1.《ネタバレ》 今までに公開されたフルCG映画の中で、間違いなく本作が最高の一本。
まず、世界観が秀逸。 東宝怪獣映画の黄金時代(昭和30年代~40年代)が“延長”された昭和百年という空間。 「人間が操縦する最後の戦闘機」といわれたF104が怪獣を迎撃する。
特に私が「納得」したのは、映像の“空気”。 裸電球の下の陰影、雨降りの霞などによって、フルCGにありがちな「変にスカッとした空気=ニセモノ」がない。
この監督の粟津氏は、未来には日本を代表する監督になることは間違いない。 【伊達邦彦】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-01-10 18:38:50) |