38.《ネタバレ》 アランドロンの上半身裸シーン(笑)が多いのでそういった部分が好きな女性は楽しめます。ストーリーもリプリーよりはもちろん雑だけど、淡々と順調に騙せていくのは気分がいいです。相手女優も綺麗。最後に太陽がいっぱいと言うシーンで終わるのかと思いきや唖然とした。 【将】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-05-16 16:42:07) |
37.《ネタバレ》 サスペンスはこうあるべきと言う緊張感が見事。特に、トムが商店街の魚を見ているシーン。海に放り投げたフィリップがその中から出てくるのではないかと思わせる魚の見せ方は本当に素晴らしい。他にも主人公が追い詰められていく様は見事で、逃げ切ったと思った途端のどんでん返し。何となく予想はついていたが、どこかニューシネマのような結末。照り付けるいっぱいの太陽の中、気分が最高の中捕まってしまう青春犯罪劇。アラン・ドロンと音楽のカッコよさに痺れながらまた観たくなる作品。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-04-20 11:34:17) |
36.陸に上がってからの中盤以降はホントにサスペンスフル。ラストのドロンの表情の変化は忘れられない。ニーノ・ロータの主題曲共々名作! 【ヒックス111】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-03-16 03:43:32) |
35.《ネタバレ》 映画リプリーはあまり楽しめなかったがこの「太陽がいっぱい」はかなりよかった、いつかアラン・ドロンの映画は見ようと思っていてそんな時にこの映画に出会えてラッキーだった。警察の捜査と周りの人々を巧みなトリックと話術でかわし、危険を回避していく場面はみごとで脚本のセンスを感じた。恋人も財産もすべて手に入れすべてがうまくいったかに見えた直後のあの衝撃的なラストはお見事でした。 【taka-104】さん [地上波(字幕)] 8点(2007-07-29 16:38:00) |
34.二度目を本日鑑賞しました。パトリシア・ハイスミスの原作は未読のため、そちらとの比較はできないのですが、個人的にはアラン・ドロンよりもマッド・デイモンの演じたリプリーのほうが人間くさく、共感が持てました。アラン・ドロンのほうは躊躇なく次々に冷酷な犯行を積み重ねていくのに対し、マッド・デイモン版はそのあたり行き当たりばったり感が強く、観ていて惹き込まれるものがありました。まぁ、個人的にマッド・デイモンは好きな俳優なので、贔屓目に見てしまっているのは否定できないのですが…。 【K】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-01 01:31:31) |
33.《ネタバレ》 まずアラン・ドロンがやたらと格好いい。 完全犯罪をもくろんだつもりが、思わぬところからほころびが出て、嘘が嘘を呼び、彼は新たに殺人を犯す…。 綿密に計算されていて、見ていてとても楽しいし、トムがフィリップを殺したがる気持ちもわからんでもない。 根底から這い上がり、束の間ではあるが夢のような生活を送るトム。 しかし、上流階級の生活は、太陽がいっぱいで、影を背負いながら生きる者には明るすぎた。 ラストの場面は本当にお見事! 【クリムゾン・キング】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-04-02 05:26:29) |
32.太陽と海とアラン・ドロンが魅力的。どの場面も絵になっている。フィリップの恋人のマルジュが可哀相だったがトムが魅力的で爽やかなので何故か怒りが余り湧いてこない。ラストシーンは鳥肌がたった。 【PINGU】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-12-20 23:11:15) |
31.大学時代の封切から何度鑑賞したか。最後のシーンは秀逸。 【ご自由さん】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-09-06 18:08:35) |
30.《ネタバレ》 はらはらどきどきとは、まさにこの事だね! ラストにどかんと来るオチは最高。 【Takuchi】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-24 19:36:58) |
29.ラストはちょっと衝撃的だった。 全て手に入れたのに。 印象的な音楽とアラン・ドロンのかっこよさが記憶に残る。 【ジェイムズ・ギャッツ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-28 20:49:04) |
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28.《ネタバレ》 アラン・ドロンの異様に短い胴に、人間の体型として違和感を覚える。肩はがっしり、ウエストがキュっとしまっている逆三角形の背中。普通、いくら逆三角形とはいっても、もう少し二辺の長い二等辺三角形(上辺とその両端の角がけっこう大きめ)なものなのに、彼の体はほとんど正三角形を示す。あまりに整いすぎて、居心地が悪いのだ。よく完璧なものは縁起が悪いと言われるが、まさしくそんな感じ。日光東照宮の柱を一本だけ天地逆に建てることに「永遠」を託す、根っからの日本人の私。なもんだから、彼の端整さがこの映画に陰を落とし、顛末を暗示するに足る不吉さを、彼の上半身が著しているように感じるのだ。まっ、結果論なんだけれどね。エヘヘ。話は変わって「○○さん、お電話です」という言葉、タマにつぶやいては遊んでいます。 【元みかん】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-30 01:31:45) (良:1票)(笑:1票) |
27.アランドロン美しすぎる。ラストは知っていたのでそれほど衝撃でもなかったけど、とても面白かった。リプリーより断然、こっち。 【耳】さん 8点(2005-01-22 11:40:42) |
26.《ネタバレ》 初めて観たときのあのラストの衝撃は今でも忘れられません。このまま完全犯罪がまかり通る結末なんて道徳的に絶対ありえない、とまで思っていたにもかかわらず、息が出来なくなるほどの見事なエンディングを見せてくれました。あの映像からほんのわずかな場面を見せるだけでfinishにもっていくその展開の速さ(その間たった2,3分)はもう、芸術品です。 それと、今回の鑑賞で気づいたのですが、この監督は女性に対しての視点の鋭さがあるような気がします。それは、船の中でも仕事をするというちょっと真面目な部分だったり、トムが一人で帰ってきたときにほとんどマルジュが一人で喋ってしまってトムが全然喋らないまま事態が片付けられてしまう所、バレエのおばさん達がレストランに入った時も一人で喋って事を済ませてしまう所や、終盤でトムがマルジュの部屋に入ってきた所でもそういうシーンが見られます。 また、ストーリー全体を見ると、初めて観たときはフィリップ殺害シーンの波のうねりやナポリの市場の散策シーン、ホテルの一室でサインの練習をしているシーンなど、見どころがいろいろあって中弛みのない展開のように思えたのですが、肝腎のラストにかけての盛り上がりがないため、全体としてややストーリーに起伏がないような気がします。 けど、テレビでやっていると必ず見てしまうし、リバイバル上映で3回も見てしまうくらいです。映画館のロビーで流れていたBGMに誘われてついつい観てしまったということもありました(2本立て上映の1本目だけを観て帰ろうとした)。何だかんだ言って、やっぱり好きな映画なんです。 【もっつぁれら】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-11-02 22:30:44) |
25.久々に観ましたが、やっぱりドロンは美しいしラストはすごい。マルジュがあの水着姿で現代に出てくれば違和感ありまくりだろうが、トムが今そこに現れてもやはり美しいと思うだろう。時代を超えて完璧な「ドロンと音楽」の美しさと「ラストシーン」の切れ味。語り継がれるべくして語り継がれた映画だと思う。 【ゴールドベリ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2004-10-16 09:44:02) |
24.ちと展開にもたつきがありますが、それを吹っ飛ばす上手いストーリー運びが秀逸です。とにかくトムが頭の良い男で、全てが計算ずく、イレギュラーでさえも利用してしまうしたたかさに脱帽してしまいます。まぁアランの美しさ云々は正直解りませんでしたが(^^;あとやはり、映像が古いなぁ。 【あさしお太郎】さん 8点(2004-08-25 02:53:51) |
23.《ネタバレ》 南イタリアの明るい青い海と空、輝く太陽に白いヨット、なのに、そこでは陰惨な殺人事件。犯人の動機は劣等感、羨望、妬み、金・・・はっきり言って醜いです。それなのに、この犯人が美しく見えてしまうのは、クレマン監督の上品な演出とカメラワーク、そしてなんといっても、アラン・ドロンの魅力でしょう。彼演じるトムの野心ギラギラの暗い目や、狡猾で抜け目ない行動、それでいて、ヤバいと感じたときとかの臆病な反応にハラハラし、引き込まれてしまいます。印象的な場面は数ありますが、まず、最初の方でトムがフィリップの服を着て、楽しそうに鏡に話しかけてキスするシーンです。これは同性愛ともナルシストとも取れる意味深な場面で、その後、彼はそれを裏付けるように、フィリップのものをすべて奪うという行動に出ます。だから、絶頂から一瞬で転落するラストを観た時も、一瞬でも至福の時を過ごせて満足だったんじゃないかと思いました。 あと印象的なのは、トムがナポリの魚市場で試食をしながら歩くシーンと、フレディを殺した後、足元を映す演出。そして殺人の後、トムが食べ物を卑しくがっつくシーン。彼は船の上でフィリップとマルジュのラブシーンを見ている時も食べていますが、ここはあのナイフを使って食べていて、かなり怖いです。このシーンはうっとりしたラフォレの目が女神のイラストのように綺麗ですが、彼女は映画全体を通して、困惑したような、怒りを含めた強い目をしていることが多く、印象的でした。トムを全く疑わないのは馬鹿かもしれませんが(^^;)。フィリップ役のモーリス・ロネも、ただの金持ちのどら息子から一歩抜け出た演技で、サディストっぽいところが良かったです。ただ、ドロンとロネがアメリカ人という設定は無理ありまくりですね。サスペンスとしてもぬるい部分が多いですが、もともと警察側から見た場面がほとんどない、アラン・ドロンのための映画です。ここはただ彼の美しさに酔いましょう。 【くなくな】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-07-07 19:39:24) |
22.やっぱりこの映画が与えた衝撃は、かつての私にとっても大きかったなあ。皆さんが言ってるので芸がないけど、ラストがあまりに秀逸。若者は今の映画を見たほうがいいよ、なんてほざいていたけど、そうすると確かにこういうものを見逃してしまうし、そりゃもったいないか。 【おばちゃん】さん 8点(2004-06-14 09:47:27) |
21.アラン・ドロンは特に日本で人気が高かったようですが、 分かるような気がします。 最後の5分が印象的でした。 【しまうまん】さん 8点(2004-06-12 12:56:05) |
20.アラン・ドロン、やはしいい男ですねぇ~。色気がありつつもなぜか影があって・・・。目の保養をさせて頂きました。また音楽が良いです。ストーリーも殺人方法もいたってシンプルですが本当に人を殺す時ってそんなものかも知れませんね。最近は残虐な殺し方が多すぎます。 だからこそ新鮮な感じがしました。 【あずき】さん 8点(2004-05-15 16:49:13) |
19.《ネタバレ》 美しい映画です。照りつける太陽、紺碧の海、ニーノ・ロータの哀愁漂う音楽、そしてアラン・ドロン!これを美しいと言わずして何を美しいと表現できようか!ってちょっと大袈裟ですね。まあとにかく、男が見てもドロンの美しさは、反則ですね。今から、ふたむかし以上前の二枚目の代表ですが、今見てもキレイと思えるなんざぁ、そりゃ当時の女性には大変だったでしょう。今のイケメンが束になってもかなわないって感じですかね。さしずめ【ベッカム+(たす)ディカプリオ<(より)ドロン】ってとこですか。古っ!ラストの、手のはみ出た死体が少しずつ巻き上げられるところと何も知らず海の家のオバチャンに呼ばれてニコニコしながら近付くドロンが哀れで、何とも言えない余韻を残します。 |