8.《ネタバレ》 失望感ばりばりです。 眠くて眠くて仕方ない。 つーか、所詮新人監督なんだからこんなもんだろうとも思うんですがね。 ならば、もっとひっそりと監督デビューさせましょう。 この程度の映画に劇場が満席って。。。 監督にとっても観客にとっても、あまりにも不幸だと思う。 原作なんて読まないから、きっと壮大な物語なんだろうと勝手に想像してたんですが、えらくこぢんまりしたストーリーですなぁ。 「ゲド戦記」って、こんなにショボいお話なんでしょうか??? アレンの動機って何? クモって、いったいどんな人? ドラゴンテルーとゲド達の出会いって、偶然なの? だいたい、ゲド戦記って、ゲド戦ってないじゃん(笑) まあ、脚本が悪いんでしょうけどね。 なーんも描かれていません。 画も粗い。 TVアニメより酷いような手抜きシーンがある。 こんなやっつけ仕事でいいわけ?? なんとも薄っぺらい映画です。 それとね。 最近のジブリ作品(てか、大作と言われるアニメ作品)でいつも思うんだけど、こんなに有名な俳優達を引っ張ってくる必要性を全く感じない。 専門の声優に任せるべき。 これはもう絶対に。 声の張り、声色や声量の使い分け、どれをとっても声優の方が圧倒的にうまいんだもん。 そんなの、わかりきってることですよね。 アニメ大国ニッポンには優秀な声優がいっぱいいますよ? そういうのひっくるめて、完全にマーケット主導の映画だなと。 いつまでもこんなことやってたら信用なくしちゃいますよー! 【とっすぃ】さん [映画館(邦画)] 3点(2006-07-31 18:39:41) (良:5票) |
7.《ネタバレ》 残念です。原作がもったいない。ストーリー展開は単調で前半はひたすら苦痛。後半ようやく主人公の心が伝わってきますが、その時点ではストーリー展開の拙さだけではなく、俳優が声優をすることの拙さ(菅原さん以外酷すぎる)、絵の粗さ(苦痛を感じたアレンの顔は酷すぎる)、キャラクターの既視感(あ、これ絶対あの映画からパクってきただろ…?と思わせてしまう。父親礼讃もいいですが、自分ってものはないのか?)&魅力のなさ(皆さんおっしゃる通りウサギは酷すぎ。悪役に血が通ってこそジブリ作品だと思っていたのに、ステレオタイプで笑うに笑えず…)に堪えに堪えているので、感情移入が全くできないのです。ゲド戦記を一度バラして再構築した…という感想もありましたが、そりゃないだろう?ってのが正直な感想です。原作はもっとちゃんとした世界観が存在しているし…ああもう比べたくもない。言ってみればこの作品、ゲド戦記という文学作品を小学生が一度絵にして、それをバラバラにして気に入ったところをはぎ合わせた夏休みの宿題、というところでしょうか。大切な作品を切り貼りされて、つらさを通り越して呆れています。とってもいいメロディの「テルーの唄」も、6月から聞きすぎてありがたみ半減。そういうお金儲けっぽいところが見え隠れするのも、評価が下がる原因なのは否定できません。繰り返しますが残念です。 【ゴールドベリ】さん [映画館(邦画)] 3点(2006-08-04 23:26:15) (良:3票) |
6.作画レベルと背景美術の高さは流石ジブリだが、テレビスぺシャルで十分な出来。こじんまりとしていてダイナミックさがなく、クライマックスでさえ"活きてない"とすら感じる。生とか死とか心の闇とか世界の均衡とか深遠な台詞を呟いても、作品の土台が穴だらけで、空疎に通り過ぎるだけ。観客の想像に委ねるというより、ただただ説明不足で逆にいらない要素が多すぎる。行き当たりばったりで唐突な展開に???状態が続く。似たような作りでも宮崎駿なら一気になんとか見せられるが、ここまで覇気も生気も感じられない冒険ファンタジーに虚しいため息が漏れた。生があるからこそ死があるように、ジブリは一世一代のアニメスタジオとして潔く締めるべきだろう。 【Cinecdocke】さん [地上波(邦画)] 3点(2018-01-19 19:42:41) (良:1票) |
5.ジブリとか駿の息子とかどうでもいい。イチ映画作品としてこの点数。なんでこんなに暗い映画作ったんだろ。 【noji】さん [映画館(邦画)] 3点(2011-07-16 00:35:50) (良:1票) |
4.題名に「の」がないとここまでひどくなるのか。恐ろしい。 【michell】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-06-11 01:06:11) (笑:1票) |
《改行表示》 3.終始退屈で盛り上がりに欠ける作品でした。 とりあえずシナリオの構成が陳腐で成り行きに興味が湧かない。 登場するキャラクターにも魅力が無くて、思い入れが沸かない。 過去のジブリ作品の中にも駄作はあったように思うけど、なんとなくキャラの魅力だけはあったりしたものですが、この作品においては全滅に近かった。 最後アレンがパクッと食べられるくらいのサプライズがあれば、馬鹿映画として違った評価も生まれたかも知れないけど、最初から最後まで何もない無益な作品となってしまいました。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-05-08 15:22:44) (良:1票) |
《改行表示》 2.宮崎吾朗監督は、自分の中の表現したいものと格闘していないと思います。何を表現したいのか、それを相手(観客)により深く伝えるにはどうしたらいいのか、という事に対してもがき苦しんだ様子が作品からまったく感じられません。確かに話はうまくまとまっていますが、人物を都合良く配置し、起承転結に沿って話をセリフで転がしているだけだと感じました。 「心の闇」というものについてのたうち回る位に真剣に考え、その葛藤がそれこそフィルムになすりつけらている位に表現されていたら、父殺しの理由の具体的な説明が無くても全く構わないと思います。説明がない、辻褄があわない、というのは大した問題じゃありません。 しかし、映画からは「心の闇ってさ~」と喫茶店で友人に話している位のテンションしか感じませんでした。表現したい対象と向き合う覚悟が、駿監督とは決定的に違うなと思います。 有名タレントがちょっと格闘技を習ってPRIDEに出ているような映画に感じます。もし本気で監督を目指し二作目を作る気なら、マスコミも見向きのしないアマチュアの格闘技大会から出直す位の気持ちで作って欲しいです。 【めっく】さん [映画館(邦画)] 3点(2006-09-05 01:12:56) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 原作に思い入れが強く、ナウシカ、ラピュタなど好きな作品が多い二馬力なので、できるだけ冷静に評価してみようと思います。まずジブリ作品として。未見のものもあります(トトロ、千尋など)が、敵的役にも感情移入できる、憎めないなどの要素が必ずキャラクターに加味されていたのですが、今回は見あたらず。バイプレイヤーキャラ(ラピュタの息子たちとか)のみならず、もの言わぬキャラ(ナウシカのテトなど)も存在感がありましたがそれも… だいたい動かされているキャラの人数が少なすぎません? 一番気になったのは、アニメという視点を自由に出来る媒体で作ってるにもかかわらず、通常の想像力がおよぶ目の高さの画面だったということ。つまり実写だと「才能のない監督の低予算映画」です。アニメ細部の評価は他のかたが評されてる通り。誰かがジブリを真似て作った“モドキ”みたいな作品に感じられました。つぎにアースシーの物語として。原作を読み込んでないとわかりにくいですね。「帰還」の後半シチュエーションに「影との戦い」の主題を入れ「さいはての島へ」をまぶした、というところですか。「こわれた腕輪」のエピソードが気配だけだと、タカとテナーの関係はわからないんですけど。未読なのですが宮崎駿氏の「シュナの旅」という作品に、アースシーのキャラクターを当てはめて作っただけの“やっつけ仕事”なんじゃないですか? 指輪、ナルニアと完全映画化がようやく進んでこの不始末、どうしてくれるんだ(怒) 【shintax】さん [映画館(邦画)] 3点(2006-07-31 15:49:02) (良:1票) |