4.《ネタバレ》 「タイで活躍している実在のオリンピック選手どもを集めて、アクション映画を作ろうぜ」「じゃあ、敵はゲリラ部隊でいいよなあ」「いいよいいよ、オリンピック選手vsゲリラ部隊! 大ヒット間違いなしだ」・・・・・そんな企画が成立してしまう恐るべきタイ王国。内容は一括して殺戮の嵐。ストーリーもへったくれもない。爺さんも戦うわ、ちびの女の子も戦うわ、主人公の暴れっぷりはめちゃくちゃだし、もう本当にアクションだけ!! もし(ありえないと思うが)小説版が出るとするなら、「ぎゃああああ」「ぐあああああ」「どどどど」「わーーーー」「ずどん」「やったー」といった擬音が大半を占めるんじゃないかと思う。それにしてもラスボスは生き残っているってことは、まさか2を作る気なのか? おそろしや・・・・ 【はち-ご=】さん [DVD(吹替)] 6点(2008-02-10 02:21:28) |
3.そもそも『マッハ』も『トム・ヤム・クン』も、タイの象徴を取り戻すという、自国民にある種のナショナリズムを喚起させるようなテーマではありましたが、国外向けに表現は緩和されており「あぁ、タイの人は仏教と象が大切な民族なのだなぁ」という程度でしたが、この作品は国内向けなのか、流れてくる国歌を聴いて村人が団結し、死を省みず、屍を乗り越えて素手でゲリラに反撃に出る、国旗を手にゲリラに立ち向かう─という露骨過ぎるシーンがあり、娯楽として楽しむべき格闘シーンと、それを真っ向から否定するような陰惨な愛国心絡みのストーリーが見事に不協和音をたてております。これではいくらなんでも1つの作品として良いとは思えません。/ただ、80年代香港クンフー映画の野性味溢れる"いてぇ~スタント"大好きな私としては、そんな命知らずなスタントシーンの度に「おぉ~いいね~」などとニヤニヤしているのも事実。上記2作品でも思ったことですが、80年代クンフーの影響を受け継いでるのはいいですが、ストーリーの薄っぺらさまで受け継いでしまうことはないんじゃないかい? |
《改行表示》 2.《ネタバレ》 いや~凄いアクションでしたね~! 痛そう~(><)ムエタイって見応えあり。 でも、もっとアクションシーンを増やしてさくさくっと見せてくれたら、素敵な娯楽映画だったのにとも感じました。 反戦を語るのは、ちと場違いに思いました。 【たんぽぽ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-06-14 20:33:14) |
1.軽いノリで見始めたものの意外にシリアスドラマなのか思わせる重い雰囲気。と、思ったらやっぱりあったすごいアクション!セリフなしで黙々と戦いを見せてくれます。後から知ったんですが、ワイヤー、スタントマンを使わずの撮影だとか。すごいです!とことんアクションに命懸けてます。一体どれだけ骨が折れたのかと聞きたくなるほどです。身体能力高すぎ! |