4.《ネタバレ》 単純なカンフー映画じゃなく、ジェットリーのカンフーに対する思想が伺えて良かった。ストーリー性があって良かったが、終盤の武術大会をもっと盛りあげてほしかった。中村獅童が三節棍を頭にぶつけるシーンは、NGだったんだけど獅童が演技をやめなかった為、その演技魂にひかれそのまま使ったそうな。 【六爺】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-24 12:54:55) (良:1票) |
3.あまり時間も感じずあっと言う間に終わってしまった。この手の映画はあまり好まないけど、素直に面白かった。公開時の宣伝では中村獅堂もメインなのかと思っていたが殆ど出ていない。美味しいところは貰ってるようだけどね。日本人の書かれ方はかなり良心的に書かれているのでその辺の不快感は無いはず。最後はやはりあの村に帰ってほしかったなぁ~。 【オパオパ】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-07-15 00:35:54) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 個々の存在を尊重し、復讐や力では決して物事はうまくすすまない。そして、この映画は武術の極みは己に打ち勝つことだと示す。国際社会、ひいては現在の中国に対してもある意味で警鐘を鳴らす映画だと思います。それでいて説教臭くはない、武術映画としてもよくできています。 ユエン・ウーピンが手がけたアクションシーンは趣向に富んでいて大いに楽しめる。ワイヤーも使っていて“あり得ない”動きもあるものの、それほど気にならずに見ることができます。主人公の霍元甲を演じるリー・リンチェイはこの作品で様々な技を披露しており彼のファンなら大いに楽しめます。体術、刀術、三節棍、槍術などなど武術家としての能力の素晴らしさが印象的。演技も渾身のものでリンチェイの総決算と言っていいかもしれません。 助演では最後の最後までとことん良い人であり続ける霍元甲の幼馴染役の董勇の存在がこの作品を引き締めていますね。カンフー映画お約束の「周囲の家具を破壊しながらの闘い」も彼の自慢の店で行われて、思わずハラハラしてしまいます。一方の原田眞人は相変わらずの大根ぶり。中村獅童はいちばんの儲け役で、武士道精神を持った潔い日本人として描かれていて好印象ですが、ちょっと出番が少ない…。さらにいうなら前座の対決ももうちょっと見たかったです。かつての宿敵を殺めてしまった霍元甲必殺の突き、最後に繰り出されたこの技を田中安野が感じ取り自分の負けを認めるところは胸が熱くなります。 もっと高得点にしたいのですが、あまりにフォーカスの甘いロングショット、多用しすぎたスローモーション、大根原田と改悪された主題歌を考えて7点です。 【トト】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-04-14 22:17:46) (良:1票) |
1.正直言って話的には少年漫画によくあるパターン。強さを求めて天狗になるが、大事なものを失って真の強さに目覚め・・・みたいな。でもこれがきっちり真面目に作られてるのと、リーリンチェイの流石のアクションで良作になってます。獅童がアクション?な部分が一番不安でしたが、動きはそんなに違和感なかったです。専門的なことは分かりませんが、立ち居振る舞いが武道家らしかったと。描き方も中国=善、他の国全部=悪みたいな単純な感じではなくて、そこも大人で良かったかな。最近トンデモな中国映画ばっかりで辟易してたんですが、これは見るに値する・・・と思ったら香港映画だったのね。(笑) 【なみこ】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-03-21 10:58:13) (良:1票) |