9.冒頭からとても引き込まれて、最後まで目が離せませんでした。言葉がなくても、運命の人に出会ったんだという説得力が映像や音楽からも伝わってきました。音楽はとくにラフマニノフのラプソディが印象に残っています。ストーリーは少しタイタニックに似ていたかな? 【*まみこ*】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-12-04 03:02:45) (良:1票) |
《改行表示》 8.《ネタバレ》 よくこちらでの評価を参考に隠れた名作を鑑賞しますが、正直この映画ほど期待はずれなものはありませんでした。雰囲気を楽しむ映画なのかもしれませんが、内容は最初から最後までいろいろなことが中途半端で、疑問が残ってしょうがありません。 睡眠学習みたいな念力で過去に行って、彼女に未来から来たことを明かすこともなく、いきなり戻されて(念力でいけるならまた行けばいいじゃん?)、、、。 マネージャーの存在もとても不思議!恋愛感情があるならまだしも、ただスターにしたいだけの女性に執着して、恋人をボコボコにして馬小屋に捨てるとかありえないと思うのですが、、、。 彼女がおばあちゃんになって現れる最初のシーンに繋がっていくような、1912年以降の彼女の生活ぶりは?どうやって彼が未来の人ってわかったの?そこ観たいんだけど! なんだったんでしょ?って言う具合に終わってしまいました。 原作を読んでいれば、もう少し理解できたのかもしれません。 【カルーア】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-09-12 18:54:33) (良:1票) |
《改行表示》 7.《ネタバレ》 ジェーン・シーモアが美しく、クリストファー・リーヴが颯爽としている。そして儚い。1980年のラブストーリー。 『ある日どこかで』”Somewhere in Time”は、恋愛のカルト映画と呼ばれ、熱狂的なファンもいるらしい。確かにストーリーは奥行きに乏しく、プロットは破錠している。けど、惹きつけられる。それも確かだ。 冒頭、1972年、年老いたエリーズが若きリチャード・コリアーの前に現れ、”Come back to me”と囁く。その夜、彼の処女作の脚本を胸に抱き、ラフマニノフ『パガニーニのラプソディー』を聴きながら、グランド・ホテルの一室で彼女は静かに息を引き取る。 数年後、リチャードが偶然に立ち寄ったグランド・ホテルで若きエリーズの写真を見つけ、彼女に惹きつけられる。68年前の写真の彼女に恋をする。彼はタイムトラベルの末、1912年のグランド・ホテルで公演中の女優エリーズに会う。リチャードとエリーズの湖畔での邂逅。近づくリチャードの姿にエリーズが思わず呟く。”Is it you?” この一言が運命だった。 全ては彼の一夜の幻想だった、、、と言ってもいいし、1980年時点において、彼の衰弱死は単なる虚妄と錯乱の結末でしかない。 しかし、だからこそ、僕らはこの物語に惹きつけられるのではないだろうか。ただひたすらに彼女の美しさに惹かれたリチャードのように。それを受け止めたエリーズのように。その幻想を美しき物語に。 【onomichi】さん [インターネット(字幕)] 8点(2010-04-03 09:28:06) (良:1票) |
6.ロマンティックで切ないタイムスリップ・ラブストーリー。クリストファー・リーブの「スーパーマン」以外でのもっともいい作品だろう。ジェーン・シーモアも一番美しいかもしれない。どこか物足りない気がするのは、メビウスの輪のように物語の始まりが謎につつまれたままなのと雰囲気が上品でおっとりしているからだと思う。冒頭に現れる老婦人の、パンフレットにしるされたリチャードの名前にふれる手があとから重みをもつ。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-08-11 00:30:38) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 何よりも素晴らしいのは、タイムトラベルの方法自体が当事者の「意志」の力を強く讃えたものであること。結果として生まれたものはほんの1日か2日程度の恋愛なのですが、そのような馬鹿げた行為に全人生を費やすような強い決意は、恋愛映画としては絶対的に大正解なのです。最初のキスシーンの二人の表情の神々しさにはクラクラしそうになりますし、階段での再会の場面の映像的な美しさには何度見ても鳥肌が立ちます。俳優陣もスタッフもみんなで作品を大切に扱って完成させたのが芯から伝わってくる名作です。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-03-21 12:59:30) (良:1票) |
4.ここまでストレートで清々しい純愛ラブロマンス映画は今時珍しい。これほど盲目的に異性を愛せたら素晴らしいと思いますよ。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-19 18:05:53) (良:1票) |
3.この映画を見終ったあとの感覚は、真夜中に熱いラブレターを必死になって書いて、それを次の日に読んで、あぁ、やっちゃったなぁー、と思ってしまう、あの感覚。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-11 08:42:16) (笑:1票) |
2.《ネタバレ》 時空を越えた上品なラブロマンスでした。全編を通して、音楽がとても美しく、癒されました。サントラが欲しくなっちゃいます。肖像画の女性に、もう何十年も前の女性だと分かっていても惹かれてしまうクリストファー・リーブの演技も表情も上手かったです。タイムスリップの方法はお手軽でしたね、お金がかかってなくて。現代に引き戻されるシーン、(えっ、こんなときに!?)と意表をつかれました。脚本がよく練り込められていると思います。今観ても色褪せない映画というのはいいですね。結果的にタイムスリップに失敗してたんだけど、こういうのもいいのですね。 【どんぶり侍・剣道5級】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-05-30 16:22:03) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 祝!!!DVD化。Love ActuallyのDVDに封入されてたチラシで発売されてたのを知りました。もちろん即購入。実は以前に発売されてたレンタル用ビデオも持ってますし、サントラも原作も。もともとは週刊漫画アクションのコラムで公開当時に知りましたが、すでに上映が終了していたため映画館で観たことはありません。結構名画座のスケジュールをチェックしてたんですけど… ビデオを手に入れた後、たぶん20回以上観てると思います。タイムトラベルの方法はジャック・フィニィの「ふりだしに戻る」とおなじで、タイムマシンという無粋なものを使わない時間SFの手法として有名です。マティスン(たぶん発音はこう)がデディケイトしてるってことで、それを教える教授の役名がジョージ・フィニィなんだと思います。ディテールの詰めが完璧な作品ですし、映像が最高にきれい。DVDに入ってるインタビューで色々なことがわかりました。ジェーン・シームーアが007に出たことによってこのサントラにジョン・バリーが決まったこととか。マイナス1点は、元の妻が「なんという悲しいエンディング」と絶句してしまい2~3日落ち込んでしまったので、すべての人にお勧めとは言えないかも知れないと思ったからです。 【shintax】さん 9点(2004-07-04 18:50:47) (良:1票) |