19.端的につまらないです。どう観ても「たそがれ」のほうがまし。 設定の古風さ・時代考証感と、演技の妙な?今風感が負にしか働い ていない。 さらに殺陣がまるでだめなので時代劇としてみるべきところも皆無。 真田広之のうまさを逆にしみじみ感じただけでおわった。 失敗作だと思います。
【ウンコマン】さん [地上波(邦画)] 4点(2007-12-31 14:21:54) |
18.三部作の中では一番良い。ラストの納め方も満足。別にキムタクファンではないが、なかなかどうして、きちんと演じていたと思う。特に、徳平役の笹野高史が素晴らしい。 【へろへろ】さん [地上波(邦画)] 8点(2007-12-31 13:50:58) |
17.ストーリーとしての起伏がなく最後の30分まで退屈。話自体よくある話で・・;;笹野氏と桃井氏(かな?)の役が面白かったけど、、それだけ。キムタクはTVドラマほど大根じゃなかった。 【Mari】さん [地上波(邦画)] 5点(2007-12-31 10:51:31) |
16.前半長ぇ~っ! 何とバランスの悪い配分だろう。話の本題に入るのは3分の2を過ぎた頃だろうか? さすがに無駄が多すぎるだろ。まあ、映画の出来としては『たそがれ清兵衛』と『隠し剣 鬼の爪』の間と言ったところか。でも、この「間」と言うのは、映画としての出来ではなく、お話の出来と言う意味で。作品としては『隠し剣~』とどっこいかな。何と言っても木村拓哉に威厳が無い。一剣術流派の免許皆伝を受け、命を賭して武士の一分を守ろうとする“侍”には、とてもじゃないが見えない。例えば『HERO』なら、如何に検事に見えなくても作品自体がコメディーだから構わないが、この映画で一端の侍に見えないのは致命的。また、演出もこれは「淡々」ではない。「のっぺり」だ。ただ話を説明しているだけで、観る者の喜怒哀楽に訴えるものが何も無い。観客はただの傍観者としてスクリーンのこちら側に置き去りにされたままなのだ。さらに視力を失くしてからの剣術稽古の描写もおざなり。一言二言助言をもらったあの程度で目の見えない物が真陰流の免許皆伝者に勝てるのか? いや、もちろんそこにテーマがあるわけじゃないのは分かってる。でも、一騎打ちのシーンはクライマックスの見せ場ではないのか? そういった部分に多少なりともリアリティが無ければ、その他の部分も単なるご都合主義に見えてしまう。ましてその後の展開は、恥ずかしいほどベタな話なのだから。 【TERRA】さん [地上波(邦画)] 4点(2007-12-31 06:13:03) |
15.日本の風景がきれいでした!藤沢周平が好きなので点数甘めです。小説読めば十分な気もしますが... 【よしふみ】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-10-08 01:59:58) |
14.キムタクの違った一面が見れた。檀れいさんが良かった^^ 食事のシーンは泣けてくる!
【ジダン】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2007-10-07 13:44:21) |
13.全体的に地味な印象を与え、盛り上がりに欠ける印象がある本作ではあるが、そのことが却って物語に重厚さを増しているように感じる。「盲目の武士」というキャラクターは北野武監督の「座頭市」と同じキャラクターになるわけだが、あれとは違って“見えないこと”に対する苦悩の描き方が素晴らしい。主演の木村拓哉の演技は、大ヒット作「ハウルの動く城」の凄まじい違和感の前例があって少々危惧があったが、結果的になかなか頑張ったといえるもので良いと思う。しかしながら、やはり笹野高史の演技力には到底及ばない気もするが。何故ならばこの作品、笹野無しでは語れないからだ。重厚な作風の中で、笹野のどこか砕けた役柄は、観客の箸休め的な存在として上手く機能しており、作品全体にメリハリを生んでいると言って良いだろう。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-08-06 03:28:10) |
12.前作の「隠し剣・・・」がイマイチだったのと 木村拓哉が主演と言うことで若干二の足を踏んだ映画でしたが 鑑賞してみたら、あら、意外と。 木村拓哉が一生懸命キムタクをやらないようにしているところに好感が持てました。 【あずき】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-06-17 21:39:59) |
11.いや~良かった..途中からどうなるのかと思ったら..最後の最後、(ベタで読めましたが)上手くまとめましたね~ とても丁寧に真面目に創られた作品です..でも!それだけ、かな.. 「たそがれ清兵衛」 には、到底 敵わない!! なぜなら、リアリティーで言えば 「たそがれ清兵衛」 の方が格段上だし、時代劇らしくないストーリー設定は新鮮でとても衝撃的でした..単純に 「いい話だ..」 って言える内容も高評価の理由..本作は、○○のところが生臭い..冷静に観ると、TV時代劇ぽい展開もマイナス..さらに映画のタイトル(邦題)が 最悪!台詞であれだけ何度も使われると..そこを意識してしまって、台詞が台無し..少しは考えないとね.. 最後に本作の良いところと言えば、やはり、出演者の演技のすばらしさ!ですね~ 見直しました..監督のこだわりもひしひしと伝わってきます..何だかんだと言っても、良作ですね... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-06-05 14:38:48) |
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10.日本アカデミー賞最優秀助演男優賞に輝いた笹野高史の存在感が素晴らしいです。笹野演じる中間がいなくてはこの作品は成立しないでしょう。それほど重要な役を見事に演じています。あとは健気な妻を演じる壇れいが綺麗ですね。木村拓哉は現代劇の方が生きるような気がしました。 【ジム】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-04 19:19:18) |
9.山田監督の藤沢シリーズも早くも「男はつらいよ」の領域にきたような・・・ 見慣れた風景、観ていて安心、観賞後爽快、美しきマドンナ。ここまできたら、「めざせ、水戸黄門!」 でも、監督には山田一家を離れて、たまには意欲作を作って欲しいような・・・ 【つむじ風】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-03-31 03:03:26) |
8.あのキムタクのつまらないアドリブめいたせりふがなければ・・・。周りに救われてかろうじて6点。 |
7.この映画。期待してたんは,山田洋次監督が「今まで見たことない,木村拓哉を見せる」て言うてはったから,どんな木村拓哉が見れるんかと思っててん。でも,小星が期待してた以上ではなかった。キムタク,演技もうまいと思うし一流が持つオーラもあると思いマス。でも、時代劇のかつらが似合えへん。端正な顔立ちしてはるから,額から後頭部にかけて髪の毛がないと,目鼻立ちがめだって,あの時代にはあえへん違和感を感じた。ので,この映画,キムタクが主演ぢゃない方が良かったんでわ??キムタクは,キムタクであることを超えられへんかった。。ような気がしマス。 【小星】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-01-10 00:32:52) |
6.花が咲いてたら「花が咲いてる」と言い、蛙が鳴けば「蛙が鳴いてる」と言う。暑いからと襖を開けた途端に、セミを鳴かせてみたり。壇れいが口づけするにも理由が要りやがる。しまいには盲目になった木村拓哉の目の前の庭で光るホタルに対し、壇れいに「ホタルはまだ出てない」と言わせてしまう。あるいは、市井の人々を描くという事を、慎ましさであったりささやかな生活へと安易に変換させる態度。それらが、何の視点も持たない画面が、まるで巨匠・山田洋次の得意技であるかのごとく、歯切れの悪いカット割りで次々と展開される。仮にそれらに目をつぶったとしても木村拓哉のクローズアップで行われる心理描写のウザさは如何ともしがたく、月9か何かで「ちょ、待てよ!」と言ってるキムタクの方がまだテレビだけに安心して見ることができる。時代劇映画が、山田洋次という別に一流でも何でもない監督によって、こういう形でずるずると延命させられているのを目の当たりにするのは何とも耐え難い。 【Qfwfq】さん [映画館(邦画)] 3点(2007-01-07 02:37:43) (良:3票) |
5.「隠し剣鬼の爪」は「たそがれ清兵衛」の二番煎じでしかなかったので、キムタクを迎え、これまでと多少路線を変えた本作こそが真価を問う作品になると思いますが、今回は山田洋次の目指してる(らしい)「リアリティ」を感じられない仕上がりになってます。美術や下級武士の生活・所作等はこれまでの水準にありますが、キムタクは三村新之丞ではなく完全にキムタクのまま。そして、盲目の剣士が果し合いに臨むという設定以上にリアルさを感じられないのが、脚本から「めくら」という言葉がスッポリと抜け落ちている点。これは「リアリズム」よりも「地上波放送」を優先した為に他ならない。山田監督レベルの「巨匠」でも、こんな大人の事情に抗えない邦画界が情けない。やはり「たそがれ~」は奇跡的な作品でした、5点献上。 【sayzin】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-01-04 00:05:15) (良:1票) |
4.キャスティングのせいばかりではない、と思う。映像は美しかった、とも思う。しかし数ある藤沢作品のうち、これを原作に選んだ理由がよくわからない。山田監督には、他にもっととりあげるべきテーマがあるのではないか。 庄内弁だけがしばらく頭に残ったのでがんす。 【豆治】さん [映画館(邦画)] 4点(2007-01-02 14:55:08) |
3. 素直にいい映画だったと思います。キムタクというと反発する方もいるかと思っていましたが、多くの方がその演技に引きこまれたとわかって安心しました。妻を演じた壇れいという女優も今後に期待できそうです。 【海牛大夫】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-01-01 21:44:21) |
2.人間は「けじめ」をつけてやっと次の段階に進めるということがある。この「けじめ」が「一分」に近い言葉なのではないかと思う。僕は自分の気持ちなんて、いくらでもコントロールできると考えてきた。どんな状況だって見方を変えればどんな風にも価値判断することができる。これこそが精神の自由だなんて。でも、この「武士の一分」という作品を見て、人が生きるということはもっと「こだわり」に左右されているとわかった。「こだわり」が「けじめ」として機能するわけだけど、そういう生き方も悪くない。そういう生き方とは何か。自分の自然な気持ちに正直に生きるということだ。 キムタクの効果的な軽口が、閉塞感のある世界をユーモアで生き抜くという現代にも通じる知恵を象徴していて、まじめな妻役の壇さんと合わせ、すばらしいキャスティングだと感じた。小林念持があまりにも小うるさいので1点減点。すぐ出番終わっちゃうけど。 |
1.自分はキムタクファンでもないし、キムタクファンが何を求めるのかもよくわからないが、この映画に関してはかっこよすぎず、いい仕事をしていると思った。ストーリーはわかりやすく、いいせりふもあったような気がするが、訛りが妙に気になったためかあまり記憶に残っていないのが残念。 【HK】さん [映画館(邦画)] 7点(2006-12-03 15:38:07) |