2.ひとことで言って、ポエムのような内容。 猫が出てくるけれども、その猫は擬人化されたものでリアルなものではなく、 あくまで人間がわりの語り部として存在している。 この監督はそもそも背景の人で、人物の作画は得意ではないようで、 映像は基本的に背景の羅列で、人物は後ろ姿のみで顔は描かれない。 作者が猫に仮託して恋心をつづるというか、乙女チックな内面を告白しているようにも 感じられるのは、自身で読み上げているせいなのか。 【且】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-08-28 11:58:43) |