4.登場する全ての人の演技が素晴らしい。特にチャバやクリスティーナといった子供たちの演技はとても自然でその笑顔と描かれている内戦の悲惨とのギャップがとても胸を締めつけます。また、母親の子を愛する気持ちと内戦での精神的な疲労が混じった様子などがとても伝わってきます。大人だけでなく、同じくらいの年頃の子供たちにも観てもらいたい作品。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-08-04 23:01:42) |
3.戦争の無情さをダイレクトに訴えかけてくる良作です。貧しいながらも健気に生きるチャバの姿が、逞しくもありいじらしくもありました。チャバが川原で銃撃戦に巻き込まれたとき、生まれて初めて銃を手に取ったシーンが印象に残りました。 |
2.あの戦時下で母親は必死に子どもを守っている。『生きていくこと』は実はとってもシンプルなことなんだってことが良く判った。この映画はドキュメンタリー風に作ってるらしいけど、この脚本が「目新しかった」ことで、製作を決意したってことは、このエルサルバドルの戦争自体に興味を持ったってコトじゃないみたい。つまり、どの戦争の話でもよかったのかなって思ったら、ちょっと複雑・・・・。 【さら】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-11-20 11:36:31) |
《改行表示》 1.評判通り、心にズシ~ンと来る映画でした。ただ何故か2時間かけて観た本編よりも、その後に観た日本版劇場予告編の方が感動してしまったけど。 やれ戦争だ貧困だのとテレビで耳にするけど、そんな言葉で想像できるほど簡単で気楽なものではないってことをこの映画は教えてくれる。この映画が人々の平和意識を少しでも変えることができるならそれはまあきっと意味があるのかもしれない。 余談ですが、こういう映画を観ると、リアリティを作り出す以外に戦争の悲惨を伝える方法はないものかといつも考えてしまう。それとリアリティのある映画って批評家受けが良いけど、そもそも批評家受けの良い映画というものがあること自体が問題だと思ったり。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-28 01:10:05) |