4.いやはや、すごいです! こんなに面白そうな題材を使って、ここまで退屈でつまらない映画に仕立てるとは! 主人公は弁慶。つまり、隆大介。浅野忠信も永瀬正敏も脇です。まずポスターに偽り有りだわな。w そして、設定だけは本当に面白い。これからどんな展開があるのか?! とワクワクさせる。……が、その期待は見事に裏切られ続けます。しかも2時間以上。ははは……、すごいです。これは新手の拷問です。 【TERRA】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2013-08-15 02:24:11) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 弁慶と牛若丸の物語を新解釈したっていうからかなり期待して見たのだが、裏切られた。発想は面白いと思うのに、演出がまずい。殺陣のシーンが美しくないのは、この手の映画としては致命的だと思う。(あの火花は必要だったのか?うるさいだけでした、あたしにとっては。)全体の構成も、無駄なエピソードが多く、軸となる弁慶と牛若丸の対立に当てられるべき焦点がブレたうえに、流れも悪くなった。ただ、配役はよく、個々の出演者には注目すべき(元服前の義経をやっちまった浅野の「トウが立ってる感」除く)。特に主演した隆大介、最近の役者にしては珍しいギラツキを見せて印象的だった。というわけで、結局は監督の力量不足と言うところか。良質の素材を使って料理を始めたものの、不要なスパイスを入れちゃったり途中で焦しちゃったりして失敗したシェフみたいだ。 【黒蜥蜴】さん 4点(2003-12-02 02:10:28) (良:1票) |
2.実に勿体無い作品だ。義経と弁慶の話を新しく解釈したアクション時代劇。浅野、永瀬と若者が注目しそうなキャスト。これだけ聞いただけでも面白そうだと期待してしまう。しかし蓋を空けてみれば・・・。石井監督はこの映画の構想に10年もかけたと言っているが、10年かけてコレかよ!まあ、幾つか嫌な所はあるのだが、1つ一挙げるとすれば、それは殺陣である。”中国の京劇の要素を取り入れたという新しい形の殺陣”。なんですかそれは?日本にはもっとカッコイイ剣術があるじゃないですか。 海外には日本の剣術を愛してる方が大勢いるのに、肝心の日本人が時代劇で中国の真似してどうするの?それも真面目に撮っているだけに笑うに笑えない。これが時代劇じゃないって言うんなら1点プラスしても良いんだけどね。 最後に監督さん「モンスターのような映画を生んでしまった」って自分で言うなよ・・・。 【カズゥー柔術】さん 4点(2003-11-22 01:31:25) (良:1票) |
1.皆さん辛口だなぁ(涙)この動と静の緊張感、「気」の思想がわかりませんかね?映像の美しさに惚れるし、音楽の気迫に惚れるし、気合い入れて観ないと呑まれますよ。DVD買ったけど、畏れ多くて、居住まいをたださずには観れない映画。今の日本が失った思想が見事に表現されてる。 【真無】さん 9点(2002-12-25 20:30:56) (笑:1票) |