4.テンポよく今でも十分面白く楽しめた。フランキー堺の動きのキレは凄い。若い宍戸錠が二枚目でカッコいい。 【クリプトポネ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2023-05-14 11:19:13) |
3.《ネタバレ》 天才喜劇俳優・フランキー堺のパフォーマンスを堪能すべし! 日本の映画俳優の中で彼ほどスラップスティックなコメディが上手い人は他にはいないし、今後も現れないでしょう。まあ何と言うか、彼の身体の動き自体がもうコメディのリズムになっているんです。映画自体は他愛のないストーリーですが、二役のフランキーが同時にフレームに映っているところが綺麗に合成されていて、この時代にこんなCG顔負けの技術が有ったとは驚きました。 そしてびっくりしたのが、石原慎太郎をパロった石山金太郎なる大学生の小説家を登場させて徹底的にコケにしているところです。だってこの監督中平康は同時期に『狂った果実』を撮っている人なんですから、ふつうここまで関係者をバカにしますかね。そのおちょくり方もけっこう辛辣で、書いている小説を読まれて「あんた小学校出てるの?」なんて酷評されたりするんです。けっこうこれが中平康の石原慎太郎に対する本音だったんじゃないでしょうか。 【S&S】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-01-11 23:26:57) |
2.《ネタバレ》 石原裕次郎さんの名作『狂った果実』と同じ中平康監督なんですよ。同じ監督の作品だとは信じられないくらいおバカなコメディ映画に仕上がってします。とにかく、フランキー堺さんの朴訥で軽快な演技がいいですね。牛乳配達のシーンや、牧場で中原早苗さんと「牛乳の歌(?)」を歌うシーンが好きです。それから、“日活映画”ならぬ“頓活映画’のロケ隊が出てきたり、石原慎太郎のパロディ、石山金太郎(ブーちゃんこと市村俊幸)なる怪しい作家が出てきたり、随所でくすりと笑わせてくれます。 【上野若宮深】さん [地上波(邦画)] 7点(2008-06-15 00:30:06) |
1.フランキー堺が「幕末太陽傅」以前に出演した喜劇です。そんなこの作品でもフランキー堺の役者としての上手さ、喜劇俳優としとての上手さ、魅力を十分発揮し、なかなか楽しい作品です。ストーリーそのものはそんなに特別、大騒ぎするほどの面白さはないけど、フランキー堺という俳優の芸の上手さを知るためには観て、損のない作品だと思います。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-09 22:18:38) |