《改行表示》 8.コレ観たの中学んとき青砥、京成名画座。忘れもしない、これ軍医でしょう、医者なんだよね。アッタマいいんだよ!超テキトウな医者。オトナたち。少6のとき中学受験で塾に来ていたちょっとマセてて、ススんだ川向こう”江戸川区”の都会(小岩!!!????)の小学生の奴らがこぞってコレを推していたのを思い出す。(某ハイパーメディアクリエーターなんて、もろ、そんな感じ。)そう、いま風にいえば、小学生ごころにもクールだったんです、リスペクトだったんです、この作品。まあ、みんな医者をめざして勉強してるんだよね。そんで、それをカサにしてオンナくどいて綺麗な嫁さんもらって。そんで、目標にしてる、カッキイイーー!医者像がこの”マッシュ”のサザーランドの医師像。マセてんなー、ホンマ!小学生のころの痛い思い出。最近よく”わたしがリスペクトしているのは”なんてのが、よく聞かれるが、このころはこういうのが”リスペクト”されていたッテ事!そんな映画です。ところで、”ナッシュビル”って、いったいどうやってら観れるんだ?? 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-08 01:18:06) |
7.この映画の主役の髭の人、どっかで見た事あるな、と思っていたら、漫画「気分はもう戦争」の中に出てくる人の顔だった。なるほど、この映画もこの漫画に影響与えたんだろうな、と思いながら観た。筋らしい筋はないが、軍規を守らない連中の魅力が十分伝わった。この事がすなわち、軍という組織で戦う戦争への風刺になっているんだろうね。それにしてもあの金髪の婦長さんは最初みんなからいじめられてたが、最後のアメフトのシーンではすっかりマッシュの人間になってて、案外、帰国するよりこっち(戦場)の方が楽しかったのではないか?とか思ったりした。これも監督の計算なのだろうけど。ただ自分は、アルトマンの映画にしては主役以外のたくさんの人物のそれぞれの描写があまり印象に残らなかったと思った。名作としての評価が高いだけに少し残念だった。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-01-22 03:17:51) |
6.「戦争」なる、まったく非合理にもかかわらず国際的に正当づけられてしまった愚行、それはそれでいつでもそれなりに故ある意味ある避けられぬ行為ではあるのだろうけどやっぱり愚行であることは間違いない愚行。その「戦争」の中では、笑いも泣きもしひとりひとりがカケガエの無い人生をかかえているであろう名もなき兵士たちが、「いかに相手を効果的に傷つけるか」という目的に沿って、敵に効率的に傷つけられ、そしてその傷ついた兵士たちを、「修理」する(!)ために設けられる野戦病院、コレが本作の舞台であります。その非合理なる野戦病院の中を、飄々と涼しい顔で渡り歩く、ドナルド・サザーランド、他のどんな映画のどんな忘れがたき悪役よりも、はるかに彼の当たり役というべき、見事な存在感です。ホントにこんな医者いたら困りますが、「映画の中の医者キャラ」としては、ある意味実に頼もしい存在であり、絶妙の批判者。まあ正直、私にもアメフトの場面はいささか長過ぎに感じられ、興醒めの面はありましたが(露骨に国内ロケっぽいしなあ)。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-07-05 19:55:34) |
《改行表示》 5.凄いね、この映画。あの変化球でここまで痛烈に戦争を皮肉れるのもかと思った。 作られた時代が時代だけに、その当時の反響とかは気になるし、これがアカデミー賞にノミネートされたのも映画の趣旨が好意的に理解されたからだろうな。 自分はアルトマンだからという理由で借りてみたが、最初、戦場の軍医を扱った映画は珍しいなあ。 戦争での戦い、その悲惨さをクローズアップした映画はよくあるけど、その陰に隠れた裏方のもう一つの戦いを描いて戦争の悲惨さを描くつもりだろうなと読んでいたら…。 あまりの下ネタにしばし呆然とする…そして1時間30分過ぎてもまだも下ネタが続く。 でも見終わった後の何とも言えない気分がこの映画の良さだろうか。 ラストの「くさるよなぁ」が何とも言えず良い。 |
4.あの日本はないよ、、、見てて恥ずかしいよ、、、(笑)。全体的には人間味の溢れるいい映画だと思いました。普通戦争映画っていうと、必ず戦闘シーンが出てくるんですけど、この映画は一度も出てこなくて、その周りでやってる事をコミカルに描いてるんですね。それにしてもあのフットボールはウケたなぁ。 【あろえりーな】さん 7点(2003-05-19 16:42:55) |
3.かなりブラックな上に、おバカな反戦映画です。サザーランド他軍医達はジョン・レノンさながらのヒッピースタイルで、女にちょっかいを出したり、上官や軍隊に染まりきっている連中を茶化しまくったりします。ただカッコいいことに、彼らは腕が抜群に良いんです。主題歌の、自殺は「やるもやらぬも私の勝手」という歌詞の持つメッセージは強烈です。 【クロマス】さん 7点(2003-01-25 23:24:47) |
2.苦笑いの連続の作品でした。不良軍医たちの数々の悪ふざけが最前線で行われているというだけで、ものすごい反戦メッセージを含んでいる映画だと思いました。ただ、日本人に対する解釈が少しずれているのが残念。しょうがない事ですかね。昔、S★M★A★S★Hというバンドがいましたが、この映画から名前を付けたんでしょうか? 【ガンダム】さん 7点(2001-12-12 03:21:08) |
1.僕には非常にウィットに富んだ、アメリカ映画らしからぬ良い作品に映りました。朝鮮戦争にいわば当事者としてではなく関わっているアメリカ兵の、しかも最前線で戦っていない人たちの心情が、大げさではあってもよく描かれている気がします。来日した二人がやり放題やっているという挿話は必要ない気がしましたが・・・。音楽も最高!! |