7.《ネタバレ》 なぜにここで高得点なのかわからない、何かの陰謀じゃないかと 疑ってしまうほどの駄作に感じた。 というか、もう今となっては、演出も脚本も演技も カメラワークもなにもかも古い。 セリフのあまりの多さにも辟易。 役者たちは表情に乏しいか、あるいは臭い演技。 ラストのこれまたラストのどんでん返しもとって付けたような 唐突さがある。 最後の事件も、これまた唐突で無理があると感じた。 しかし、批判の多い情婦という邦題の意味は納得した。 【うさぎ】さん 0点(2003-12-29 20:46:42) (笑:1票) |
6.アガサ・クリスティの原作を、ビリーワイルダーが映画化。 良い素材を、最高のシェフが、最適な調理法で仕上げたとも言うべき本作。 緊迫の法廷劇を、個性豊かな登場人物とユーモアで、一気に飽きさせずみせます。 それにしてもビリーワイルダーのコメディセンスは素晴らしい。 およそ半世紀前とは思えぬテンポの良さで、ばりばり現代っ子のうちの娘たちをも魅了してしまうのだから。 上質なものは色褪せないという良い見本ですね。 【poppo】さん 9点(2003-12-20 13:49:35) (良:1票) |
5.ビリー・ワイルダーは優れたドラマ作家だとつくづく思う。本作も初見の際は、2転3転する展開に度肝を抜かれたものだ。しかし、2度3度観返していくと、なぜだか少しずつ飽きてくる。例えば、デートリッヒの「ストッキングが破けるのだけは我慢できない」というような台詞が出てくるが、それが台詞だけに終わっている。もし、本作の監督が、彼女主演で『天使』を撮ったルビッチや多くの主演作を残したスタンバーグならば、こんなおいしいシーンをいかに面白く観せるかに心を砕かずにはいられなかっただろう。隙のないストーリは却って見応えのある大胆な演出を阻害する。チャールズ・ロートン演ずる弁護士の台詞じゃないが、「あまりにも出来すぎている」のだ。たぶん。 【なるせたろう】さん 7点(2003-10-25 17:37:24) (良:1票) |
4.文句なし。そのシナリオに脱帽。 【じょん】さん 10点(2003-04-07 10:27:01) (良:1票) |
3.弁護士のチャールズ・ロートンは「人生は42から」ではにこやかな実直な執事だった。ここでは病気上がりの頑固でおちゃめな役。いずれもインパクトのある魅力的な人だった。未見の人のために詳しくは言えないけど、マレーネ・デートリッヒには驚かされる。脚本が巧みでセリフはユーモアがあって最高。ビリー・ワイルダーの脚本、演出ともいつも感心させられる。普通こういう法廷ミステリーは一度見ると面白さは半減するものだが、これに限っては何度見ても面白い。これはただのミステリーではなく、ユーモアのある会話や上質の演出、俳優の魅力など全てが傑出しているからです。 【キリコ】さん 10点(2003-03-01 17:28:09) (良:1票) |
2.参りました!!これほどの作品を作られては、もう何も言うことありません。文句なしに10点献上。お見事!! |
1.演技、小道具、ストーリーテリング、全てが最高!!この映画でワイルダーを知りました。 【たか】さん 10点(2001-09-15 21:44:28) (良:1票) |