うのですが…。どちらかといえば全体が「東京的」な気質の笑いで占められていて、異質なコメディであると思います。インパクトある騒動があるわけでもなく、ごった煮状態でドロドロと展開していくこの雰囲気が楽しめる人には極上の映画なのかもしれません。 部屋の名前の説明とか不要と思えるシーンもあるし、ホテルマンがお客様をお客さんと呼ぶのも違和感を感じる。筆耕さんとかリネンさんとかホテルの裏側をいっぱい見せてくれるあたりはこだわりを感じます。こういった点は楽しめました。 役者では料飲部長を演じる生瀬氏がとくに良かったかな。ああいう人、います(笑)。撮影が全体的に“眠い”く平坦なので、撮影や照明のほうでもう少しメリハリがついていればさらに良かったと思います。 【トト】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-02-24 14:18:11) |
5.三谷ファンとしては、ちょっと微妙かな~。もうちょっとドタバタして、とんでもないとこに行って、でも最後にすべて丸く収まって…っていうのを期待していただけに、その「とんでもなさ」がちょっと物足りなかったです。確かにコネタ満載で面白いのは面白いんですが、爆発力がもう一つだった。ちょっとオシャレすぎましたね。 |
4.三谷作品ってテレビでよく見ています。結構好きです。小ネタいっぱいでいつもくすくす笑わせてもらっています。。。んーーーー、どうなんだろう、、この作品も小ネタ満載でおもろく感じるはずなんだけど、、なんでだろ、、あんま印象がのこっていないんです。。。話が淡々と進むからなのかなぁ。伊東四郎、西田敏行、津川雅彦とか出演陣はそれなりに豪華なんですが。。。どうも彼らを生かしきっていなかったような印象です。プチ群像劇なんですが、どうも人が多すぎで出演者の印象が薄くなってしまっていたようです。。見終わった後の感想が「いろいろあったな」の一言で終わってしまって。。まぁ、面白くなかったわけではないんです。だからぎりぎり及第点ってことで。。ところで、戸田恵子さんは年取るたんびに美しくなっていっているように見えるんですけど、オイラの目がおかしいのかな。 【ぐっきい】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-02-11 04:49:19) |
3.期待し過ぎだったのかも。 最も印象的でイイ味だしてたのは、オダギリジョー扮する筆耕係だった。 【BROS.】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-02-05 23:47:04) |
2.これは映画館で見るべき作品だと思う。みんなと一緒に笑いながら見るべき。ホテルという場所は、いろんな人の人生が交錯している場所であり、今回の映画はその様々な人生が絡み合って物語が紡がれる。見終わったあとは、人間には、それぞれ長く複雑で面白い過去やドラマがあるという、当たり前だけど忘れがちなことを再度気付かされた気持ちになる。だからこそ、映画館で、見知らぬそれぞれの人生を抱えた大勢の誰かと一緒に笑って見るといいと思います。 【コダマ】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-01-31 16:57:25) |
1.相変わらずクドイなあってのが第一印象。 もっとスッキリ見せて欲しいってのが本音。 なんだけど、さすがに三谷幸喜も映画作りに慣れてきたらしく、今回はそれなりに楽しめた。 でもねぇ、こんなに豪華なキャスティングをする必要あんの? これだけたくさんの役者をうまく使い切ってるとも言えるけど、逆に言えば、誰のストーリーも印象に残らない。 今回の小ネタのたたみかけ具合や笑いの間は、よくこなれていて上手いと思うし楽しめるけど、核になるストーリーがなんもない。 だからカタルシスがない。 三谷幸喜って、2時間ものの脚本書くといつもやりすぎちゃうんだよなぁ。 「こんなのありえねぇよ」ってとこまでいっちゃう。 そうなると観てるこっちが引いてしまうし、それが延々続くから疲れちゃう。 2時間の尺をビッチリ笑わせてくれるサービス精神は買うが、そろそろ「間引きするセンス」も磨いてみては? 一応笑えるシーンがいっぱいあったので、6点献上。 でも、「映画」としては、どうだろうねぇ。。。
【とっすぃ】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-01-24 01:46:37) (良:1票) |