24.どこまで実話なのかは疑わしいが作品としてはよく出来ていると思う。テロは100%悪である。がしかし、このような事態になった要因をアメリカ人は誰一人として考えないのでしょう。テロとの関連が結局何もないままイラクとの戦争にまで発展していく。自分の国のことだけしか考えないアメリカに正義について語る資格はない。 【あるまーぬ】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-07-31 22:19:26) |
23.《ネタバレ》 こりゃ重い話だなぁ。リアリティがありました。実際にテロに遭遇したような感覚に陥りました。悲しい結末を知っているだけに乗客たちの必死の抵抗は見ていてツラかったです。しかし彼らの結束力と勇気は素晴らしいですね。 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-04-16 21:12:56) |
22.とても力強く、訴えるもののある映画でした。9.11をリアルタイムで経験した我々には、ただのパニック映画として片付けられない、貴重な物語です。機内での出来事は事実を基にした、あくまで想像でしかないのでしょうが、この話をまとめ上げたスタッフには頭が下がります。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-04-15 18:28:40) |
21.テロ犯の普通っぽさが新鮮。クレバーな映画だと思う。 【k】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-03-04 21:01:57) |
20.テロリストたちが信じるものは一体なんなのか、私に理解する事はできませんが、少なくとも彼らはそれを信じ、アメリカに復讐することが正しい行動であると信じている。 しかし、この映画ではテロリストの中の一人の人間のこれから自分は死ぬという現実との格闘も描かれているように思えるた。 その時私は初めて気がついた、このテロリスト達も同じ人間なのだと。 実際にこのような心の中の葛藤があったかは解りませんが、アメリカ=善、テロリスト=悪という単純な考えから、また違った見方で911の事件を考えるようになった映画です。 映画「ワールドトレードセンター」なんかよりははるかに感じる事が多い映画でした。
【アップルマーク】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-01-29 02:58:37) |
19.結末はわかっている…。結末は変えられない…。だから余計につらいんだ…。 【tonao】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-15 22:52:50) (良:1票) |
18.この映画はアメリカの映画のなかでもやはりちょっと異色だと思う。最初から観客を泣かせて感動させようという意図が、まるでない。イスラム原理主義への怒りを煽る政治的な意図もない。ただあるがままに淡々と現実を踏襲している。 よく映画を観る人たちのなかで、「何が言いたいのか分からない、メッセージがない」と不満を口にする人がいますが、この映画は、そのメッセージ性を徹底的に廃し、主観を削ぎ落としてつくられている。観終えたあとに「だからなに?」と聞かれれば、「これが事実です」と答えるしかない。そういう映画です。 しかしそれでも、この映画はブッシュ政権の陰謀だとか、ユナイテッド93は、アメリカ政府によって撃墜された、という話が、まことしやかに噂されるほど、ヒステリックな批判がアメリカでは絶えない。ここまで賛否両論が巻き起こるのは、ひとえに、この映画こそ、9・11の核心に迫った作品だからだと思います。良作ではありますが、アメリカ人をもっとも動揺させる映画であることも確かでしょう。とにかく機内の様子の臨場感は圧倒的。ラースフォントリアーの、手ぶれカメラを思い出させる機内映像の揺れは、93便の乗客と同様に、観客にも恐怖と吐き気を引き起こさせる(苦笑) とくに私は揺れには弱いので大変気分が悪くなりました。観終えたときはかなり衰弱してしまいましたが、私は彼らと違って死んでいない。不謹慎かもしれませんが、「死」を意識したことで、よりいっそう生きていることに感謝したい気持ちになれました。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-09 23:29:59) (良:1票) |
17.《ネタバレ》 いや~とてもリアルで観ていてドキドキしましたねぇ~。実際のところ、航空機内ではどんな状況だったのか、航空局や軍はどんな対応をしていたのか、そういうのって全然知らなかったですからねぇ、とても興味深かったです。初めのうちはみな平穏だったのが、事態が深刻になるにつれてパニックになっていく様子。各組織の意思疎通の拙さと情報の混乱。テロリストに立ち向かい、彼らの計画を阻止するまでに至った乗客達の勇気と行動力。この作品がなければそれらを知る事はなかったでしょう。有意義な2時間でした。 【あろえりーな】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-01-09 01:35:29) |
16.《ネタバレ》 何が真実で何がそうでないのかはわからないけれど、この映画には強く心に残るものがありました。最後の墜落するシーンはしばらくの間、頭から離れませんでした。いろいろなことを言われていますが、この映画で描かれていることが真実であればいいなあと思います。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-07 04:57:25) |
15.結末は判っているのですが、事実を丁寧に描いていて結末までの緊迫感がひしひしと伝わってきました。ドキュメンタリー的な映画ですが描かれている事実はとても重かった。 【ポテト】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-28 22:04:58) |
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14.ドキュメンタリー映画?と思わせるような創り..お涙頂戴、ヒーロー、商業的映画、とは一線を画す..真実を語る(解説抜きの)TV特番!とも言える作品でした..それ故に伝わってくる、圧倒的な説得力と、緊張感、切迫感、..そこで何が行われていたのか..見事な構成で観客に観せ付けます、期待以上の良作~.. 【コナンが一番】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-12-22 12:36:10) |
13.《ネタバレ》 本当によくできたドキュメンタリー。 凄まじい迫力だ。 まさに、事実は小説よりも奇なり。 つまりは人々の想像を超えた大事件だったわけだ。 膨大な資料や記録を丹念に拾い集め、目一杯想像力を膨らませて作られた映画なのであろう。 おそらく実際の機内は、もっと阿鼻叫喚の世界だっただろうとは思うが、国家の策謀や正義や悪や、そういったものを極力排除し、できるかぎり客観的に描いて、「9.11テロ事件」の一幕を見事に切り出している。 「ワールドトレードセンター」とは格段の違い。 【とっすぃ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-01 19:41:23) |
12.《ネタバレ》 予備知識なしで観に行って、あまりのリアリティに度肝を抜かれました。極力演出を排除した作りも、緊張感を持たせるには効果的でしたね。乗客がコックピットに突入したときホッとしたのもつかの間、あんな形で終わるなんて・・・エンドロールが終わっても席を立てませんでした。もう一度観たいとは思わないけど、未見の人には勧めてみたいです。 【芦毛牝馬】さん [試写会(字幕)] 8点(2006-10-13 01:35:37) |
11.結末がわかってみているだけに、映画の中の人々が何もわからず行動しているのが痛々しく思える。確かにあの当時仮にハイジャックされたからといって、お金目的なら必ずしも死ぬとは考えなかったんだろう。そういう意味で世界中が混乱した一日だった。見ておいてよかったけどもう一度みたいとは思わない。 【HK】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-10-01 21:09:28) |
10.映画である以上、いかにドキュメンタリータッチといえどもある程度の主観がキャメラワークに入ります。しかしそれを差し引いてもできるかぎり傍観した立場を固持している作り手のスタンスは評価されていいでしょう。テロリストも一人一人が人間としてきっちり描かれているのも素晴らしい。あの大惨事を経験した当事者たちの出演にもただただ敬服します。映画として面白いものではないですが、新しいタイプの映画だと思います。制作に携わったみなさんの努力に8点を。余談ですが字幕制作は大変だったでしょうね…。 【トト】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-09-19 22:04:59) |
9.《ネタバレ》 重い。観終えてからしばらくこの言葉以外浮かばなかった。テロの犯人がこれから行おうとする事に対する緊迫した表情、乗務員・乗員たちの笑顔の日常、その対比が、これから先のストーリがすでに分かっている観客に突きつけられる。 その後DVDに編集されている遺族の映像を見た。残された家族が語る言葉の一つ一つにこの事件の重さを改めて感じた。その中の「…でも私たちはある種恵まれている。なぜならNYの何千という人々―少なくとも何百という人々は行方不明のままなのよ。リンダは死んだ。3週間NYを捜さなくてすむ。もしかしたら帰ってくると思わずにすむの。」という言葉、こんなにえぐられることはないと思った。 【おっちょ】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-09-15 23:25:35) |
8.記念すべき9月11日の日に合わせて観に行きました。その当時自分が何をしていたか思い出し感慨深いものがあります。観終わった感想はもう言うことなし。劇中やラストのテロップで分かるように当時の指揮系統の混乱が観ていて伝わってきて結末はどうなるのかもうすでにわかっているのにこれほど悲しくも素晴らしい映画に仕上がっていました。テロリストに果敢にも立ち向かった乗客の勇気に拍手を送りたい。 |
7.《ネタバレ》 生存者 0、 この数字を最後にテロップで見かけた瞬間、あらっ やられたと思いました “あらっ 実話に基づいての細かい再現ドキュメントではなかったの?” “あらっ 実は生存者が一人でもいらっしゃってこその その方の証言ドキュメントって事ではなかったの?!”という とっさに湧いて出てきた不信感。うわあ裏切られてしまった・・ つまりはほとんどが想像の世界での出来事なのであって つまりはエンターテイメントに仕上げられただけのただのパニック映画だったのか ・・という思い・・・ しかし今よくよく考えてみるとそうではなかったのだと思いたい。 例え想像の中で作られた作品であったとしても 亡くなった44名のあの乗客たちの心中を察する事は十分に出来たのだから、 そして恥ずかしながら私自身は正直、あの9・11事件の他の3機の陰に隠れてしまって まるでエアポケットに入ってしまっていたこの不時着便の事を今まであまり知らなかったですから、そしてそれと同時に気にも留めていなかったのですからこの作品見るまでは。 そんな意味では今回今さらながらに知らされてよかったと思えましたよ UN93便の事を。無念の思いで亡くなられてた方がいらっしゃった事を、44名の事を。 そして劇場で目にして来たのが実はもう2週間も前の事であったのですが、あのジ・エンドの瞬間が今でも昨日や今日見終えてきたばかりの事のように思い出されてしまっています。ずっと強烈に脳裏に焼きついてしまっています。あのジ・エンド法とテロップが。 【3737】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-08-27 21:18:31) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 胸がつまりました。結末はわかっていても最後まで戦う乗客を見ていて、助かって欲しいと祈るように見つめていました。これだけ情報網が発達しているはずなのに、事件が発生しても、誰もどの旅客機がWTCに追突したのかすぐに判明できない。皮肉にもテレビ中継でその状況を映像としてみて、今どうなっているのかだんだんわかってくる。 爆弾が偽物だったにせよ、小さなナイフ一つで4人の犯人たちは操縦室を制覇できている。管制塔内では「ハイジャックなんて何年ぶり?最後はいつだった?」と事件前は、まさかビルに突っ込むとは誰も予想していない。 ついこの前にロンドンでテロを未然に防止でき20人くらい逮捕されたけど、確実に他人事ではなくなっている。またあの惨劇が、それ以上のものが発生するかもしれない。第三次世界大戦へと日本も犠牲を払う日が来るかもしれない。80歳、90歳など老衰で死ぬ事って幸せなんだなあと思うようになった。ガン、脳卒中、交通事故、日本の死亡原因に、テロや戦争の巻き添えも入ってくる日が近づくのでしょうか。この映画は、未来へのMessageとしても存在することに価値があるのでしょうね・・。 【さくら】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-08-20 21:16:58) |
5.《ネタバレ》 事実をドキュメンタリータッチで描いていながらもドキュメンタリーではなく、また、メッセージ的なものも一切感じられなかった、という点からすれば、今までに体感したことのない、全く新しい映画だと思いました。貿易センターに飛行機が突っ込むシーンや、最後の落下シーンでショックが大きかったのは、そのあたりによるところが大きいのかもしれません。とても痛烈でした。残念だったのは画面の揺れがあまりにすごくて、かなり気持ち悪くなってしまったことかな、、、ラスト30分くらいは本当にしんどかったです。(涙) 【maemae】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-08-20 11:06:36) |