228.あの風景は心に染みる。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-09 11:27:43) |
227.どうしよう、わからない…。気持ち悪かったの一言。今回ばかりはおすぎに同意する。途中までは可愛らしいと思っていられたのだが、二人ですごい笑顔を見せながらすれ違うシーンで引いた。このキモカップルをどうしてくれようかと思った。普通に走って馬車に追いつこうとする場面では戦慄。望月峰太郎のストーカーマンガ『座敷女』の、異常なスピードで追いかけてくる女を思い出した。と思ったら案の定転んでお弁当を地面にぶちまけて泣いている。そんなベタなことはさすがにやるまいと思ったのに、マジでやるとは…。 自然の風景や食事の温かみなど、雰囲気的にはいいと思える部分もあったのだけれど、どうしてもこの少女に感情移入することができなかった。たぶんチャン・ツィイーが致命的に好みではないのが敗因だろう。なにしろどこが可愛いのかが理解できない。顔はいいけど、おさげもいや、仕草もいや、笑顔もいや。純情ぶったぶりっ子にしか見えない。なぜ他の方はみんな褒めているのか? 自分の好みがマニアックだとか? いやいやそんなはずは…。 生理的に受けつけなかったので、本作を楽しめる人たちを羨ましく感じる(皮肉ではなく)。 【no one】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-12-09 09:30:55) (良:2票)(笑:1票) |
226.いいんじゃないでしょうか。好きな人に対する気持ち行動がストレートに出ていていじらしい。井戸から汲み上げた水をまた戻すとこがいいね。チャオ・ディのおさげ髪の結び目の位置が絶妙、カワイイ。のどかな風景もよかった。たまにはこんなピュアな映画を観るのもいいものです。だけどぉ個人的には先生じゃなくて同じ村のあの人、あの人のほうがハンサムで好みだった。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-12-08 21:28:51) |
225.初めは、たんたんと流れるストーリーに、どうなることかと思いましたが、最後のあたりで、ちょっと感動しました。音楽も良かったし、景色も雄大で、映像も綺麗です。チャンは、確かに可愛いが、あの走り方はどうかと思いますよ(笑)。 【瑞鶴】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-13 09:28:23) |
224.邦題は良いセンスしています。回想がカラーで現実が白黒というのも成功しています。中国北部の寒村の設定でも、貧困や悲壮感を感じさせず、純粋な恋愛と人々の心の豊かさを強調しているのが成功の要因でしょうね。文革のエピソードもサラリと触れる程度にして、その代わり豊な自然はまぶしいくらいに美しく撮っている。学校を建てている時の昼食時、テーブルに並べられた食事を男達が取っていくシーンの撮り方なんかもいいですねえ。懐かしさを感じるのは、昔の日本にも通じるところがあるからだろうなあ。 【パセリセージ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-10 16:30:18) |
223.「のび太の宇宙開拓史」以来、映画を見て泣いた。 【Date】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-08-02 22:49:31) |
222.素晴らしい!素晴らしすぎる。こんなにも泣ける恋愛映画って滅多にないぐらい良い。チャン・ツィイーの表情、動き、全てにおいて観ていて泣けてきます。なんて健気で、純粋な子なんだと!この映画、単なるアイドル映画なんかじゃありません。きちんとした家族への思いやり、人と人の心の絆、人が人を好きになることの素晴らしさを瑞々しく描いた素晴らしい映画です。文句なしにチャン・イーモウ監督の最高傑作であって、チャン・ツィイーの出ている映画のナンバーワンムービーです。 【青観】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-07-29 19:27:58) |
221.若かりし頃のチャオ・ディの姿を見ていると、最後にうじうじとあんなこと言わないんじゃないかなぁ(きょうかさんと同じく長いと感じました)・・・と気になりました、が・・・しかし、しかし、先生に餃子を持たしてあげようと走る姿に涙はボロボロ。こんな恋したこと否、だからなぁ・・・いいなぁ。 【ジマイマ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-05-13 23:08:53) |
220.美しさと壮大さを兼ね備えた良いラブストーリーかもしれないということは分かるのですが…。きぶくれしたチャン・ツィーの走るフォームがあまりにもコメディーなので、残念ですが感情移入できませんでした。どんなにかわいい顔の女の子だろうとも、あの走り方を見せられると、好きになる前に、きぶくれ者専用ウォーキングスクールに通って欲しいと思ってしまうのは僕だけでしょうか? |
219.「アジアンビューティー」ことチャン・ツィイーです。ヨーロッパが嫉妬する黒髪です。その彼女を世界に知らしめた出世作がこれ。チャン・イーモウがまるで彼女を「発見」したかのように、カメラは彼女を追っていきます。多少のバランスの崩れは無視。ファインダーに捉えられた未来のアジアンビューティーは完全無欠の田舎娘を演じきり、目がくらむほどの極彩色の風景に溶け込んでました。俗っぽい審美眼は置いとくとして、純愛映画に欠かせない、古き良き時代の設計は完璧だったと思います。ただ、映画としてはつまらんですね。まったく映画に無駄がないから。チャン・ツィイーの魅力もノスタルジックな田舎も全部計算されてる感じがします。だから想像のつく魅力でしかないんです。ゴダールの映画におけるアンナ・カリーナを見るとドキッとする瞬間が何度もありますが、これは計算できるものではないと思います。最近観たものだと「子猫をお願い」のペ・ドゥナにもそういう瞬間がありました。この映画はチャン・ツィイーを愛玩化することで、カメラの先にある意外性を排除している気がします。ただ一ヶ所だけ、料理を作っているシーンではチャン・イーモウの愛玩から解放されているように思いました。「紅いコーリャン」のコン・リーも、やっぱり料理を作るシーンがいいんです。蒸したギョーザを手で触るシーンがこの映画の白眉ですね。 【Qfwfq】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-04-21 07:45:12) |
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218.いい映画だし、余韻残ったけど話自体はフツーでした 【ALEC】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-04-16 23:06:42) |
217.四季の変化が美しいです。 【アルテマ温泉】さん 7点(2005-02-27 17:01:54) |
216.シンプルで暖かみのある映画でした。恋する人への気持ちのひたむきさには頭の下がる思いでした。先生役の男性が男前でないところも良かった。しかしできたらチャン・ツイィーを知らないうちに観たかったです。なんか「2046」などの彼女を先に観てしまったせいで、どうも清純なイメージがダウンしてしまいました。全く彼女のせいではないんだけど。残念。 【クリロ】さん 7点(2005-02-16 01:01:42) |
215.チャン・ツィイー(若き日の母)のことをチョン・ハオ(若き日の父)が必死になって追いかける…という内容だったら、きっと超一級のパニックムービーになっていたことだろう。 【Minato】さん 6点(2005-01-05 23:51:06) |
214.私がこの系統の映画を観ることはありえないと思っていた。まず観ようと思わないからだ。しかし、この間BSであってたのを会社の先輩にビデオに録画してもらっていて今日観ようという気になった。今精神状態があまり良くないのでそういう時しか観たいと思わないからだ。さて観終えてからの感想、『号泣』・・・どういうことだろうか?正直中盤の少女のシーンもじんわりきていたのだけどラスト近くの母と息子が語るシーンでなぜだか涙が止まらなかった・・・。こんな「単純バカ」に生んでくれた親にありがとうと言いたくなった。ここ何年も家を離れて両親とまともに会話したことがなかった。たまに帰省しても話すこと自体を面倒臭がっていた。自分はもう親から離れた”大人”だから子供扱いすんなという感じだっただろう。でも親から見ればいくつになっても目を離すことが出来ない”子供”なんだろうな。今年の正月も仕事で帰れないけど正月過ぎたら早く実家に帰り将来のこととか語り合いたいものです。 【tetsu78】さん 10点(2004-11-28 00:17:53) |
213.映画全体的に起伏の少ない、淡々と進む作品なんですが、風景の撮り方が秀逸で、その場にいるような気分にさせてもらえた。すごくきれいな空気を吸っているような気分がした。どこに感動してるかよくわからないのに自然に涙が滲むような作品でした。 【ぱぴんぐ】さん 8点(2004-11-19 10:52:14) |
212.純朴なのに自分の恋だけにはアグレッシブなのには驚いた。あれが中国人のメンタリティなのか。 【モチキチ】さん 6点(2004-11-19 05:54:09) (笑:1票) |
211.チャン・ツィイーの純朴さが良いね。初恋の切なさが実に良く描かれています。特の最後の件は涙物。自分の中で忘れ去られていた気持ちが、洗われていくようです。 余談ですが、茶碗を直す商売があるというのに驚き。ブラックジャックみたいなこの茶碗、汁物入れたらどうなるんですかねえ。すごーーーーーーく気になります。 【tantan】さん 8点(2004-11-14 22:35:27) |
210.映画史において“女優”というものの持つ価値は絶大なものだと思う。映画の物語自体はぱっとしなくても、ただ一人、光を放つ女優がいたとしたら、それだけでその映画は良い映画になる。と言うとまるでこの映画が主演女優の力のみをもって成立しているように聞こえるが、そうではなく、それでも尚、女優の存在を強調したくなるほどに、この映画の主演女優は素晴らしい。女優の魅力そのものに対して、これほどまでに心が揺れ、涙が溢れ出しそうになったことはない。いまや“アジアのダイアモンド”と称され世界中にその魅力を放つ女優となったチャン・ツィイー。その秀麗な原石を生み出したこの映画の誕生と存在意義自体に、壮大な運命を感じ、またじわり涙が出る。 【鉄腕麗人】さん 9点(2004-11-12 23:06:00) |
209.今の情景を白黒で描いているのは、たぶん思い出を白黒、今をカラーというよくある描写法の逆をやってみたかった、というのがまずひとつと(変わった事好きのチャン・イーモウらしいよね)、 それから、今の故郷の状況こそを、現実から距離をとってノスタルジックに描きたかった、というのがあったんじゃないでしょうか。少なくとも僕にはそう感じられました。白黒だから、今は悲劇的と言う解釈は僕の印象とだいぶ違いました。大体ラストは明らかなハッピーエンドですし。 あと、僕がこの映画でいちばんすごいとおもったのは、自分自身のではなく、自分の母親の初恋をここまでビビッドに描く、というのは、これもいかにもチャン・イーモウくさい新しさなのではないかと。両親の恋愛って、ある程度の年齢になっても、ちょっと気恥ずかしいものだし、せいぜい古い白黒のアルバムで想像をふくらませるようなものだと思うんですが、それをここまでまっすぐ、ほとんどそれだけをテーマに押し出したというのは、ふつう僕らの生活のなかでありえない経験なだけに興味深かったですね。ただそれを欧米人が「アジア人の感性」とひっくくって僕らの文化を誤解するのは困るなあと思うんですが。あれはチャン・イーモウの個人的な芸術だと僕は感じるので。 【小原一馬】さん 7点(2004-11-12 16:05:20) |