6.感動はしなかったな。割とスキャンダラスな内容だな~と。
なによりもエミリーワトソン。すごい。 エミリーワトソンってホントすごい気持ち悪い。すごい好き。 【Pecco】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-06-27 00:59:16) |
5.男性的な楽器チェロと女性的な楽器フルートとの対比があって、男社会に乗り出した女性の挫折、というフェミニズム的解釈も可能、またこの二つの対比を、平凡で安定した人生と芸術を極めて狂気に至る人生と見ることも可能。ただそう単純に割り切れるものではなく、そのとき姉妹という設定がいい。二つがまだ一つだった少女時代をも描けるので、対立が図式にならない。いろいろ細かなエピソードがあって、B♭の音とか、妹用に買った車で姉がフルート練習しようとすると窓につかえるとことか、シナリオがすごく丁寧だ。それにしても、いまさら難病もので泣かされるとは思わなかった。少女時代に姉妹でたどたどしく合奏した“モーツァルトの子守歌”を、エンディングで深々とチェロで奏でだされた日にゃ、ただただ落涙。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-10-14 12:14:07) |
4.別々の道を歩む姉妹の確執と愛情が交錯する。やはり同性の兄弟というのは年が近ければ友でもありライバルでもあって、常に互いを意識しあうものなのだろう。統計的にみて、芸術家やスポーツ選手などの場合、下の方が大成する事が多い。これはその典型的パターン。発病後も気丈に振舞うジャッキーに胸打たれるのだが、震える手でレコードをかけて、泣き崩れるシーンには無念さが全身から伝わってきて、見ているこっちも涙が溢れ、鳥肌が立った。素晴らしい最高の演技だ。 |
3.女性が子供から大人になり老いてゆくその道、その轍を無意識的に拒否しているような不思議なエイジレスを纏うエミリー・ワトソンの存在感に圧倒される。ジャクリーヌ・デュ・プレという女性の本当の姿は知らないけれど、今作で描かれる彼女は、幼女が老女になるまでのプロセスを丸々欠落させ、成熟を拒否し、子供の持つ無垢と幼児性と残酷さを手放さないまま老いてしまったような激しく痛々しい女性だった。そんな彼女の1番の理解者は姉のヒラリー。ヒラリーもまた、何かを欠落させている。そしてジャッキーを包み込み救済することで、自らも救済されている。邦題に惑わされてしまうけれど、原題は「ヒラリーとジャッキー」。観進むにつれ、つまりはこれは2人の女性の支え合いと共依存の物語、2人の女性の壮絶な魂の遍歴であり、戦歴であることに気付いた。痛々しく、どこか身につまされるものがある物語。これもまた、特に女性に観て欲しい映画の1つです。 【ひのと】さん 8点(2004-03-15 13:08:22) (良:1票) |
2.音楽が聞きたくて借りてきた映画だけど、なかなかよかった。ジャッキーとヒラリーの姉妹愛にはちょっとびっくりするけど、楽しめました。それだけ!あ、あと最後のジャッキーの笑顔にわたしもなんだかほっとしました~ 【お抹茶プリン】さん 8点(2003-01-12 21:34:07) |
1.音楽、仕事にしてます。なので、個人的にはヒラリーの方が幸せなんだと思うけど、ジャッキーの方が音楽家としたら極めてるんだよね。あの辛さが音楽には反映されるんだよね。でも、辛すぎるね。 【mieko】さん 8点(2000-12-12 01:35:51) |