《改行表示》 6.くっだらねぇ~。w でも、くだらないが良くできてる。www 話の面白さよりは伏線の見事さを楽しむ映画。 序盤こそ投げっ放したようなシークエンスが続き、なんじゃコレ? 状態なんだが、仕切り直した中盤以降は手品の種明かし的な楽しみがあって、「ほーほー、なるほど!」と仕掛けの巧さに舌を巻く。 時間SFモノにパラドックスは付き物だが、細かな部分の辻褄合わせも極力破綻無いように頑張ってるし、何よりこの監督が撮ってこれだけ面白いんだから、本当に良く出来た脚本だと思う。 ストーリー的に、タイムマシンを使って何かをしようと欲を出すと、話の矛盾が大きくなるものだが、タイムマシンを使うことによって起きる矛盾を食い止めようとする物語の設定が、結果として(話は小さいが)上手くまとまった。 【TERRA】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-08-31 15:22:17) (良:2票) |
《改行表示》 5.《ネタバレ》 よくよく考えるとやっぱり矛盾はあるんだけど、たとえば99年前に戻ってカッパ伝説を作ったことで過去を変えてしまっているはず。 すべて辻褄を合わせているように見せて、実は合ってない。 でも、ストーリーの流れにどんどん乗せられていくので、その勢いで矛盾を検証する間もなくサッと通り過ぎてしまう。 矛盾を感じなくて済むように脚本も上手く練られている。 そもそも軽いコメディタッチなので、真剣にパラドックスを考えるような作品でもない。 タイムマシンもコントレベルの装置だし、頭をからっぽにしてただ楽しめばいい。 瑛太と上野樹里のラブストーリーの行く末にニンマリ。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-10-06 20:51:58) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 何だろうこの感じ・・・。別段笑ったり泣いたりするわけでもないのに、見てて妙に座りが良い感じの映画。毒が抜けた稲中卓球部。上野樹里の神すぎる可愛さ。このくだらないノリが肌に合えば、決して退屈にはならないでしょう。序盤、頭の中が「?」になるシーンが沢山あって変な気持ちになるけど、少しずつその回答を出してくれて解決させてくれる楽しさがあります。 【VNTS】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-10-19 16:50:28) (良:1票) |
3.男の子たちのテンションが異様に高かったですね.あれを「元気が良い」と捉えるか「騒々しい」と捉えるかによって,印象が変わると思います.私は後者でした.「バック・トゥ・ザ・ヒューチャー(BTF)」に対するオマージュのようなシーンが所々に挟まれていましたので, あえてBTFの掛け合いコントと比較しますと,BTFの掛け合いが「軽妙」であったのに対し,本作の掛け合いは少々「猥雑」であったと思います.話としては面白かった分,ちょっと残念でしたね. 【LB catfish】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-11-15 13:03:16) (良:1票) |
2.これはなかなか面白かったです。よくできてますし。でも最後結構クドくて(笑)もうええわって思いながら観てました。これはお勧めの一本です。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-08-06 14:50:34) (良:1票) |
1.イカにもな感じの青春SF映画です。もうね、本当に良いの。何がいいのかというと登場するふたりの女の子が(そればっか)。・・・ま、それは冗談として(冗談じゃないけどネ)、すごくバランスが取れている作品です。話のネタとしては使い古された感があるけれど、それを随所に散りばめたギャグがうまい具合に打ち消しています(ずっと上映中は笑いっぱなしでしたよ)。舞台は大学の構内と銭湯その他商店街オンリー。制作が元々は舞台畑の人らしくアイディア勝負の制作費を抑えた作品に仕上がっていたのも好感が持てました。あとは僕自身が青春のカラッとした遠い過去の記憶を、揺り動かされて容易に思い出させてくれるそういう作品にめちゃんこ弱いんですよ。映画館を出たときに、タイムマシーンに乗ってたのは僕だったんじゃないかなんて思っちゃったりして(おっと、カッコイイこと言っちゃったよ、俺)。映画を観終わった後の爽快感は今年観た映画の中でも1,2を争いました。とっても良かった。 【ひろすけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-11 15:34:43) (良:1票) |