《改行表示》 4.《ネタバレ》 リアルタイムでみました。とにかく初めて観る生のセッションという感じ。 後年、いろんな本で当時は仲が最悪だったなどというのを読みましたが、本当だろうか?と思いました。 確かにジョージとポールが言い合いする場面もありますよ。しかし、メンバー同士お互い顔を見合わせながら ふざけながら楽しく演奏するシーンもあるんです。 この映画はとんでもないくらい長く行われたセッションのほんの一部です。 その時の音源はいろんな形で聴くことも可能ですが、和気あいあいのシーンもものすごく多いんです。 ほんとに仲が最悪だったら何十時間もいられないですよ。 特にアップル屋上ライブのかっこよさは筆舌につくしがたいです。 ジョンのギターと左利きのポールのベースが扇形に開くような下からのショットのかっこよさ! 警官がはいってきたとき ゲットバックでジョージとジョンの演奏が一度止まるのですが、 再びジョージがアンプのボリュームをぐいっと上げて!演奏再開するシーンにはしびれます。 ポールのアドリブのセリフ!ジョンの最後のジョークもいいですねえ。 【うさぎ】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-10-30 08:44:22) (良:2票) |
《改行表示》 3.《ネタバレ》 Disney+のリマスタ―版にて視聴、本作の前に「ゲットバック」を観ていますので、どっちかわかんなくなってます。 コアなファンでは無いけど有名曲は大概知ってます(嫌でも耳に入ってくるよねw)ソロになったジョンは良く聞いてますが、ポールその他メンバーのはあんまし聞いてません。。。 知っている曲が仕上がって行く過程に立ち会っているかのような感じがとても楽しめました。 楽しそうに演奏しているところは最高ですね。 ポールが引っ張って制作していたんだなと伝わってきます。仕切り屋と揶揄するメンバー、それを嘆くポールがなんか可哀想w 80年にジョンが射殺され再結成の可能性が断たれたの悲しいです、僕は当時8歳でオカンも嘆いていたのを少し覚えています。 好きなアーティストのルーツを遡ると何処かでビートルズには突き当たるはずです。 本作はあっさりしてますので、ファンなら長時間ですが「ゲットバック」の方もきっと楽しめると思いますのでお勧めします。 ルーフトップでのセッションが終わって「また明日~」みたいなテンションで帰ってくんだけど、これが最後になるってのがより寂しく感じます。 【ないとれいん】さん [インターネット(字幕)] 9点(2024-05-15 16:18:04) (良:1票) |
《改行表示》 2.《ネタバレ》 高校1年の時の映画です。 当時、この映画は時期を変え、映画館を変えて、幾度も上映されていましたから、多分10回位は観たと思います。 この映画、どうしても解散前夜の暗いイメージが付きまといます。 それにしても、音楽はとても素晴らしいものでした。 ポールが歌う「ベサメムーチョ」や「アイブ・ガット・ア・フィーリング」の歌唱力の凄さには圧倒されましたし、ジョンの「ドント・レット・ミー・ダウン」は、彼らしい哀愁を感じました。 ジョンとジョージの「ユーブ・リアリィ・ガット・ホールド・オン・ミー」 恐らく思い付きで歌い始めたのでしょう。演奏はひどく雑‥‥でも良かったですねぇ。 ただ、ジョージとリンゴは、どうしてもジョンとポールに遠慮がちの様に見えました。 特にジョージは、同じシンガーソングライターとして、ジョンとポールに対して劣等感が有ったようにも思います。 作曲能力や歌唱力については二人に及ばないし、ギターの演奏力もそれほどのモノではなく、親友のクラプトンの方が遥かに上手いし‥‥ 個人的には、ジョンのファンなのですが、映画はポール中心でした。 既に、ジョンの心の中でビートルズの活動自体が惰性になり、負担になっていたのでしょうか。 ポール中心に作られたこの映画が、解散の原因の一つになったような気がします。 それにしても、チョコチョコ出て来るヨーコの存在が、鬱陶しかったです。 通常の映画としての評点という訳ではなく、一人のファンの視点として9点を付けました。 【TerenParen】さん [映画館(字幕)] 9点(2019-07-21 01:06:15) (良:1票) |
1. 「I me mine」をバックにヨーコとワルツを踊るジョン。ポールに変わる新たなパートナーを見つけ、世界最高のソングライターコンビ、レノン=マッカートニーの崩壊を象徴しているようで、もの悲しさを感じた。メンバーはこの映画の撮影のことを後に「ずっと撮られていて、ストレスが溜まった」と語っていますが、そんなことを感じさせず、楽しそうにセッションする4人の姿に、なんだか自然と涙が・・・・。初期のアルバムに収録されてる懐かしのカヴァー、「You've really got hold on me」や「Kansas City」の演奏も嬉しい。「Octopus garden」をジョージとリンゴが作曲するシーンも見られ、この翌年に解散してしまうなんてとても信じられないくらいの結束を見せます。特にジョンとポールがかつてのライブのように一つのマイクに向かって「Two of us」を歌うシーンは感涙モノ。この時は二人の友情がまだ続いていたということを確信させられる(涙) そしてこの映画の一番の見せ場は今や伝説と化したアップル本社でのルーフトップライブ。観客はただ偶然居合わせた通りすがりの人々・・・・ジョンに向けて歌うポールの「Get back」、ヨーコに向けて歌うジョンの「Don't let me down」、ジョンとポール二人でみんなに歌う「I've got a feeling」・・・・。ビートルズに興味のない人にとっては、ただのドキュメントだろうけど、彼らを愛する自分にとっては伝説の4人の最後の輝きであり、貴重な記録とも呼べる至宝の映画。当然10点献上。 【こわだりのインテリア】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-10-29 21:26:49) (良:1票) |