《改行表示》 4.《ネタバレ》 実話を元にした長所と短所が同居しているように感じた。 ドキュメンタリーのようにリアルで実際の逃走劇を想起させる反面、物語としては淡々として盛り上がりに欠ける面も。 余計な演出を極力排した硬派な作りは玄人好みで評価の分かれるところだろうが、自分にとっては地味であっさりしすぎて物足りなかった。 脱獄ものとしては方向性が逆の『大脱走』や『ショーシャンクの空に』『パピヨン』にエンターテイメント性やカタルシスの面で惹かれるし、同じような静かでリアルな緊張感なら『穴』のほうがインパクトがある。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-02-17 20:09:37) (良:2票) |
《改行表示》 3.よく「大脱走」と比較されるこの作品。私はどちらかと言えば「大脱走」のほうが好きだ。 以前、テレビのドキュメンタリー番組で刑務所から囚人が脱走した時の再現をやっていて、全員が外に出されてバスケをしている最中に看守が牢屋の中をくまなくチェックする、といったことをやっていたので本作品の牢屋の管理の仕方がどうしてもヌルく思えてしまい、素直に楽しめなかった。また、本も読めるし楽器も弾ける、さらには、牢屋の中も完全にマイルームと化してフカフカの布団で寝ているのを見ればこれはもう面白いと思える訳がない(マッチを使っていたのにはビックリ!)。 この映画では脱走の過程を描くことに重点をおいているが、その割には肝腎な場面での緊張感が感じられず、映画としての評価となればどうしても低くなってしまう。これを見るくらいなら上記の「●●アンビリーバボー!」などのドキュメンタリーを見た方がまだマシであろう。 最後のエンドクレジットで出る転がった人形の首のカットは“脱獄は悪”というこの監督の考えが出ているような気がする。つまり、この主人公を悪役として見せたかったのではないか。だとすると、この映画の人物描写を徹底的に排除した淡々としたつくりは間違いであるとは言えず、見る者の主人公への感情移入を拒んだこの監督のやり方は評価に値するかもしれない。 けど、せめて、主人公の投獄理由くらいは出して欲しかったけどなぁ・・・ 【もっつぁれら】さん 5点(2004-08-27 14:44:34) (良:1票) |
2.そんなアルカトラズ島も、現在は予約待ちになるほどの超人気観光スポット。 【永遠】さん 5点(2004-07-22 08:38:33) (笑:1票) |
1.《ネタバレ》 ザ・ロックを見たときの印象で、アルカトラズは地獄みたいなトコなのかあ、と思ってたけど、主人公がいた所はそうでもなかったですね。ちょっと肩透かしを食らった気分。まあ場所にもよるとは思いますが。バッツは主人公よりも脱獄する動機があったと思うけど、それでも取り残されてしまうラストは印象的でした。 【ゆうろう】さん 5点(2003-10-16 18:03:21) (良:1票) |