8.こんなに怖い映画だとは思ってなかった。 |
7.やはり映画はどうしても三人称なのだ。それだって文章で読む一人称的な「当人」意識を映画で作ることは不可能だ。そこにキモがある原作を映画化するんだから、スターと時点で困難な計画だったのは分かってしまっていた。意外と良かったのは、及川光博の喋り方。患者が医者という測定者に抱く曖昧な畏れが感じられた。あとは渋谷で迷子になるあたりか。一人称の当事者感は出せなかったが、三人称の「彼」の話として身に迫った。退社でみんなが来るとこは(たしか原作にはなかった)、クサいなあと思いつつホロッとしてしまうのが悔しい。一人称でなくしたぶん、主婦の立場を加えられ、樋口可南子の泣き笑いっていいんだ。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-10-17 09:26:19) |
《改行表示》 6.これはちょっとしたホラーですね。 病院でのテストのシーンで、桜と猫は覚えていたけど、あと1つがどうしても思い出せなくて驚愕しました。 僕もアルツハイマーに片足を突っ込んでそうです。 この作品は病気がどうこうというより、夫婦愛にやられてしまって、何度も泣かされました。 あんな献身的な奥さんが居るならアルツハイマーになっても幸せのような気がしました。 でも、作品の構成としては深みがないというか、淡々と時間が流れてしまって面白味に欠けたような気がします。 悪い作品ではないんですけど、やや残念でした。 あと、どうでもいいことだけど、ENEOSの場所に詳しい水川あさみに感心しました。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-11-10 11:02:53) |
5.スピーチのシーンがよかったですね。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-04 22:44:29) |
4.何より怖かったのは,三つの単語を覚えていなかった自分。 【マー君】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-01-07 15:44:05) |
3.演技が上手い人がやるとやはり作品に重みがありますね。でも終盤やけに尻きれトンボな展開でちょっと拍子抜けしました。そうそう冒頭のシーンも必要ないですね。病気についての映画は必ず、いや本当はそんなもんじゃないという意見は出るとおもいます。でも映画だから私は全てを見せる必要はないとおもいます。確かに娘さんがもう少し話に絡んでくれば展開が変わった気がします。 【たかちゃん】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-09-18 10:47:13) |
《改行表示》 2.うーん、今までも認知症についての映画はいろいろありましたが、単に認知症患者を外から見た描き方が多かったと思います。(私の知識不足かもしれませんが) そういった点では「いろいろな事を忘れていく自分を自覚」しながら生活をするという事に焦点を当てた所は、なかなか斬新で現実的だったと思います。 原作は読んでませんが最後をあんなふうに締めくくったことについてですが、この先続く彼の人生と対比してあのくらいの余韻を持たせた方が重くなりすぎず、見終わった後に否定的な考えを持ち過ぎなくてよいと思います。 映画というメディアを使って、認知症について興味を持つ人が増えるだけでも本作の意味は大きいと思います。 【ぷー太。】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-14 02:34:13) |
1.泣いてしまいましたが・・・、本当のアルツハイマー患者の介護なんてあんなもんじゃない。キレイに作りすぎてると思いました。 |