4.なんとなく気楽に観たい理由で借りたのですが、とんでもなく面白い映画で驚きました。ナポレオンの考え、行動、速度が僕自身と凄く似ていて、親近感がわき、ものすごく楽しめたと思う。脇役も抜かり無くファニーな感じ。こんなにゆったりとしたリズムで進む友情ストーリーはめったに無いと思う。邦題は最低最悪。 【バトルコサック】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-02-14 03:59:39) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 なんだこれわ(笑)。映画には感動を求めている僕には笑撃的でした。美男美女ではなく、オタクやエキストラに焦点を当てるとこんな面白い映画になるんだぁ。美男美女が題材だと、センスの良さ、人柄の良さ、時にはとげとげしさ、話が膨らむ。しかし、それとは母集団がちがう人間を取り扱うと、宇宙人に会ったかのような衝撃を受ける(宇宙人に会ったことはないがな)。アメリカ人に対するイメージって様々ですが、日本の高校生と比べると私服のセンスがシンプルだけど、友人関係が社交的なところとか、何よりも個性的なところに憧れを感じます。そんな社会でもオタクは異端視されるわけですが、この映画は偏見とされるその個性を”改善”するような無粋なオチを良しとせず、最後のデビーとの戯れを観ても思うに、みんなじゃなくても、誰か1人でも認めてくれればいいんじゃないの?という姿勢が感じられます。そこにどことなく人間への讃美を感じ、アメリカ人を身近に感じてしまいます。登場人物がゆるくて、とにかくゆるくて、魅力的です。草尾毅さんのムダに力強い吹替も面白い。なぜか全員ハッピーエンドになるのも◎です。一番の見所は最後のジャミロクワイの曲でのダンスでしょう。何であんなに上手いんだよ(笑) |
《改行表示》 2.最高。まったりした独特の雰囲気。いつのまにか、この世界に入り込んでしまう。キャラの個性が立っていて、見終わるまでになんとなく全員好きになる。ユルくて、爆笑するような映画じゃないけど、なぜか、何回も繰り返し見たくなるから不思議。この監督はまだ25歳。いいね。こういう映画がアメリカでヒットするとは、アメリカもまだ捨てたものじゃないかもしれない。しかし、散々言われてるだろうが、この邦題はヒドい。主人公の名前なんだから原題のままでいいのに。どうしても邦題つけたいなら「ナポレオン・ダイナマイト」のあとに四字熟語をくっつけるくらいにしてください。 【Vanilla】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-02-28 21:16:00) (良:2票) |
1.最近私が観たアメリカンコメディの中でも最高傑作です!ナードな高校生のナポレオンが巻き起こすナードな毎日。たまりません。絶妙にゆるい演技を見せてくれる主役の彼と、強烈なキャラクターばかりの脇役たち。ストーリーや登場人物に加えて、映像の古めかしいモダンさ。家や学校が引きの固定カメラでずっしりと捉えられているシーンは涙ものです。アメリカ人にこんな笑いのセンスが隠されていたなんて!と観た方は脱帽されることでしょう。それから、「バス男」というタイトルは全く内容とは関係ありませんので。原題は主人公の名前そのままの「ナポレオン・ダイナマイト」です。 【kaneko】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-29 16:57:38) (良:1票) |