265.日頃の入力生活がたたりドライアイのひりひり痛む目で鑑賞。泣ける映画はストレスの浄化作用に加えて二重にお得。 【tony】さん [DVD(邦画)] 9点(2014-11-10 20:49:12) |
264.ネタバレ 前半部はコメディ要素が空転している感じもあるが、何カ所か本当に笑えるところもある(菅原大吉氏の「グギってなった今」という台詞が個人的に可笑しい)。全体としては、わりと平凡で結末も見えている成功物語を演出と演技で盛り上げている感じだが、それでも要所の感涙ポイントには素直に泣かされ、またラストのステージショーは、劇場の大画面で見ていれば大感動だったかも知れないと思わせるものがある。 また物語の背景としては、国のエネルギー政策の転換のほか個人の職業観や人生観の変化といったことも出ているが、中で個人的に気になったのは、妹と先生を背後からサポートしたことだけで兄が満足し、自分は斜陽産業とともに消えていくかのような描き方になっていたことである。女は強いということ自体はいつの時代も同じと思うが、それより男がいつまでも既成秩序に縛られる一方、いち早く抜け出してみせるのは女性だという意味であれば、昭和41年というより21世紀向けの映画という気もする。
ところで幼少時からその存在を知っている自分にとって、“常磐ハワイ”は大衆的な娯楽の場としての低俗なイメージが強かったわけだが、この映画を見たことでその印象が一新された気がする。 劇中で出ていたように、親が危篤でも「バカみたいに笑って」ステージに立つという態度は、この種の仕事としては少し極端な気もするが(客の保安に関わらないため)、しかし逆にいえばそれが作り笑いの真の価値ということだろうし、また当然のことではあるが(今さらこんなことを書くのも失礼だが)プロがプライドを持って仕事をする場なのだということを、自分としてはここで改めて見せつけられた気がした。同時にそれが、炭鉱の単なる代替職場を超えた価値をこの場所に生み出したことの表現にもなっている。 さらにいえば、温泉レジャー施設といったものを地域にしっかり根付かせて現在に至る基礎を築いたという、いわば偉業を顕彰する映画にもなっている。別にこれだけで地域経済を支えてきたわけではないにしても、地元の雇用維持に貢献しようという志は出発点から持っていたものであり、また特に今になってみれば、どんなときにも笑顔を提供する元気の素をここに育ててきた意味もあったのではないか。そういったことをこの時点で全国に紹介しておいた点で、この映画もまた有意義なものだったという気がしている。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-10-01 23:57:28) |
263.実話に基づいたよくあるストーリー展開でしたが、なかなか面白い映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-09-16 20:04:44) |
262.ネタバレ 蒼井優が出ている映画に大きなハズレはないという安心感。しかしそれを上回るおもしろさ。 |
261.ネタバレ 本職が俳優であるのに、劇中で踊ったり、歌ったりできる人は、素直にすごいと思ってしまう。演じるだけでもすごいのに。尊敬します。 【いっちぃ】さん [地上波(邦画)] 7点(2014-07-01 19:31:11) |
260.ネタバレ ストーリーに目新しさは無いけど、面白かった。 PRGゲームみたく、苦難を超えて少しずつでも登っていく話は いいもんですよね。
いまのところ、蒼井優さんを魅力的だと思った最初で最後の映画になるのかな。 【たかしろ】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-04-30 18:05:23) |
259.ネタバレ 実話が元になったということもあり、朝のワイドショーなどで泣けると当時大絶賛されていたのを思い出します。うーん、展開がありきたりだったし、フラダンスにもっと造詣が深ければ最後のパフォーマンスで泣けるのかな?なんだか、ふつうでした。 【なこちん】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-02-14 01:03:56) |
258.ネタバレ 都合の良いように事実を脚色しているんだろうけど。 あまり都合の良い話は好きではないが、ここまで作り上げられるとかえって付け入るスキがなく、安定感のある小気味よいヒューマンドラマにいつのまにか号泣している自分がいる。 【afoijw】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-02-08 03:42:48) (良:1票) |
257.ネタバレ ベタであっても良いものは良い、と思わされた。泣いた泣いた。女の子達が頑張って、苦労を乗り越えてプロダンサーになる、外枠だけ聞けば凡庸なスポ根みたいだけれど、丹念に描かれた背景の生活の厳しさ、貧しさが彼女らの立場を切実なものにする。日本は、貧しかった。家屋の狭さ、古さ。学校に行ける子、行けない子。紀美子は制服なのに、親友の早苗は家庭の事情で通学できる余裕が無い。昭和40年代の炭鉱街の女の子にとって、華やかさがどれほどの憧れであったか想像に難くない。夢を諦めざるを得なかった早苗が街を去るシーンは、嗚咽しすぎて気分が悪くなってしまった。 どの役者もしっかり見せてくれるけど、富司、松雪、蒼井の女三代が凄く良い。華やかな夢など見ることも望めず、仕事に誇りを持つしかなかった富司の世代、夢の世界に裏切られて、現実を知る松雪、そしてひたむきに新しい世界を目指す若い世代の蒼井。三者が絡み合い、互いの理解を得ながら大団円へと進む。いやあ、ベタだけど号泣した。いい話だ。 【tottoko】さん [DVD(邦画)] 9点(2013-11-22 00:35:49) (良:1票) |
256.ネタバレ 感情高まり何度も号泣。蒼井優の女優としての凄さに感激。 松雪がなぜか綺麗に見えなかった映画だが、教え子との別れのシーン、男風呂に飛び込むシーンは秀逸。駅ホームでのシーンのみがマイナス点。昔の青春テレビで見飽きたシーンを思い出させる。それにしても蒼井優すごい! 【竜ヶ沢中段】さん [DVD(邦画)] 9点(2013-10-21 22:01:58) |
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255.詰め込みすぎ。画の撮り方が古い。俳優のキャラを活かしていない。こんなに魅力のない蒼井優も珍しい。 【la_spagna】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-09-23 15:03:44) |
254.ネタバレ 蒼井優と徳永えりの福島弁のやりとりがめんこくてめんこくて。 岸部一徳がまくしたてた福島弁がなに言ってるかさっぱりわからなくて笑えた。 方言は独特の温かみがあってセリフに味が出る。 男風呂に乱入して暴れる松雪泰子のキャラもいい。
こういうクラブ活動ノリの青春ものは、『スイングガール』もそうだが田舎の設定がよく似合う。 ポンコツ素人チームが上達していく過程は、パターン通りとはいえやっぱり胸を打つものがある。 紀美子の母が娘たちのためにストーブ集めを訴える姿も感動的。 フラダンスに手話の要素があるとは知らなかった。 それを使って紀美子たちがまどかに送った愛のメッセージも良かった。 ベタなのでハッとするような展開はないが、うまくまとまっている。
クレジットで主役となっている松雪泰子もよかったが、その主役が完全にかすむほど存在感を発揮したのが蒼井優。 可憐でキュートで、最後のダンスはカッコよく、その魅力を存分に味わえる。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-06-16 23:39:25) (良:1票) |
253.私はあまり好きじゃないですね。 起承転結がはっきりしていて、ハリウッド的な作りをしていると 教わって鑑賞しました。 その通り、ストーリーは単純明快で分かりやすかったです。 その分意外性には欠けます。
最後のダンスは圧巻。ストーリー関係なしに感動しました。 一致団結してなにかをやり遂げるというのはなぜか心を打たれますね。 【らんまる】さん [DVD(邦画)] 4点(2013-06-10 23:48:59) |
252.ネタバレ 久しぶりに、心から「すばらしい!」と思える映画に出会えました。人と人との絆の美しさ、大切さを十二分に描ききった作品。「ひとつの目標に向かっていく」人たちの物語なので、特に心を動かされます。 作劇上でよかった点は、ムダな説明がないところ。懸命に練習を重ねていけば、仲間同士のチームワークが生まれ、先生との絆も深まるというもの。それは当然すぎるほど当然なのであまり細かく描かず、早苗の一連のエピソードで“結果”だけを示す。しかしそれでも、十分説得力があります。これがいちいち仲良くなるプロセスを描いていては、そのあとの展開を考えればくどくなりすぎます。やたら説明ばかりして残念な結果になる作品が少なくない中、本作の「思い切った省略」は、ある種快感ですらあります。 個人的には、この早苗のエピソードがもっとも印象的・感動的で、まどか先生が風呂屋に殴り込みに行く場面など、ギャグでありながら感激してしまいますし、まどか先生の性格描写にもなっています。さらにあの展開があるから、実際の別れの場面も盛り上がるのでした。こうした段取りのつけ方が非常にうまいです。 もう一つ印象的だったのは、お母さんが紀美子のダンスを見る場面。それまでのお母さんは、頭から紀美子の行為を否定して聞く耳を持ちませんでした。それが、あの時初めて娘と正面から向き合った。それこそがこの親子にとって、もっとも必要だったことでしょう。そして初めて娘のことを理解できたような気がした。その説得が言葉ではなく、ダンスによるものだったというのも、この映画らしい。やはりムダな説明をしない、名場面です。 題材としては炭坑の問題なども出てくるわけですが、私にとっては、それはあくまでサイドストーリー。助け合い協力し合う人間のすばらしさこそこの映画の命であり、だからこそ時代や場所を越えて、感動を呼ぶ物語になったと思います。この映画を作った方々に感謝。この映画と出会えたことに、心から感謝します。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2013-03-11 22:02:50) |
251.ネタバレ もう王道中の王道と申しますか。 感動サクセスストーリーのフォーマットから1mmも出ない作品ですが、丁寧に撮られているので嫌味なく観れましたね。 人にススメやすい感じもウケた要因でしょう。 それにしても最近の映画はそのテーマの”出し物”が多いですね、かくし芸大会か?って感じです。 映画を観ることで、笑い、感動だけじゃなくこんな出し物まで見れますよ! ってニオイがどうも気になります。 サービス満点なんでしょうけど、もうちょっと違うところにチカラを入れれば、永年ココロに残る映画になり得ると思うんですけど、、、ね。 【ろにまさ】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-02-28 21:10:14) |
250.30分後どうなってるか、1時間後どうなってるか、そして2時間後の締めも、最初から大体見えちゃってる映画で、終わってみれば本当に何の意外性もなく、何の驚きも与えてくれなかったなと…。良く言えば王道なんだろうけど、悪く言っちゃえばベタ。感動させたいのだと思われるシーンはどこかで見たようなものばかり。実話だから価値はあると思うんだけど、面白いとは思えなかったし、心も動かされなかった。松雪泰子&蒼井優のダンスは評価。美しい。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-02-28 20:00:21) |
249.ネタバレ 炭坑町にハワイアンリゾート計画という通常ありえないような取り合わせであれば、そもそも、誰が、どのような想いからそんな無謀な計画を推し進めたのかというのが当然気になるのだが、そんなことは一顧だにしていない、いきなりフラダンスありきで始まるオープニングに唖然。その後も、講師が泥酔して登場するとか、最初に集まったのが意図的なほどイモくさい人たちであるとか、講師が実は借金取りに追われているとか、設定なり演出のやることなすことがいちいち陳腐なのです。友人との別れとか、講師を駅で引き止めるシーンとか、そんな二流テレビドラマのような部分に時間を割くのであれば、なぜもっと練習や技術向上やチームワーク形成の部分、もしくは会場建設の準備の部分を描写しないのでしょうか。勢揃いのダンスシーンが見られる後半は多少マシになりますが、それはフラダンスの力であって、映画の力ではありません。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2013-02-24 23:48:42) (良:4票) |
248.ネタバレ 泣きましたねーラストより友人との別れのシーンに泣いちゃいましたよ私は。この監督は音楽の使い方が上手いですね。選曲センスや使う場面が的確です。これからに期待したいですね。 【キリン】さん [DVD(邦画)] 9点(2012-12-18 02:46:59) |
247.ネタバレ 素直に泣けて、心温まる王道的作品。素直に泣けるが、泣かそうとする監督のテクニックが鼻につかない所が実にいい。 老若男女あれこれ考えずに、いい気分になって映画館を出るという、庶民の娯楽を貫いた作品だ。 山田洋次監督に匹敵するかもしれない才能を感じます。 陰惨な事件が起こるたびに思うのである。道を踏み外す前に、気まぐれでこういう映画を観ていたら、明日もなんとかなるかもしれないと思えたのではないかと。 自分のために泣いている人たちよ、他人のために泣き、笑うこの映画の人物たちの生きる姿を観てほしい。 【どっぐす】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-12-03 19:51:00) (良:2票) |
246.炭鉱町の廃れ具合がもの悲しい。しかし、時代の流れは待ってはくれない やむ無しだ。そんな灰色がかった話の雰囲気を いっぺんに明るく楽しく変えてしまえる女優: 小娘: 蒼井優、さすがです。 【3737】さん [インターネット(字幕)] 8点(2012-10-28 21:30:03) |