5.《ネタバレ》 スーパーの営業危機を乗り越えてく部分において、かなりあまい事になっていましたね。そのスーパーの部分において、井川比左志演ずる清水店長が間一髪で店を救ったみたいな部分がありますが、ちょっと待てい! 査察で引っ掛かってしまえば休業だ。しかも二度目の査察だ。休業になったら何十人もいる正社員やパートの給料は一体どうなる 彼ら彼女らの給料と生活は一体どうなる 笑い事じゃないぜよ店長さん もっとしっかりしたって!客だけじゃなくって多くの従業員の生活と命がかかっているんだよ! 冗談じゃないスよ こんな店長頭に据えているようでは。プンプン。店長も店長だが、人事に難アリ、その瞬間の運で営業停止を免れられるか免かれないかなんてそんな紙一重な事やっているような店舗運営には喝!官僚サイドの闇な部分をチクチクッと暴くてくのも悪くはないが、大多数の人間はスーパー再生物語のほうに目は行き楽しみ追ってみてる事になっているはずだ。出来れば、こんな綱渡りの恐怖感はナシにしていただきたい そのへん勘弁。コメディとして笑えない。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-11-26 21:57:47) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 民間の視点を研修するためにスーパーに派遣される県庁のエリート。 その役が織田裕二で、以降は予想通りの展開。 お役所的なマニュアル通りにしか動けないので、指導役のパートリーダーである柴咲コウとはお約束の対立関係。 派閥の関係でエリートコースから外され、婚約も解消されてズタボロ状態。 そんな時に潰れかけたスーパーの再生に必要とされたことから気持ちを入れ替えて尽力し、見事売り上げも伸ばしてめでたしめでたし。 県庁に戻って出世ではなく県民のために働くようになるなんて、恥ずかしいほどストレートで何の裏切りもない。 と思っていたら、最後に正義の味方っぽかった知事がやらかしてくれた。 せめてそれくらいないと味も素っ気もなかったところ。 公務員に対する一般市民の不満は織田裕二が代弁してくれるから、少しは溜飲が下がるけど。 【飛鳥】さん [地上波(邦画)] 5点(2013-06-19 23:03:45) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 「県庁さん」は必要とされる場所で能力を発揮して周囲に喜ばれて顔つきまで変わった。でも、それは彼が県庁から民間に出向して来ていたからというより、職場環境においては普遍的に起こる現象で、ドラマとテーマが噛み合っていないと思う。公務員と民間の際立った違いは収益を目指す必要があるかないか。自分は民間でしか働いたことがないが、これが万事に優先される死活問題。本作に関して云うと売上が伸びないことと消防の査察を混ぜ合わせて閉店とかリストラとか言ってたけど、シビアな視線を感じない。反対に県庁側の描写では、業者との癒着をステレオタイプに描く前に、収益を目指さなくても許される職員たちのゆるんだ体質を描いて欲しかった、という意見です。利権派閥から放逐された主人公が目覚めるって話も、もし平穏に進んでいたら何も変わらなかったってことで、彼が変化して行く動機としては結果論に過ぎない。テレビ局製作の映画らしく全体に浅い創りだけど、人間関係だけを観る分には楽しめたので5点。エスプレッソ・メーカーが県庁の特権意識の象徴なのか? 霞ヶ関ならいざ知らず、県庁でそんな意識を持ってる人っているのだろうか。自分が地方を知らないだけ? 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-06-29 20:11:33) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 サラリと見れるが、良くも悪くも普通の作品だったかなと。 流れが読めるので、インパクトが欲しかった。 安直な逆転劇ではなく、一石投じたけれども・・といったもの。 スッキリとはしないし、ちょっとした変化があろうとも それを凌駕する愚行を繰り返しているようではダメなのだと思うのだが。 あの「前向きに検討」もそうだけど、どれも「ポーズ」なんですよね。 「ボクたち頑張ってます」みたいな、変なアピール。 部分部分は、リアルだったと思う。最近ニュースとかでよく見るだけに。 そういった意味ではタイムリーだがそれらを除けば 何も残らないような内容の薄さだったと思う。 【HIGEニズム】さん [地上波(邦画)] 5点(2007-06-10 14:30:04) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 公務につく人とはいかなる人なのか,どうあるべきなのか,いや,そもそも「働く」ということに,どのような意味や誇りがあるのか。「スミス都へ行く」とか「12人の怒れる男達」とか「生きる」といった類の映画にみられるような,気恥ずかしいくらいの青っぽさ,ストレートさがあっても良かったのではないか。確かに野村聡という人物は,スーパーで働く人々にそれを呈示し(たように見え),県庁という巨大組織においても,小さいが確かな1歩を組織の人間に踏み出させることに成功した(ように見える)。そうかなるほど大切なのは仕事や組織の大小じゃないんだ....というならば,なんで最終的に野村は組織の末端で働くことを選ぶのか?中枢で働く能力があるのなら,野村はその能力を十二分に活かし,県庁を改革してゆくべきではないか?「県庁の☆」たる野村に,そんな期待をしていた人間もいたかもしれない。そもそも「俺が現場で頑張りますから,室井さんは偉くなってください。 」と,そういったのは他ならぬ湾岸署のお前ではないか!それがドサ回りで満足するようでは...最初の野心家っぷりはどこへやら。所詮はその程度の小物だったというんじゃちょっとガッカリ。「県庁のスター」なんてそんなもん,という皮肉であるまい。「スター」なら,転向するにしても,もっと気骨を見せて欲しかった。 【veryautumn】さん [映画館(邦画)] 5点(2006-07-19 19:13:34) (良:1票) |