4.《ネタバレ》 この映画を、ネコたん中心に見てた人は、きっと私以外にも沢山いるハズ。「うわー、ちゃんと起こしてる・・・飛んだぁ・・・袋覗いてるぅ」って。麗しのネコたん。でも、ネコたん視点で見ると、意外にも映画の姿が見えやすくなってくるという。オードリーの役は、このネコたんに象徴されているんですよね。オードリーにとって男はみんな単に糧を運んでくるネズミ。でも男にしてみればオードリーは捨てネコみたいな存在。奔放に生きてるつもりでも、結局は自分の居場所を見つけられない。そんな迷いネコを、優しく包んでくれる存在が必要だったのですね。あの名無しネコたんこそが、オードリーの本質だったのだぁ、と思う私でした。 【あにやん🌈】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-03 12:30:34) (良:3票) |
3.まっ、オードリーの魅力(ファッション・可愛い)と音楽だけで見られるけど、他の女優がやったら嫌な女だし話もたいしたことないしねぇ・・ 大体オードリーはコールガールには見えないし。あの出っ歯の日本人は多分中国人俳優だよ、ムッカァ~! でもオードリー自身が言うことにゃ、これが一番好きな作品なんだそうで・・・(絶句!)。<笑評価を頂き、変更できないので追記>いやぁ~出っ歯の日本人がミッキー・ルーニーの変装とは知りませんでした。あの人小柄なんで・・出っ歯でめがねの黄色いサルという日本人のイメージを実に忠実に現してます。(怒ってます、これ。カメラをぶら下げるともっと完璧)。<さらに本音追記>:なんのかんの言ってもおしゃれな作りでオードリーの魅力は申し分なく、スミマセンが不当に低かった点数をアップします。 【キリコ】さん 7点(2003-05-10 22:19:40) (良:1票)(笑:1票) |
2.プチ衝撃な話なのだけど、原作者のカポーティは、この物話の主人公は、マリリン・モンローをイメージしていたらしい。全く違う雰囲気のオードリーがキャスティングされた上、作品自体の出来も作者としては納得出来ず、「この監督は愚鈍な奴だ」と言い切ったとか。あと、日本人の描写。私は普段は愛国心なんて特にないのに、こういうあまりにもアレな描写をされると、ふつふつと怒りが沸きますね。でも一応、後になって監督は、このいい加減な日本人の描写に対して、「理解不足だった」と謝罪はしてるんですよ。そりゃ、当然さ。この映画は、オードリーの可愛さだけかな、と思う。彼女の醸し出す雰囲気は良いですね。マリリン・モンローのような女優ではこんなシックで小洒落た雰囲気は出せないはずです。もしそんなセクシー路線に走っていたら、全然違う映画になっていたでしょうね。 【ひのと】さん 7点(2003-12-21 16:53:50) (良:1票) |
1.何度観ても、オードリーの美しさや可愛らしさに驚嘆のためいきがでてしまう。あやうく、もろく、あさはかなホリーが、オードリーが演じたとたん、可憐で魅力的でお手本にしたい女性に見えてしまうところが、すごい。舞台であるティファニーのお店の前を行き交う、ゴージャスな人々も、チェックしているとなかなか面白い。個人的には、ホリーではなく、ポールを囲っていた奥様に感情移入してしまうので、ポールに別れ話を持ち出された彼女が、精一杯の虚勢を張って、すがりつくまいとしているのが可哀想で痛々しかった。ヒモ男でなくなったポールと、前科持ちになったホリーが、今後きちんと生活していけるとは思えないが、ムーンリバーの音楽にのせられて、ラストシーンで「良かったねぇ」と思ってしまう。古き良き傑作映画ではあると思う。 【ルクレツィアの娘】さん 7点(2003-10-28 21:07:11) (良:1票) |