10.記憶が無くなっていくという作品はそれなりにある。それでもここで描かれる物語は特に心に入ってくる。 歳とともに人は子供(若い時の記憶)に帰っていく、ということが上手く表現されている。 鑑賞は二度目だが、何故か感想を書いていなかった。 【simple】さん [地上波(邦画)] 8点(2019-12-01 12:56:39) |
9.素直に良い映画だと思った。アルツハイマー病になっていく主人公の心情がとても切実だったし、それを支えていく奥さんはとてもいい人だと思う。「ずっと私がそばにいます」と言われたときは泣けてしまった。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 8点(2015-01-17 22:40:20) |
8.久々に泣けた邦画でした。渡辺謙が映画化を熱望したというだけあって、彼の演技も素晴らしかった。病名は違えども大病を患った事で、精神的にも「佐伯雅行」になりきれたという事でしょうか。相変わらずの怪演を見せる大滝秀治もいいですね。 【カロ】さん [地上波(邦画)] 8点(2009-05-28 16:02:23) |
7.久しぶりにかなり泣いてしまいました。 渡辺謙の演技力は本当に素晴らしい。最優秀主演男優賞取るだけのことはあるなと思った。 でもそれ以上に、献身的な奥さん役の樋口可南子が素晴らしく、この悲しい話をより切ないものにしていたと思う。 このふたりの演技だけで充分感動出来る作品なのに、グルグル回るカメラや妙なCG演出で少し冷めてしまう部分があった。 あと冒頭のシーンは必要ないかも。 主演2人の演技が感動的だっただけに、堤監督の妙な演出は必要ないのではと思ってしまった。 これほど感情移入出来る映画もなかなか最近無かっただけに、個人的にとっても惜しい映画。 【おーる】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-03-04 07:27:15) |
6.始まって20~30分くらいで目頭が熱くなってきた。アルツハイマーの人のドキュメンタリーを何度か見た事があったので、この後の展開を想像して途中見るのが何度か辛くなった。樋口可南子の努めて笑顔を振りまく姿に胸がしめつけられた。 【茶畑】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-09-06 23:56:54) |
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5.原作も読んでいます。原作も相当に傑作ですが、この映画版も原作の面白みを損なうことなく忠実にそのエッセンスを伝えつつ、堤演出のユニークな部分もやりすぎることなくきっちりと見せてくれて、映像としての楽しみもあります。役者さんの演技も素晴らしいもので、まあいわば、物語、テーマ、役者、演出、全てが高評価です。渡辺謙と大滝秀治のくだりは、誰にも訪れうる悲劇を前にしてでさえ生きていることの素晴らしさを映像として伝えてくれる素晴らしいシーンだと思います。 【Sean】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-08-10 11:00:48) |
4.若年性アルツハイマーという重たいテーマと「トリック」の堤幸彦監督の組み合わせに正直不安がありましたが、全くの杞憂で、感動する作品に仕上がっています。 まず主演の渡辺謙ですが、自身の過去の病気での経験も生きているのでしょうが、まさに迫真の演技で圧倒されました。またそれを支える妻を演じた樋口可南子の凛とした演技も素晴らしいです。その他の脇役の方々も見事な演技だったと思います。 【ジム】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-11 09:01:53) |
3.「うちはやっぱり佐伯選手でなければ駄目なんだからさぁ、早く元気になって戻って来てよ 待ってるからさあ」・・とかなんとかだったろうかそんなやりとりが、そこでグッと涙をこらえてしまってましたね。クライアントの河村さんでしたっけか(?)(香川照之さんの事ですが) 彼が佐伯選手に送った言葉がとても深く印象に残りました。病気じゃもう無理だなって事をそこで悟って 彼がとっさに切り替えして佐伯選手に送ったあの言葉、とても優しい投げかけであったと思います。そしてそれに「ハイ」と涙ながらに答える渡辺謙、 もう涙でしたね。 そしていっそある意味40代中盤でのまさかのアルツハイマー病というものは その極端な痛みこそなかろうけどさ、腫瘍やパーキンソン病等以上に恐ろしい(本音を言えば正直凄く怖い)病気であるのだよという事を今回存分に思い知らされましたね。そんな意味ではこの 《明日の記憶》 観ておいて損はなかろうかと思います。別に感動だとかそんなものを求めるんではなしに。 【3737】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-08-13 11:58:44) |
2.凄く良い映画だと思います。 渡辺兼と樋口可南子の演技が鬼気迫るぐらい良かったし周りの俳優陣も良かった。 非常に泣き所も多いし感動もしました。 いつ自分もそうなるかわからん恐怖もアリアリとしました。 ですが、自分の周りにリアルな体験がある人は辛く感じると思います。 評価が難しいです。 フィクションとして割り切れて観れれば良かったんですけど、 知ってる経験があると綺麗過ぎて溝みたいなもんを感じてしまいめっちゃキツイです。 特に一緒に観た人の身内が現在進行であることをド忘れしてて、途中でしまったと思って集中出来なかったのも良くなかった。 【ひで太郎】さん [映画館(邦画)] 8点(2006-06-16 11:09:48) |
1.ずいぶん泣かされました、大泣き。 中盤あたりでは泣きの連続で、鼻水で息詰まった。 周りの年齢層の高い方たちは、さほど大泣きの様子がうかがえなかったが…。 同じアルツハイマーを題材している以上仕方ないとは思うけど、 「私の頭の中の消しゴム」と重複する場面がいくつかあって微妙なところ。 物語のシメ方はやや唐突すぎる気がする。 現実的な話の問題なとはともかくとして、 シメは「私の頭の~」のほうが「映画」としては小奇麗にまとまってる気がした。 同じ題材の映画を比較するのはナンセンスだとは思うが、どうしても…。 演技は、渡辺謙は言うまでもなく、他の方もみなすばらしく絶妙。 とくに妻役がホントいい味を出してる。見てて惚れそうな勢い。 【愛野弾丸】さん [映画館(吹替)] 8点(2006-05-28 15:07:49) |