7.硫黄島の戦いをアメリカ側と日本側の両方から 描いた2部作の日本版ですが・・・ 父親たちの星条旗の裏版といった風でストーリーが 少し雑だなと思いました。 一つの事象を逆の立場から見るというスタイルは よい試みだと思うんですけどね。 【飴おじさん】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-07-29 22:52:03) |
6.正直イマイチでした。 ドキュメンタリー的に観るならまだいけると思うのですが、映画として観るには話の軸がしっかりしていない気がします。
見所はありますが、全体的にだらだらとしてしまっている印象です。
また二宮じゃないほうがよかったです。 演技自体は悪くはないのですが、喋り方と見た目が軽く雰囲気がないというか映画に合っていないと思います。 【コショリン】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-07-25 17:46:45) |
5.《ネタバレ》 なんか、ほとんど「手紙」には重きを置いてなくって、硫黄島での戦いを敵・味方それぞれの視点から描きたいがために強引につけられたタイトルみたい。観賞後はがっかりした気分になってしまった。ただ、イーストウッド監督が日本側の視点に立ってこのような作品をつくったことにはものすごい価値があると思う。 【Keicy】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-07-01 23:31:08) |
4.《ネタバレ》 ニノ・渡辺謙はじめメインの俳優がまあまあよかった。ラストの朝日がカラーになるのがよかった。違和感はなかったけど、大がかりなだけの戦争映画は、中高年を映画にひきつけるためのブームって感じでややヒく。 【●えすかるご●】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-04-08 20:21:50) |
3.《ネタバレ》 ごめん。少数派かもしれないが、よいとはいえない出来だと思った。 冒頭からのけぞった。戦時中の兵士という設定の彼らの大部分が、悪態をついている現代っ子にしか見えない。脚本にも無理があって、あんな皮肉は日本語の日常からは出てこない。 とにかく俳優陣の演技に不満が残った。例えば、西郷。妻がいて元パン屋という設定で、ハナコとお見合いしたり、パン屋を開くまでコツコツ働いたりした歴史があるはずなのに、その背景がまるで感じられない。愚痴を言うシーン、妻との別れのシーン、栗林と話すシーン、人物像がまるでバラバラ。演じる人物の作りこみが足りない。最後では少年兵のような役回りになっていたが、ちょっとアレはひどいんじゃないのか。 俳優陣でよかったのは、名前は忘れたが西郷の友人で中盤自決する青年兵士と、元憲兵の清水くらい。 俳優だけでなく、映画側にも問題がある。人物造形が浅い。英雄は英雄のままで、悪人は悪人のまま。葛藤とか克己とか変化とかないんですかね。 戦争の恐ろしさ、人の尊さ、その他諸々のことを考えるのは大切なことだろう。ただ、この映画にはなぜかリアリティがない。史実をベースに人を思うように動かしてドラマを作って、それだけでは人の感動は得られないと思うのだが。「後世に伝えられてしまう戦争映画」になるとしたら、非常に不満だ。 もちろん、戦争映画の難しさも認める。だが、本当に考えたいなら、ルポやドキュメンタリーを調べるのがいいだろうと思う。今だって世界のあちこちで武器を使った戦争は起こっているんだものな。 【nadiend】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-01-29 19:10:31) (良:4票) |
2.《ネタバレ》 淡々と硫黄島が侵略されていくだけの映画です。アメリカ軍人が人質となった日本人殺すシーンを挿入するなど、アメリカびいきに作られていないのは確かです。しかし国のためと散っていくシーンを見ても私はまったく心揺れませんでした。私に愛国心はないのでしょうか?日本の兵隊たちは女房や子供のために戦うと映画の中では言っていました。きっとそれが本音なのでしょう。守りたいのは国家じゃない家族です。結果的には国のためとなるんでしょうけど。それがわかっただけでもこの映画は見る価値はあったと思います。 【腰痛パッチン】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-01-16 22:33:34) |
1.エンターテイメントを追求していない作品なので、点数を付けるのは非常に難しいのですが……。群像劇という観点から見ればかなり散漫で、底が浅く感じます。作品に込められたメッセージも、戦争を体験していない自分には読み解くことができずじまいでした。「父親たちの星条旗」と併せて見ればなんらかの答えは見えてくると思ったのですが、ダメでした。正直なところ、二部作にしたぶん、映画としての密度が薄まってしまっただけのようにしか思えません。私にとっては、ただ一本調子で冗長なだけの作品にしか見えませんでした。 【K】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-12-18 19:21:49) |