御用金の投票された口コミです。

御用金

[ゴヨウキン]
1969年上映時間:123分
平均点:6.15 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(1969-05-01)
アクション時代劇ミステリー
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タイトル情報更新(2021-05-04)【イニシャルK】さん
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監督五社英雄
キャスト仲代達矢(男優)脇坂孫兵衛
丹波哲郎(男優)六郷帯刀
中村錦之助(男優)藤巻左門(特別出演)
司葉子(女優)しの
浅丘ルリ子(女優)おりは
田中邦衛(男優)長井兵助
夏八木勲(男優)高力九内
西村晃(男優)流一学
東野英治郎(男優)鯖井藩家老
樋浦勉(男優)六造
黒部進(男優)大村惣兵衛
井川比佐志(男優)竹内慎次郎
常田富士男(男優)賭場のやくざもの
尾形伸之介(男優)宮内半蔵
田中浩(男優)灘彦四
佐藤京一(男優)荒井道寛
大木正司(男優)賭場のやくざもの
谷育子(女優)
小沢栄太郎ナレーション
脚本五社英雄
田坂啓
音楽佐藤勝
撮影岡崎宏三
製作藤本真澄
佐藤正之
フジテレビ
東京映画
配給東宝
美術小島基司
録音西尾昇(録音)(整音)
その他東京現像所(現像)
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1.《ネタバレ》 武士の世界の不条理を描いた作品。藩の財政難を救うために、佐渡の金を運ぶ幕府の船を沈め、その金を横領するという策謀。そのために目撃者である集落の漁民を全員抹殺し、「神隠し」と呼ばれる。孫兵衛はそんな侍暮らしに嫌気がさして脱藩したが、三年後江戸で藩の刺客に狙われる。問いただせば再び「神隠し」を行うという。孫兵衛はこれを阻止するために帰郷する。途上で神隠しに遭った漁民の娘おりはに遇う。きな臭さを嗅ぎつけた隠密もついてくる。奇縁で結ばれた孫兵衛、おりは、隠密の三人で船の遭難を回避。巨悪の根源である老中も倒す。◆随所で監督の映像美が堪能できる。構図、背景、殺陣が美しい上に、俳優陣に個性があり、重厚感ある時代劇に仕上がっている。また人間が能く描けている。特に村娘から転落して、鉄火肌の賭博師となり、孫兵衛を助け、助けられ、密かに孫兵衛を慕うおりはという役どころは秀逸。特に神隠しに遭った漁村に帰って、それを発見して絶望する場面は実に丁寧で好感が持てる。孫兵衛にしても決して正義感が強く無垢な男ではなく、意図しなかったとはいえ、自分に立ち向かってきた漁民を殺している。この挿話により彼の人間としての苦悩が描けている。そしていつまでも自分を慕ってくれている愛妻との再会。これならクールな彼にも感情移入できようというものだ。◆一方で脚本構成は荒っぽい。財政難を救うためというが、その実態が描けていない。どれほど困っているのか不明なので、「神隠し」は短絡的な強奪・殺戮にしか思えない。又船を遭難させる方策だが、そう簡単にいかないと思う。そもそも都合よく夜に岬を通過するとは限らない。満月だったらどうする?沖で沈没したら金の回収はどうするのか?などと疑問点が湧く。老中の手下に囲まれた孫兵衛をおりはが救う場面もしかり。町のやくざを敵対するやくざがそこにいるとけしかけて、侍とヤクザを闘争させるが、やくざと侍の区別は容易につく筈だ。そして隠密の扱い。最後にあっさり、もう隠密はやめるというオチはしっくりこない。この人の苦悩が伝わってこない。もうひと波乱あってしかるべだ。この人物だけ妙に明るくて、浮いている。。三船敏郎と仲代達也がケンカして三船が降板、急きょ代役として三日間だけ出演という背景がそうさせたのだろう。残念である。ちなみに御用金は出雲崎で荷揚げされ、北国街道で江戸に運ばれた。
よしのぶさん [インターネット(字幕)] 7点(2011-10-25 15:19:58)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.15点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4215.38%
5215.38%
6538.46%
7215.38%
817.69%
900.00%
1017.69%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 4.00点 Review1人
5 感泣評価 4.00点 Review1人

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